きになるRINGO

木に生るのは林檎
気になるのはRINGO
ミュージックメモリアル。
音楽を中心に気になる徒然。

茶の湯展を観てきました

2017年04月30日 | ミュージアム、公演
東京国立博物館の茶の湯展を観てきました。






展覧会主旨

12世紀頃、中国で学んだ禅僧によってもたらされた宋時代の新しい喫茶法は、次第に禅宗寺院や武家など日本の高貴な人々の間に浸透していきました。
彼らは中国の美術品である「唐物」を用いて茶を喫すること、また室内を飾ることでステイタスを示します。
その後、16世紀(安土桃山時代)になると、唐物に加えて、日常に使われているもののなかから自分の好みに合った道具をとりあわせる「侘茶」が千利休により大成されて、茶の湯は天下人から大名、町衆へより広く普及していきました。このように、日本において茶を喫するという行為は長い年月をかけて発展し、固有の文化にまで高められてきたのです。

本展覧会は、おもに室町時代から近代まで、「茶の湯」の美術の変遷を大規模に展観するものです。
「茶の湯」をテーマにこれほどの名品が一堂に会する展覧会は、昭和55年(1980)に東京国立博物館で開催された「茶の美術」展以来、実に37年ぶりとなります。
各時代を象徴する名品を通じて、それらに寄り添った人々の心の軌跡、そして次代に伝えるべき日本の美の粋をご覧ください。


デヴィッド・ボウイ大回顧展を観てきました

2017年01月08日 | ミュージアム、公演
デヴィッド・ボウイ大回顧展(DAVID BOWIE is)を観てきました。


久しぶりに東京モノレールに乗りました。


会場の天王洲寺田倉庫G1ビルの入り口




5階展示場入り口

入場は時間制限だけど、入れ替え無しなので、会場内は身動きが取れないほど









デヴィッド・ボウイの誕生からスーパースターになるまでとスーパースターになってからの全てを網羅したような大展示会でした。

直筆の譜面、メモ
コレクションしていたアート
衣装
曲が出来上がるまでの流れ
ミュージックビデオ
ライヴ映像
出演した映画
ディレクターとしての作品
等々
思わず目頭が熱くなる展示も。。。


1日では消化しきれません。
もう一度観たいと思います。

展示質を出るとカフェがあります。


ジャガー等が協賛しています。









ポーラ美術館コレクション観てきました

2016年10月10日 | ミュージアム、公演
「ポーラ美術館コレクション モネからピカソ、シャガールへ」
を観てきました。


宮城県美術館
です。
ポーラ美術館の所蔵する日本有数の西洋絵画コレクションの中から19世紀から20世紀に活躍した画家31人の71点の展示でした。

5章構成で

第1章「印象派の誕生」
第2章「印象派を超えて」
第3章「象徴主義と新印象派」
第4章「20世紀の前衛芸術」
第5章「色彩と造形への挑戦」

近代絵画史の勉強にはぴったりの内容です。



YOKO ONO: FROM MY WINDOWを観てきました

2016年02月14日 | ミュージアム、公演
東京都現代美術館で開催している
YOKO ONO: FROM MY WINDOW
オノ・ヨーコ:私の窓から
観てきました。








主催者によるみどころ紹介
60年にわたり多彩な分野で異なるものを繋ぎ、新たな回路を作ってきたオノ・ヨーコ(1933年-)。本展は、これまで主に戦後アメリカ美術のなかで語られてきたオノの活動を、出身地である東京という都市の文脈で再考するものです。作家活動を開始するまでの関連資料や創作、1950-70年代の東京での活動、近年の作品を通して、近代と現代、欧州と日本と米国、美術と音楽と文学、前衛とポピュラーカルチャー、そして社会と個人を繋ぐ独創的な創造活動を紹介します。

オノは独自の詩のあり方を核とする、コンセプチュアル・アートの先駆者として、社会のシリアスな課題を、ユーモアに溢れたアプローチで多くの人に向けて発信してきました。本展は、戦前に既に充分に国際化していた東京を起点に育まれたその軌跡を、今日的視点から辿る絶好の機会となるでしょう。

印象に残った作品は
《穴》






《FROM MY WINDOW: Salem 1692》




続けて観ると涙がこみ上げてきます。


幼少期に観た魔女裁判の絵画が強烈に印象に残っているというオノ・ヨーコ
彼女は、「(ビートルズを解散させた)東洋の魔女」 と呼ばれるようになりました。
そんな生き様の一部を表現した作品。


《私たちはみんな水》








展示室での撮影について
「オノ・ヨーコ|私の窓から」では実際に皆様にご参加頂き、
写真撮影が可能な作品があります。

■《バッグピース》
《バッグピース》は、1964年の7月、京都の山一ホールでの現代アメリカ前衛音楽演奏会で初演され、翌月、青山の草月会館ホールでのさよなら演奏会の舞台でオノとアンソニー・コックスが行った作品です。その後も米国などでこの作品を行う際に、オノは、身体をひと目に晒すのではなく、大きな黒い袋に入って、客をもてなしたり打合せをしたりといったことを提案しています。外側から見ると、袋の中の日常的な行為は、黒い塊がまるで山のように動いているような不思議な印象を与えます。 実際に皆さんも、袋の中に入って日常の行為を演ってみてください(袋のサイズは、大人2人用、1人用、子供1人用の3種あります)。

