杵屋六郎ブログ

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都風流 雪の合方替手

2017-09-30 22:48:38 | 日記


都風流 二上り(お歯黒どぶから段切れまで)の録音と替手の合わせ録音をした。

https://soundcloud.com/bsvo8eigrbpq/bur4rlbfhyuo

https://soundcloud.com/bsvo8eigrbpq/ktyqmn505li0


おはぐろ‐どぶ【▽御歯黒▽溝】の意味
出典:デジタル大辞泉(小学館)
《遊女たちが使ったお歯黒の汁を捨てたところからという》江戸新吉原遊郭を囲むみぞ。遊女の逃亡を防ぐために設けたもの。大どぶ。


録音マイク

2017-09-30 00:05:29 | 日記

録音の音質向上を目指して10年ぶりにマイクロホンを購入した。audio-technica製 プラグインパワーとバッテリー方式両用出来る。ヨドバシアキバで購入。
新しいマイクを使って都風流の菊供養から新内までを録音した。昨日までの録音より音質が良くなったように思われる。新内流しの替手も弾き方を加減することでバランスも良くなった。

都風流 三下がりから虫の合方

2017-09-28 22:49:33 | 日記

SoundCloudに都風流 三さがりから虫の合方までをアップロードしました。虫の合方は替手入り。調子は4本。


【都風流の解説】

昭和二十二年(1947)六月一日、長唄研精会第四百回記念の新曲として帝国劇場で初演された。作詞は久保田万太郎、作曲は四世吉住小三郎(後の吉住慈恭)と二世稀音屋淨観の合作である。

作詞者の久保田万太郎は浅草生まれ、劇作家、演出家、小説家、俳人として活躍、東京の下町、特に浅草をこよなく愛し、その作品には浅草に生きる庶民の哀歓が描かれている。

この曲も浅草に住まっていたという江戸時代の画家であり俳人でもあった酒井抱一の句「これよりして」に始まり、隅田川の風情から「千成市」「草市」「菊供養」「仲見世」「べったら市」「酉の市」「吉原」「歳の市」と、江戸から明治・大正頃の浅草界隈の風情を四季の移り変わりに従って情緒豊に綴られている。

作曲の二人、小三郎、淨観は長唄研精会の創設者であり唄、三味線の名人で、明治三十六年の「四季の色音」以後数多くの合作をしているが、この「みやこ風流」は戦後作曲の長唄曲のなかでは最も広く流行している曲といってもいいだろう。それだけ名曲なのである。

三下りから本調子、二上りと転調する。「千成市の昼の雨」「菊供養」「引けは九つ」が聞かせどころであり、新内流しの合方をはじめ短い合いの手にも古き良き時代の浅草がしのばれる曲である。


解説者『長唄研究会:植田隆之助』


2017-09-28 19:12:15 | 日記

唄の場合、歯は楽器の役割として重要な役割をする。三味線の場合も演奏時にかみ合わせが悪いと弾きにくい。歯を食いしばって弾くことが多いと歯が欠けやすい。
①喉の手入れと共に歯の手入れをしておくことは唄、三味線ではとても重要である。
②1本欠けても不自由に感じる。健康を保つうえでも大切に管理する方が良い。
③マウスピースやガムを上手に用いれば歯に負担がかからないで三味線を練習できる。