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YouTube: Emerson, Lake & Palmer-Toccata (California Jam 1974, remastered by me)
今日は、そろそろ秋かな、感じる日でした。9月も、もう終わりに近いし、本当に時間の流れが早く感じる、今日この頃です。今日は、久し振りにEL&Pを聴いてみようと考え「Toccata」にしました。EL&Pといったら私の場合「展覧会の絵」なんですが、この曲もなかなかスケールの雄大さを、感じさせる曲です。
1973年初頭にELP自身がレコード・レーベル「マンティコア」を設立した。本作は、そのマンティコアから初めてリリースされたELPのアルバムである。前作の『トリロジー』から約1年半ぶりの新作であり、全盛期ELPの最後のスタジオ録音作品でもある。
それまでELPは、大概は2~3ヶ月でアルバムを仕上げていた。そのため、約半年程度で新作をリリース出来ていたが、本作は9ヶ月かかったと伝えられている。レコーディングの途中でツアーが開始されたり、キース・エマーソンが音楽的に行き詰ったり、といったトラブルに相次いで見舞われたものの、11月の全米ツアーには間に合う形で発売された。
特徴としては、まず新型のポリフォニック・モーグ・シンセサイザー(ポリ・モーグの試作品と推定される)を初め、新しい機材が大幅に導入された事。それまでは脚色の範囲でしか使われていなかったシンセサイザーが、作曲/編曲の段階から使用を前提として考えられている事が挙げられる(例えば、アルベルト・ヒナステラのピアノ協奏曲第1番終楽章をアレンジした「トッカータ」などは、シンセサイザーの機能があって初めて実現しうる構造になっており、「悪の経典#9」でも、随所にそういった要素が存在する)。
さらに「悪の経典#9」の一部で、グレッグ・レイクがエレキ・ギターを弾き、本来ならグレッグ・レイクが担当するベース・パートを、キース・エマーソンがシンセサイザーで弾く、という構造が成立している。もともと、一流ミュージシャンの集まりだから当然と言ってしまうと、おわりですが、とても素晴らしいバンドです!これからも、よろしく!