実際に参加してみました。



展覧会を観終わるとコンセプチュアル・アートとはどんなものか実感できます。
オノ・ヨーコは生まれるべくして生まれた芸術家ということも分かります。









美術館に到着したのがランチタイムでしたので
Càfê Hai(カフェ・ハイ)でランチ


ミレー展を観てきました

2014年12月11日 | ミュージアム、公演
生誕200年 ミレー展 ―愛しきものたちへのまなざし
を観てきました。







河北新報社解説
ジャン=フランソワ・ミレー(1814-75)は、それまで絵画の主題とはなりえなかった厳しい農民の労働を見つめ、荘厳な農民画の世界を生み出した画家として知られています。その背景には、フランス初の風景画派の誕生の地となった、バルビゾン村の自然豊かな制作環境がありました。また一方で、幼い頃から育まれた自然に対する畏敬、身近な者への慈愛も、その作品を語る上で欠かすことのできない要素です。 
 家族や近しい人たち、大地と自然、そこに根ざして生きる人々や動物たちなど、ミレーは自らが愛情と共感を寄せたものたちをモチーフとし、暖かさと尊厳を備えた作品を描きました。そこにはノルマンディーの寒村で過ごした子供時代のまなざしや、妻と共に9人の子を育てた父親としてのまなざしを感じることができます。
 ミレーの生誕200年を記念するこの展覧会では、画風を模索する初期の作品から、バルビゾン村移住後の名品まで、国内外のミレー作品約80点を通してその制作の軌跡の展示です。


60歳で2回目の結婚をして、翌月に他界したとは知りませんでした。


エルメスの特別エキシビジョンを観てきました。

2014年12月05日 | ミュージアム、公演
上野の東京国立博物館 表慶館にて開催している
特別エキシビション エルメス「レザー・フォーエバー」
観てきました。



入館すると最初の部屋は圧倒的な存在感で迫る皮素材




爬虫類素材


糸のカラーバリエーション


職人さんのデモンストレーション


何これ?というのが突然あります。
実物大に近いサイの置物
ある別荘に特注させた物をエルメスが買い戻したそうです。


エルメスと言えば馬具 ペガサスのような鞍


靴を収納する鞄


革張りのギター


オブジェとしての製品群




ケリーバッグのオブジェ


トランク達


鉄の馬用ライダーズ上下


盆栽をヒントに生まれたバッグ






鞄や革製品が好きな方、究極のレザークラフトを観る事ができます。

【イベント詳細】
エルメス「レザー・フォーエバー」
会場:東京国立博物館 表慶館
住所:東京都台東区上野公園13-9
会期:2014年12月2日(火)~23日(火・祝)
時間:9:30~17:00
※入館は閉館の30分前まで。
※5日(金)は20:00まで、6日(土)と7日(日)は18:00まで。
休館日:月曜日
入場:無料(入場引換券を下記URLより取得のうえ、東京国立博物館正門の専用窓口にて携帯・スマートフォンの画面を提示すること)
http://lfe.hermes.com/jp


「相棒展」を観てきました

2014年09月02日 | ミュージアム、公演
相棒3」を観てきました。

テレビ朝日のドラマ『相棒』の世界観を再現した人気展覧会「相棒展」の第三弾「相棒展Premium3です。



テレビ朝日のドラマ『相棒』の世界観を再現した人気展覧会
「相棒展」の第三弾「相棒展Premium3」
ドラマの名場面を彩ってきたあの特命係、
花の里はもちろん、今回は鑑識課セットを再現!
また実際に使用された衣装や小道具も集結!
最新シリーズももちろん展示されます。
新たな記念撮影コーナー、会場でしか買えない
相棒展限定グッズなど、バージョンアップ!
また音声ガイドの脚本は「相棒展Premium2」に引き続き、
「相棒-劇場版-」をはじめ数々の名作を生み出してきた
脚本家の戸田山雅司氏を迎え、相棒出演者による
新たな音声ガイドドラマを制作。
「相棒」の出演者の声を聞きながら、
会場に隠された謎を解き進む展示型捜査イベント。

写真撮影OKの特命係のセット



「相棒」の出演者の声を聞きながら、
会場に隠された謎を解き進む展示型捜査イベント

無事捜査完了すると

スタンプが(笑)

ミーハーなもんでつい
グッズを買ってしまいました。





「若冲が来てくれました」観てきました。

2013年05月02日 | ミュージアム、公演
若冲が来てくれました―プライスコレクション 江戸絵画の美と生命―






展覧会について
世界的に知られる米国カリフォルニアのプライスコレクションは、特に伊藤若冲を中心とした江戸時代の絵師たちの傑作が集められてます。京都で人気を博した円山応挙や、大胆な構図や意表を突く機知で個性を発揮した曽我蕭白、長沢芦雪ら上方の絵師をはじめ、江戸琳派のコレクションも充実しています。酒井抱一やその弟子の鈴木其一らは四季のうつろいを写し取り、大胆な画面構成で見るものを惹きつけます。

本展のテーマは「美」と「生命力」です。このたび東日本大震災の報に接したプライス夫妻は、真っ先に若冲の《鳥獣花木図屏風》を思い浮かべたそうです。鳥やけものは言うに及ばず、草木の一本に至るまで、若冲の描く世界は「生命(いのち)」の輝きと喜びに満ちています。この《鳥獣花木図屏風》を東北の皆様に見ていただき、少しでも慰めになることを願いつつ、子供たちには元気を取り戻して欲しいという願いから、今回の展覧会は計画されました。



図録にも展覧会のコンセプトが現れています。
若冲が来てくれました‐プライスコレクション江戸絵画の美と生命
日本経済新聞社,辻惟雄
日本経済新聞社