残照 狐狸安打のスパイス日記

スパイスの効いた人生。
挫折と葛藤。
そしてもしかしてあるかも知れない
現在を生きている事の素晴らしさ

赤松 真人選手

2018-02-14 06:36:05 | ガンと将棋とブルーレイ


今、NHKでは『人体』という番組をやっているのです。
MC(司会者)に山中教授、タモリ氏を布陣し、毎回ゲストが入れ替わります。
見ている方もいるのではないでしょうか。
全8回で現在5回が終わったところですから、是非見て下さい。

1月19日(金)NHK総合で広島カープ赤松真人選手が胃ガンを手術、
胃の半分を摘出し、抗ガン剤で治療し、復帰に向かい練習している様子が
放映されました。
何の症状もなかったのに、人間ドッグで見つけ、手術したのだそうです。
そして
抗ガン剤治療の苦しみを語っておられましたが、

『抗ガン剤治療とはガンを治す治療ではなく、延命するための治療です。』

  長尾和宏著『医療否定本』に殺されないための48の真実より

更に、長尾氏は
大昔、抗ガン剤の専門家に「抗ガン剤の治療は宝くじのようなもの。
ときどき大当たりがあるんだよ」と言われました。
「どのくらいの確率で当たるのですか?」と聞くと
「10人に1人当たればいいほうじゃないか」と。
実際、抗がん剤は、2割の患者さんに効果があれば認可されます。
野球の打率と同じようなものです。
3割打てば一流選手。2割でも十分試合に出られます。


と書いておられます。


抗ガン剤の承認基準を書いておきます。

抗がん剤は、悪性腫瘍を消滅させることで効いたと判断されるわけではなく、
腫瘍が縮小すれば効いたと判断されます。

さらに、腫瘍縮小の基準は「がん患者に抗がん剤を投与して、
4週間の間に2割の人に50%の腫瘍縮小が見られれば効果あり」という事になっています。
(2割の人でなく1割の人でも承認されるという話もあります。)
要するに、被験者の8割に効果が見られなくても承認される可能性があり、
腫瘍縮小も腫瘍が半分程度に縮小すれば承認基準は満たすことになります。
そして延命効果が2カ月程度です。


『人体』で力説されていましたが、腸が免疫に密接に関係しているのが、
最近、分かってきたと言うのです。

免疫で人体を守る腸をたたいてどうするのでしょう?
と私など疑問疑問ですが、

抗ガン剤は腸の粘膜を障害する
と長尾氏も書いています。

長尾氏は近藤医師に批判的ですが、その長尾氏でさえ抗ガン剤を
こう書いています。(赤字の文章)

赤松選手はこの様な事を知っていたのでしょうか?
1割の打率で試合に出られるでしょうか?
出られる訳ないのでは…。

赤松選手の回復を祈念しつつ。



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