「ねぎちゃーしゅーたまごのせ大盛 1100円」
☆☆☆
麺 :☆☆
スープ:☆☆☆
具材 :☆☆☆
店舗 :☆☆
価格 :☆☆
当たり外れ:☆☆☆☆☆
場所とか営業時間の詳細はこちらからどうぞ⇒
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背油豚骨醤油といえば河童ですね。
知り合いに教えてもらってから少なくとも2年は経ってますが、
教えてもらった時点で最盛期は過ぎていたそうです。
まだお店を改装する前が一番美味しかったとのこと。
アメ村にチェーン店をだしたそうですね。
神座や金龍の二の舞になりそうな予感です。
河童では必ずねぎらーめんを注文して下さい。
それ以外の注文はおすすめできません。
ねぎの食感が河童の生命線なのです。
私も最初は普通のらーめんを注文してしまい、
期待していたほどのスペックはなくがっかりしてましたが、
ねぎらーめんを食べた時はまるで別の料理でした。
個別では並なんですが、
麺とスープにねぎが加わることで奇跡がおきます。
河童大したことないと言ってる人の一部は
普通のらーめんを注文した人に間違いありません。
さて、
そんな思い入れがややある私ですが、
今回もN氏がお会計ということで
普段確実に注文しないメニューというか贅沢に挑戦しました。
この決断がまた新たな発見につながるなんて……。
チャーシューにはもともと期待してません。
むしろチャーシュー麺はおすすめできませんね。
それほど存在感の薄いチャーシューなのです。
写真では丼からチャーシューがあふれてますね。
そうでもしないと忘れてしまうぐらいのものなのですよ。
よくある手法ですが、
最初はどうこの器からはみでたチャーシューを
処理してよいのか誰もが迷うはずです。
ある御方から
好きなように食べなさい
という、ありがたいお言葉を頂き、
それ以来すぐに沈めるようにしてます。
さめてしまいますからね。
まぁ、今回はおごりということでいわゆる景気付けです。
空腹もあって大盛にしましたが、
どうやら麺が増えてるだけの模様です。
そう、
ねぎと麺、スープの絶妙なバランスが崩壊したのです。
麺に対するねぎの割合が減少し、
食感が乏しくなったわけです。
大盛はおすすめしません。
替玉は論外です。
非常に繊細は料理なのですよ。
最後に、
河童はぜひ何度か足を運んで下さい。
繊細な料理だけあって、
日によって味が大きく変動します。
はずれな時は2点つけばいいほうですが、
あたりな時は少なくとも4点はつきます。
ちなみに、
空腹感という調味料に惑わされないで下さい。
食事自体はおいしくなって最高なんですが、
もしらーめんを評価するなら全体の2割ぐらいを
食した時に真剣に味わいましょう。
今回はじめてにんにくをしぼってみましたが、
とんこつの風味が強くなった感じです。
にんにく一つでとんこつになるなんて、
イタリアンのトマトに負けない存在ですね。
2005.03.14