彼はパティシエ

午前中会議。
時間が無く、朝のウチに慌ただしく議案書を書く。
この議案書を書く作業が、一番イヤなんだよな。
いや、議案素を書く・・・じゃなくて、電話を掛ける作業のほうがキライ。

会議は、今度の試食会と産地交流会、そして、ケーキ実演会について。
秋の行事はまだまだ目白押し。
もう一踏ん張り。
頑張ろう。


午後から、パティシエと打ち合わせ。
今度、１２月に「ケーキ作りの実演会」を行うことに。

「今日、パティシエのＴさんと打ち合わせなんですよ」
「ええ～～！！いいな～～！りあらさん、羨ましい～」

・・・

そう、パティシエのＴさんは、精悍さと優しさを持ち合わせたような、まさに「いいオトコ」である。
個人的にＴさんに対しては「若いのにしっかりしているし、技術も確かだし、頼もしいな」ぐらいの感情なのだが、周囲はみな「きゃ～」な反応・・・。

ウチの常任も
「Ｔさんが、昼から来るよ」
「はい！じゃぁ、昼からまた出てきます！！」

張り切ってるよな～

いよいよ打ち合わせ。

Ｔさんと、今回の実演について、詳しく話しをしていく。

「材料の配合を考えてですね。こんな感じなんです」
「そのメモ、見せてもらっていいですか？」
「どうぞ」

手渡されたメモは・・・。
フランス語で書いてありました。

他には、「Ｔさんへのインタビュー！」と言うことで、Ｔさんのプライベートなことを訊くことに。

みんな「彼女はいるのか？」「どんな女性が好みなのか」とか、そう言ったことに興味津々・・・

ところが私は
「どんな車に乗っているんですか？」
「今のマイブームは？」
「好きな音楽はなんですか？」

・・・・ああ、もう、恋愛の話しなんて、できないよ～～～

それでも、Ｔさんは自分の「そういった話」もしてくれた
なんか申し訳なかったな・・・。


しばらくよろしくお願いしますね。