杵屋六郎ブログ

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音の絵を描くつもりで弾く

2017-11-20 23:15:16 | 日記
三味線を演奏する時は常に音の絵を描くつもりで弾こう。この心構えが演奏力を発揮するのに大いに役立つ。絵を描くという意識を高めることで音の連続性につながる。それがアートへの入り口になる。
①音は色であると置き換えるだけで様々なヒントが掴める。替手や上調子、タマは色をヒントにすると分かりやすい。
②演奏しようとする曲の主題はなんであるかを常に考える必要がある。主題とは表現しようとする中心的内容である。
③絵であれば色、筆、描き方、構図というとらえ方でヒントが無数に増える。お手本を分析する時もこのヒントは使える。
④絵ならば一にデッサン、ニにデッサンといわれるように、デッサンが重要となる。
⑤常に絵との共通性を考えることで、絵が身近なものになる。
⑥物語なら人物像を把握してタッチを変える。
⑦情景描写ならその変化に応じて描き方を変える。