詩 「 春 」 2018-02-02 14:11:48 | 詩 空から 雲のかけらが 舞い降りる その着地は 存在しないかのように 笙の一音の 永遠のように 私の 手のひらの 春に 春よ 私の手のひらに 春よ 燕が空を削いでいく あぁ 動けぬ山のごとく 覚悟して さぁ 春を 迎えよう 舞い降りる 舞い降りる 白く 白く 産声のごとく 白く 私の手のひらの 春に 春よ #ポエム « 詩 「 張り紙の店 」 | トップ | 詩 「 路地の陽だまり 」 »