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【重要】授業見学についての見解

2009-03-25 22:50:35 | 広報・マーケティンググループ
事務局です。

2004年開設以来、授業見学についてのお問い合わせを多数頂戴しています。
しかしながら、殆どのケースで実現しておらず、原則としてご遠慮いただいております。

弊会では広報・PRの観点から、より多くの方に見て頂き、ご意見・ご批評を頂戴するなどして、ブラッシュアップを図ることも大切だと考えております。集客にも直結するわけですので営業的観点からも歓迎の意を持ちながらも、5年間の運営の中で、実現したケースは2件でした。

教育・研究のため、マスコミの取材のため、同業者間での研修のため、というものについてご遠慮いただくのは大変心苦しく存じますが、理由としては以下の通りです。

・弊会案件は1対1で行います。ただ個別指導なのではなく、集団授業でカバーしきれない需要のものを行っております。個別カリキュラムで行うため、入会希望者が見学したとしても、仮に担当者が同じ講師で同学年担当であったとしても、全く同一カリキュラムになることはまずないからです。

・現状では訪問学習(家庭教師)案件も多くございます。その場合、実施先である会員宅の取材・撮影許可が必要になります。殆どの家庭で保護者は勤務中のため不在にしています。第三者が入る場合、取材のために在宅していなければならない等の理由で、断るケースが非常に多いのです。

・成人であれば、指定レッスン場所で行う場合もあるわけですが、その場合も1対1で行う内容について(成人については仕事の内容等の情報が入るなどで)第三者に見られるのはいやだというケースもありまして、学習者本人が断るケースもございます。

また近年では、訪問学習案件においても、同一講師が同じ駅を利用する案件を担当しているというだけで、例えばJR大森駅であれば北と南で反対側で、大森と山王ということで違う番地であっても、機密情報を心配して断るケースまで複数出てきております。

交通費のために近場で依頼するのではなく、わざわざ遠方を望むケースもあるのです。

カリキュラムが決まっていて、その基本型の授業を行うことで実施できるレッスンでないものを担当していることもあり、諸事情がある場合は特に、外部の方への公開は出来ないのです。

また弊会は2004年以来、一貫して「機密情報が守れる」ということが最大の利点になっています。
皆の眼を気にしないということを求めて、我々のところへやってきます。
講師にしても、本業がありますので、経歴を外部公開できる講師はほんの一部です。
(※最近は英語科を中心に前に出てもらっている講師を増やすようにはしています。)

一抹の寂しさはございますが、合格を決めたり、目標達成を成し遂げたりするための黒子としての支援が弊会の役目であり、進路へ向けて旅たった時、皆はもう後ろは振り返りません。
私どもはもうすれ違っても赤の他人になってしまったりするのです。

元会員とはゆるい繋がりであり、また課題があれば、それはその時に新たに始まるのです。

見学が出来ないことを補う形で、入会を検討している方には1回体験レッスンを実施しています。
入会したい方には、担当予定講師の授業を直接受けることができて、自身の課題に沿った内容が受けられます。

ただ会員として入会希望する以外の外部の方・・・すなわち研究者やマスコミの方々については、どうしても授業自体を見て頂くのが難しいので、総合HPをはじめ、ブログやメルマガを複数枚設けて記事を書いたり、講演や相談などという外部へ向けた活動を通して、間接的・直接的に広報活動を行っているのです。

正直、弊会には書籍出版を望む声も頂戴しています。
個人情報には抵触しない形で、ケーススタディを皆さまの教育の参考として知っていただくことも必要かと存じます。難しいけれども面白い案件ばかりです。潰れそうになってしまう講師も実際いますが、その分達成感はひとしおだと思います。

それもあって、講師研修を請け負う、ボッドキャスティングで語って商材にする等の検討も行っております。

・・・以上が授業見学についての見解です。原則実施していないので、代替として体験授業や事務局からの広報物があるということでご理解ください。

今後もケイ・ランゲージ・ラボの現状実施している事業は方針に変更はない予定です。
ただし通常スタイルの塾事業との協業等で、また別途新たなオープン型の授業も実施してみたいという意欲は十分にございます。そのための一歩として集団授業についての講師派遣を強化していきたいということを考えています。

皆さまのご理解を賜りますように宜しくお願い申し上げます。
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