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舞踊や舞では自分の姿を色々な角度から見ることができるので、死角のない美しい動きを研究すのに便利です。三味線や唄の場合でも同様に自分の動作を研究するのに役立ちます。
常に無駄のない動きを研究することで三味線ではバチの動きや姿勢を、唄ならば口の型や開き方をチェックすることができます。楽譜を見ながらだと鏡でチェックするのはむつかしいので暗譜した方が鏡を見やすくなる。ビデオカメラを利用すればさらに細かい動きも見ることができる。この場合は譜面を見ながら録画して、後でチェックすることができる。鏡の活用は様々な角度からする方が自分の気が付かなかった癖や無駄な動きを修正できる。
最も自分を知っているのは自分自身であり、自分を教えて、鍛え直す最良の人は自分自身です。くれぐれも自分に甘くならない注意は必要です。
三味線の左手の動きでは常に糸を素早く押さえることができるように糸から指を1cm以上は話さない方が無駄な動きがなくなります。指は糸に対して直角になるように。バチは基本の位置から動くようにして空中で間を待つことがないように。バチ皮の中央部分を正確に弾けているか?色々な課題をクリヤーすれば大きな上達への道が開けます。