
【あの銘店をもう一度シリーズ第15弾】【ラー博30周年記念企画】
【ラーメンの鬼「支那そばや」鵠沼時代の復刻らぁ麺】
「支那そばや」の創業は1986年8月、神奈川県藤沢市鵠沼海岸にお店をスタート。創業者は、佐野実さん。
最初は思う味が出せずに、客足も少なく、厨房で悔し涙を流したんだそうです。
オープンから1年半ぐらいが経過して、ようやく自分が思い描く味を出せるようになり、お客さんからも美味しいと評判になり、人気ラーメン店へ。
佐野さんは生前、オープンして8年ぐらいで自分が思うような完成形の味を出せるようになったと仰ってますが、その年はちょうど新横浜に新横浜ラーメン博物館がオープンした前後。
2000年には新横浜ラーメン博物館に「「支那そばや」を初出店。
自家製麺、国産小麦、厳選素材など、今では当たり前のラーメンの常識も、佐野さんが、この時代に築き上げたパイオニア。
鵠沼の本店は、お弟子さんに任せるようになりましたが、そのお弟子さんが急に辞めてしまい、2004年に鵠沼の本店は閉店。
今回は閉店した鵠沼時代の佐野さんのレシピを元に、当時のらぁ麺を復刻。
今回のラー博企画にはこうした深い意味が込められています。
佐野実さんは残念ながら、2014年に他界。
佐野さんのご遺志を、奥様のしおりさんが引き継ぎ、今回の復刻らぁ麺になっています。
復刻らぁ麺は、残念ながら、2023年5月15日まででした。
僕はすでに、①鵠沼金華豚チャーシューメン、②鵠沼醤油ワンタンメン、③鵠沼醤油らぁ麺+名古屋コーチン味付けたまご+鮭節ご飯を頂きました。
感無量!
ご馳走様でした。
天国の佐野さんに感謝と、敬意を込めて。
*注釈、支那そばや本店は、2008年11月に佐野さんの出身地、戸塚でリニューアルオープン。現在も営業中。当時テレビの特集で、佐野さんが奥様のしおりさんに、「君のおかげ」と言ってらぁ麺を作ったシーンは、今でも鮮明に記憶しています。














