Ribbon cafeブログ

中味はコテコテの喫茶店でござります。

絵になる男

2019-11-05 14:04:45 | 映画

映画 「津軽のカマリ」

カマリとは 「匂い」

高橋竹山のドキュメンタリー 

その人生は過酷すぎる。

想像を超える毎日だ。

竹山が生きた時代 津軽では

盲目の男は 三味線を弾いて家々のまえで門付けをして

いくばくかのお金などをもらい旅をする。

時に 乞食と言われ 石を投げられる。

16歳でたったひとりで生きていく。

 

いつだったのか お金がなくなり

餓死寸前で助けてくれたのは

朝鮮の人だった、と生前の竹山が語ったことを

お弟子さんが話し

「アリラン」という曲を弟子が弾くシーンが印象深い。

たっぷりと2時間近くをまさに「津軽の匂い」に、ひたった。

 

 

今 ipodを聴きながらブログを書いている。

BGMはもちろん 「津軽じょんがら節(中節)」

曲の冒頭 ジャジャーン と入るところが

たまらなく好きだ。

 

 

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