【Fuku】
ちょっとご無沙汰でしたが、革製品のプロダクツでは絶大なる信頼をおけるレインボーカントリー主宰の三好番長が革もの製品のブランドとして一昨年立ち上げた"California Mfg."。以前にも熊ジャンとかバッグとかは紹介しましたが、今回は殆どオーダー状態で作ってもらった王道の30年代のスポーツジャケットをモチーフとした革ジャケットをご紹介。
革見本を見せてもらい、あとはジャケットの型は定型のシングルジャケットのこの型でキマリで、袖口とかいろいろと意見を言わせてもらいましたが、サイズは定型の38のままで袖の長さもいじっていません。でも革には特に注文をつけて、もうムラムラのものスゴイフィニッシュに仕上がったものを部材違いで使ってもらうという感じで指定したら、もう言うことないほどの当方の要望どおりの革を使って仕上げてもらいました。なんだあかんだあ注文をつけていたので、出来上がりまでにはちょっと時間がかかりましたが、もう言うこと無い素晴らしい出来で、数ある革ジャケットの中でもこれは本当に一番ともいえるお気に入りジャケットになりました。
旧マッコイズのフォアマンズ・ジャケットに似てますが、着丈の長さとか脇下のパネルの使い方とかが全く違います。
なによりももうイヤらしいほどのムラムラの革が目立ちます。ライニングも色合いの良いウールを貼ってもらって、画像では見えませんが、内ポケットまでついています。全く自己満足ですが、こういう目立つ革ジャンはなかなか無いのでは、と自画自賛してます。こんな革を使ったジャケットなんて30年代当時には無いって言われてしまえばその通りですが、それでもイイんですよ。なんてたって"番長作"ですから。