きになるRINGO

木に生るのは林檎
気になるのはRINGO
ミュージックメモリアル。
音楽を中心に気になる徒然。

ジャクソン・ブラウン&シェリル・クロウ追加公演

2010年03月12日 | 音楽
本日はジャクソン・ブラウン(Jackson Browne)&シェリル・クロウ(sheryl crow)追加公演です。
新宿厚生年金会館です。
ウェルシティ東京(東京厚生年金会館)が正式な名前ですが今月一杯で閉館になります。(当ホール所謂洋楽最後のコンサートです)

来日最終公演ということもあってバンドのノリもハイテンションで盛り上がりました。




セットリストは初日と構成が変わりました。

ジャクソン・ブラウン セットリスト
1、Time the conqueror、
オープニングは変わりないです。
2、Culver Moon
3、Sleeps、Dark、and、Silent、Gate
これはオーディエンスのアンコールに応えた曲です。
やはりバンドはリムショットとハイハットでリズムが入るだけでした。
オーチャードホールのアコースティックコンサートを思い出しました。
4、Fountain of sorrow
5、Late for the sky
6、Somebody's baby
シングルのヒット曲なので結構盛り上がりました。この曲がきっかけの方もいるのでしょうね。
7、I'm going down to Cuba
東京在住のキューバの友人を紹介します(と云う風に聞こえました)
とトランペットをフィーチャーしました。
もう1曲くらい演奏しても良かったのに。
8、Far From the Arms Of Hunger
9、Lives in the balance
エレクトリックウッドベースとカホンが良い味を出しています。女性ヴォーカルのパワーも感動的でした。
10、Doctor my eyes
初日はアンコールでした。アコースティックでも今回のバンドアレンジでもよい曲はどんなアレンジでも沁みます。
11、About my imagination
この曲も2人の女性ヴォーカルが力強いです。一人はおなかに赤ちゃんがいるような仕草をして、ジャクソン・ブラウンが気遣っている雰囲気がありましたが気のせいかな?
12、The Late Show
13、The pretender
14、Runnin' On Empty
ここでオーディエンスも前回同様総立ちです。

そしてシェリル・クロウを紹介して
15、Take It Easy (with Sheryl Crow & band)
シェリル・クロウのバンドメンバーも全員揃って最高潮です。





ジャクソン・ブラウンはデヴィッド・リンドレィ(David Lindley)と7月、8月にUS、EU ツアーを予定しています。オフィシャルサイトではジャパンツアーはありませんでしたがコンサートのMCでまた直ぐ来るよと云ってたので期待したいですね。



2部はシェリル・クロウ
こちらも初日公演とはセットリストの構成が違いました。
1、If It Makes You Happy
2、Steve McQueen
3、Can't Cry Anymore
4、Love is Free
5、My Favorite Mistake
6、First Cut is the Deepest
7、Real Gone
8、Leaving Las Vegas
9、Strong Enough
ここでサプライズでした。
先生でヒーローのジャクソン・ブラウンです。と紹介して
ジャクソン・ブラウンの登場です。
10、Love Hurts
11、Peace Love and Understanding
お宝デュエットです。
12、Good is Good
13、All I Wanna Do
14、Out of our Heads
15、Soak Up The Sun
16、Everyday is a Winding Road
17、A Change
18、I Shall Believe
19、Higher Ground

残念ながらジャクソン・ブラウンの再登場でLoad out~Stayはありませんでした。

米国のシンガー・ソングライター「ジェームス・テイラー」は本日で62歳になります。

2010年03月12日 | 音楽
アメリカのシンガー・ソングライター「ジェームス・テイラー」(James Taylor)は本日で62歳になります。(1948年3月12日生9)


ジェームス・テイラーは還暦を迎える2008年に一度アップしましたが、来月キャロル・キングと一緒に来日公演があるのであらためて取り上げました。

ジェームス・テイラーはマサチューセッツで生まれノースカロライナで育ちました。母親はオペラの歌手のための勉強をし、父親は大学の教授でした。

幼少のころチェロを勉強します。12歳の時にギターに切り替えました。賛美歌やウディー・ガスリーを聴きながらギターのピッキングを勉強しました。

ミルトンアカデミー校に進学したころニューヨークから来た10代のギタリストダニーコーチマー(Danny Kortchmar)に出会います。
ギターと歌うことシンガー・ソングライターに目覚めます。1963年にコーチマーとジェイミー&コーチを結成しカフェ等で演奏しました。

学校卒業後ニューヨークでバンド活動を始めます。
グリニッジヴィレッジなどで活動します。薬物の中毒になったり、声帯を痛めたりして体調を崩します。

1967年一新を図りロンドンへ移転します。
ソーホーなどでデモレコーディングをしますがダニー・コーチマーの伝手でピーターとゴードンのレコーディングのA&Mを紹介されます。

そしてアップルとの契約へ進んで行きます。

ロンドンのトライデントスタジオでレコーディングセッションを行います。セッション中イギリスのプログラムでドラッグの治療も実施しましたが最終的にはニューヨークへ戻り完治に向け専念しました。

ジョージ・ハリスン、ポール・マッカートニー、ピーター・アッシャー等と共にビートルズのホワイトアルバムと同じ時間でレコーディングしたアルバムはアップルよりリリースしました。これがジェームス・テイラーのファーストアルバムとなります。
James Taylor

Toshiba EMI

このアイテムの詳細を見る

発売当初のセールスは良くなくアップルは失敗作と判断しました。

ドラッグ治療を終えたジェームス・テイラーは1970年キャロル・キングやダニー・コーチマーと共に2枚目のアルバムをリリースしました。
Sweet Baby James

Warner Music

このアイテムの詳細を見る

これはプラチナアルバムを獲得します。
続いて1971年バッキングヴォーカルにジョニー・ミッチェル等が参加して”Mud Slide Slim and the Blue Horizon”をリリースしました。
これもプラチナアルバムを獲得します。
キャロルキング作の"You've Got a Friend" は大ヒットしました。
Mud Slide Slim and the Blue Horizon

Warner Bros.

このアイテムの詳細を見る

1972年リリースの”One Man Dog”にはリンダ・ロンシュダットやカーリー・サイモンがヴォーカルに参加しています。
ワン・マン・ドッグ

Warner Music Japan =music=

このアイテムの詳細を見る

この頃ジェームス・テイラーとカーリー・サイモンは結婚しました。

1974年リリースの”Walking Man”
Walking Man

Wea Japan

このアイテムの詳細を見る

はポール・マッカートニー、リンダ・マッカートニー、マイケル・ブレッカー、ラルフ・マクドナルド、デヴィッド・スピノザ、カーリー・サイモン等など豪華なセッションメンバーでレコーディングしています。
1970年代は随分精力的にアルバムを製作しました。
Gorilla

Wea Japan

このアイテムの詳細を見る

In the Pocket

Wea Japan

このアイテムの詳細を見る

JT(紙ジャケット仕様)

Sony Music Direct

このアイテムの詳細を見る

Flag

Sony Japan

このアイテムの詳細を見る

1980年代になりカーリーとジェームスの離婚の頃から再びドラッグに戻り活動も低迷します。
1985年女優キャスリン・ウォーカーと結婚し、1988年若死にはしないと頑張ります。
Never Die Young

Sony/Columbia

このアイテムの詳細を見る

1997年再びアルバムトップチャートにカムバックします。
Hourglass

Columbia

このアイテムの詳細を見る

October Road

Sony

このアイテムの詳細を見る

4月16日本当に楽しみですね。