杵屋六郎ブログ

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基本のき①三味線

2018-01-18 22:36:53 | 日記
三味線の基本は口三味線を言うことから始まる。口三味線は三味線語を話すのに必要な言葉だ。赤ん坊が言葉を覚えるのに3年はかかる。同様に三味線語を言えるようになるには3年くらいかかる。子供は覚えるのが早いが大人になればなるほど覚えが悪くなる。口三味線が大事だと早く気が付くことが必要だ。
①三本の糸を区別できるように言い分ける。
②音程を正しく取りながら言えるようにする。
③スクイとハジキで同じ音になる時は、ひらがなとカタカナで区別するなどして自分なりに区別しよう。慣れればパターンでスクイとハジキに久場悦は自然につく。
④楽譜に記載されている口三味線をすべて書き直す。実際に使われている口三味線を書こう。
⑤口三味線で言えれば必ず弾くことが出来る。弾けないのは言えないからだと思って練習しよう。
⑥たどたどしく言う口三味線ではなく流暢な口三味線を目指そう。これは語学に共通している。
⑦一曲を空(ソラ)で最初から最後まで言えることを目指そう。短い曲から始めれば自信が付く。
⑧調子を決めておくと口三味線に慣れるのが早くなる。
⑨書くことで口三味線に慣れる。口三味線を言いなれると覚えが数倍早くなる。
⑩言えるようになったら口三味線から少し遅らせて三味線を弾けるようにしよう。高度な技術だが上達には役立つ。