杵屋六郎ブログ

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精確な勘所

2016-11-30 20:29:43 | 日記

勘所を押さえるためには上記の図のように人差し指を基準にしてコンパスのように薬指、中指を押さえることが必要になる。文化譜で2と3、4と6、9と10は人差し指を起点としてしっかりと押さえ、そして薬指を押さえる。この際に基準の勘所を動かさないことが重要だ。勘所の違いを指の距離感でつかむようにすることが精確さへの第一歩になる。基準になる人差し指を離して薬指、中指を押さえるのは勘所を外しまくる原因になる。従って、解放絃以外は人差し指は常に押さえるのが基本である。何事も一つの目安を持つことで精確さが再現しやすくなる。
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悟るほど真の上達に近づく。

2016-11-26 23:56:46 | 日記
一生の時間を費やしても勉強できる時間には限りがある。幼少から芸事を始めても絶えず進歩し続けることは難しい。何度も壁に突き当たることが多い。同じ次元でいくら稽古を積んでも解決しない問題にぶつかってこそ進歩の糸口がつかめる。ピンチは最大のチャンスだ。発想を転換させよう。
ヒントは意外なところで見つかることが多い。稽古方法を見直し、同じ方向からの発想を逆転させよう。最初から限界だと決めつけないことが必要だ。
唄における換声点の克服(高音を出せるように)や三味線にバチ速度の改善(手順を鮮やかに早く弾く)などは誰でもが克服しにくい問題だ。
一番の解決方法は良いお手本との出会いである。良い師匠に習うことがお手本への近道だ。良い師匠なら必ず問題解決のヒントをもらえる。
色々な事情で良い師匠に習えなくてもあきらめる必要はない。お手本を注意深く観察し自分の芸と比較しよう。自分を教える最も良い教師は自分であると考えて、時間をかけてお稽古を改善していこう。無駄な動きを発見できるかどうかが解決のカギになる。ビデオでチェックするのも有効な手段だ。
例えば、発声方法のヒントはあらゆるところにある。列車の到着をアナウンスする声。「うウえエのオーー」である。他の駅でも同じである。こんな僅かなことも日本語の唄の上達に大きく繋がるヒントになる。最も自然な発声方法を知ることが出来る。
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録音と再生に適した音楽プレーヤー。

2016-11-26 01:44:07 | 日記

音楽をパソコンで管理する現代でも録音と再生の問題は非常に重要だ。大切なデーターをデジタル音源で保管することが完璧とは言えないが、録音や再生の問題は避けて通れない。膨大なデーターを再生するのにストレスは禁物である。だから取説を見ないでも直観で使えるプレーヤーが必須アイテムになる。故障しないでシンプルで使いやすい道具なら間違いはない。使ってみなければわからないし使い方の個人差があるので高額、高音質に騙されない方が良いし、安くてもすぐ壊れるのは避けた方が良い。
今まで使てみて良いと感じたプレーヤーはソニーではSDカードプレーヤとデジタルミュージックプレーヤーアップルではiPod touch、写真の三つが使いやすいベスト3である。
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芸ほど資本主義での原理が当てはまるものはない。

2016-11-20 00:38:35 | 日記
資本を多く投下した者が多くの利潤や余剰価値を手にするのが資本主義のシステムだが、芸術や科学の分野においては、大きな資本なしには大きな発展は望めない。
簡単に言えばお金と時間を湯水のごとく才能が開花するまでに投資できるかどうかである。芸における才能や素質があっても開花するまでに挫折してしまうこともあるのが現実だ。限られた資本で練習時間も少ないとこからは大きな利潤は生まない。才能を育てるにはエージング期間がどうしても必要になる。
上達を望むなら舞台用の三味線やバチを日常の稽古で使い倒さなければならない。音を出し難い楽器では本当の練習を積むことは出来ない。良い楽器が三味線の上達へ導いてくれる。そして、表現の自由度が大きく広がる。駒や糸も鳴る三味線を構成する上で重要な要素だ。糸も千回ぐらい取り替えると糸の性質がわかるようになる。
最大の問題は良い師匠に習うことであり、それ相応の経費が必要となる。
演奏家として成功するには最高の技術をマスターし、それを使えるチャンスが来るまで辛抱しなければならない。多くのチャンスは代役を立派にこなすことが鍵になる。
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常識を破る稽古 勘所編

2016-11-15 14:10:08 | 日記

三味線では通常使わない勘所を使い、人とは違う新しい即興演奏に備えておく。あるいは通常に使用する勘所でも一味違うユクリを使って雰囲気を出す。作曲、編曲においては三味線の手順を無視することはできないが、常に新しい工夫を演奏に取り入れることは演奏向上に必要な考え方である。
例えを以下に挙げる。
①文化譜の18以上の勘所を使って練習する。(胴に最も近づけるギリギリの所まで)
②文化譜で書けば0.5の勘所を上手く使う。(1あるいは1.5までスリあるいはコキ)
③余韻を消し、ミュートを効果的に使う。(人差し指、中指、薬指の他に親指も)

勘所を自由自在に使いこなし、自分のイメージ通り演奏できれば、表現の幅は飛躍的に広がる。勘所を遊びつくして自由に使える技を身につけよう。
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