多 摩 川 歌詞 グリーンのマーカーの歌詞がYoutubeにアップ出来た箇所です。
それ帝都二百余万の民草が 潤ふ水のみなもとは
遠く丹波の山澗に発り 青苔衣を負ひて 巌の肩にかかり 白雲帯に似て山の腰を繞る
昼も日原の影暗く 轟然として荒まじき
高く御獄の麓より 和泉中島流れて末は多摩川の 雨には異る渡り口
晴れて客呼ぶ鮎漁が 鵜縄のさばきおもしろや
昨日の袖も乾しやらで まだき濡れそふ朝露に 浪も光を打ち寄する
昔恋しき調布は 賤が手業に時ならぬ 河原に雪の白々と さらす乙女が拍子うた
六所祭はさまざまあれど わしが好いたは帷子市よ ずんどはじめは麻布織りて
国へみつぎの余りは 誰に たれに着しょとて糸紡ぐ
ソレソレ晒せ晒せ 晒す細布さらさらさっと 晒す細布さらさらさっと つきぬ流れは多摩川の里