杵屋六郎ブログ

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基本のき⑱糸道

2018-01-31 23:18:54 | 日記


初心者を教えることを糸道をつけるとも言う。糸道はとても重要な役目があるので、それを理解することは上達の近道になる。
①毎日、練習を重ねれば糸道は自然につく。
②糸道がつくのは中心より中指寄りになる。糸の通り道が指の中心になる。
③爪を切ると糸道もなくなるので、その時はヤスリで通常の位置につけ直す。
④糸道により爪がしっかりと固定されるので勘所が正確に押えられる。
⑤糸道が大きすぎると糸が糸道で動いてしまうのでハジキの時に糸が遊んで安定した音が出ない。糸道を小さく修正する必要がある。
⑥糸道が全くない状態では爪が滑って間心が押えにくい。ヤスリで少し道をつけておくことが望ましい。

基本のき⑰勘所の移動

2018-01-31 22:33:50 | 日記

スムーズに勘所を移動させるには棹を持たないようにしよう。絃を押える指に力が入らない為に親指で棹を押えてしまわないようにしよう。親指で棹を握ると移動する時に離し、勘所を押える時に握るという動きになるので無駄が多い。
①人差し指、中指、薬指の3本の指が自由に動くように訓練しよう。
②勘所を押える指の力が弱いと良い音が出せない。指の力を強化しよう。
③グリップボールで握力を強化しよう。
④意識して普段から左手を使うように心掛ける。
⑤訓練が理想通りに出来れば左手と右手の握力が同等になる。