子育てにキラッと魔法をかける ろっこのブログ 「ろこ はうす」

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新潟県長岡市青葉台

学校に行けない子の場合

2021-04-12 07:22:19 | カウンセリング、セラピー
私は今、子どものセラピストを少しずつ養成しています。

セラピストになるには自分の内側の問題をひたすらクリアにしていくことが必要なので、

一朝一夕にはできません。

昨日は私がクライアントになり、セラピーの練習をしていただきました。

その時に私が作った箱庭は思いがけず、パワーに関する箱庭でした。

私の内側から湧き上がって来るパワーをまず表現してみました。

すると何か危険な感じがして、見守りの存在を置きました。

でも、そのパワーを表現することに意味があるのです。

子どもはよくこんな表現をします。

破壊したい、やっつけたい衝動を表現するのですが、

それを表現した後に、自分の内側のバランスを取る表現をしたり。





この箱庭の砂は固さが調整してあり、通常の砂より遊ぶのに力を使います。

親や大人に抑圧されて無力に陥っているタイプのお子さんが

自分の力を取り戻すのに良いと、私は感じています。

学校に行けなかったり、外に出られないお子さんは、

自分自身の感情的な反応がしんどかったり、

大人に権威を明け渡してしまっていて自分軸で生きられなくなっています。

そういう場合に自分自身の力を取り戻したり、バランスを取ったりするのに

箱庭で表現出来ると違ってきます。



時間がかかるお子さんもいますが、

一二回で学校に行けるようになるお子さんもいます。

子どもが学校に行きたくない、と言っていても、

自分に力を取り戻すと案外みんな喜んで行ったりもしています。

学校に行くのが楽しみ過ぎる〜、なんていう風に変化していくのを

目の当たりにしています。

私は学校に行っても行かなくてもいい派ですが、

お子さんが本当は行きたいのなら応援しています。


昨日、丘陵公園のカタクリの群生を見て来ました。
よく言われる言葉ではありますが、
人と較べるのではなく、
ただ自分自身であり続けられるか。
これは大人、子ども関係なく、人として共通のテーマですね。