インテリア雑誌はもう見ません。

諸般の事情で
７匹のニャンと暮らすはめになった。
餌代の計算をすることはとうにやめた。
ねこ砂の計算も同様。
都合の悪いことには蓋をする。
それが、楽しく生きるこつさ～。

障子がびりびり
壁紙もびりびり
段ボールもカミカミして
残骸がちらかっている。
素敵に暮らすことなんて
望んじゃいけない。

猫って野性なのよ。

最近は猫たちのご機嫌をとることが
最優先の生活をしております。
外猫キジトラ（６キロ半　推定５歳くらい）と
ハルン（３．４㌔推定１７歳くらい）が対決して
あっという間にハルンは負けました。
それからというもの
５匹の家猫たちは小さくなっています。

外猫　黒　メス　推定９ヶ月と
外猫　キジトラはたぶん親子です。
すっかり家に馴染んでしまい
家じゅうの障子をびりびりにしたり
台所を荒らしたり（盗み食い）
母とわたしは気が休まりません。
しかし・・・
２匹が抱き合って寝ている姿を見ると
すべて許してしまいます。

子どもを持ったことはありませんが
親というのはこんな気持ちなのかしらん・・
と推察します。

昼間　ひとりで過ごしている母にとっては
煩わしさもときは必要なもの。
猫の毛が抜ける、障子が、障子が・・
座布団にオシッコした！
といって怒っている母の脳細胞は
少し活気づいているようです。

猫は高いところが大好きです。

え～と、
今朝は兄家族がやってきて
猫部屋に置いてあるタンス（義姉の婚礼たんす）を
他の部屋に移すという作業がありました。
もう10年もそのままだったから
すっかり猫たちのいこいの場になっている。
とくにマリちゃんとお嬢ちゃん達2匹にとって
そのタンス上は居間状態・・・
けれど、そんなことは兄達には言えない。
遠まわしにそれとなく。


一棹運んだあと
兄が「これはここに置いておこう」
と言いだしまして。（おもいのほか大きかったのです）
わたくし、内心ガッツポーズ。
母に「今日はとても機嫌がいいのだ」宣言をして
出勤したのであります。

猫の日、ｻﾝﾙﾐｴの力を知る。

飼い猫ハルンは電気ストーブにくっつきすぎて
おしりの毛を直径８センチくらい焦がした。
歳を取ると熱さにも鈍感になるのだ。
本人（ハルン）はケロッとして
幸い火傷はなく毛だけ燃えていた。


サンルミエという遠赤外線の暖房器具をお店で使用していたが
こりゃいかん、ということで猫たちの部屋に急きょ運んだ。

ほんのり温かいけれど
ガード用に付いている金網は冷たいままという
不思議な暖房器具で
最初からこれを設置しておけば
ハルンのおしりの毛は焼かずにすんだのだ。

日向ぼっこをするかのように
猫たちはこの前から離れない。
この暖房器具に満足したのか
表情も穏やかである。
よかったね。

ネコに嫌われると悲しい。

去年の冬は猫たちが交代で
風邪をひいたり吐いたり　
フードを食べなかったりと
手がかかりました。
食べないと肝障害になるから
「何とか食べさせて」と先生はいいます。

猫たちは物置部屋に住んでいるので
隠れるところがたくさんあって
捕まえるのが一苦労なのです。
捕まえる気配を極力消す。
そのためにパジャマで近寄る。
案外猫たちは服装をみているらしく
この技で結構だまされることがわかりました。
布でぐるぐるして暴れないようにする。
スポイトで強制給餌。
これを毎日繰り返す。
まあ、嫌われない方がおかしいですな。
風邪は治るが、二人の関係には
おおきなヒビが入るのです。



おじょうちゃん、推定２歳メスが
再び目の調子が悪くてず～と涙目で
この間１か月がかりでようやく
とっ捕まえて病院へ行きました。
「一日２回この薬を（眼軟膏）を目にいれてください」先生
（・・・ムリです、ムリです・・・）こころの声
病院で一回だけ点眼してもらった薬が少し効いています。
おじょうちゃんはもうわたしのそばには来ません。