晴れ、ときどき虹。

yaplog!から移行しました。

あのときの5月(その3)

2007-05-19 21:55:04 | 過去日記
その後
at 2004 06/07 10:21 編集

5月25日朝、義叔母が亡くなった。
まるで眠っているような顔だったので、よけいに信じられない。

みんなハンカチを目に当てて、突然の訃報に涙を流した。

仮通夜、通夜、葬儀と、あわただしく済み、たくさんの人がお参りに来てくださった。

時々、夫の実家に行く。
いつも台所に立っていた義叔母は、もういない。
義叔母が飼っていた犬は、いつまでも義叔母が帰ってこないことを、不思議に思っているのかもしれない。
遺影の写真は、義叔母が好きだった山登りの時の写真だ。

食べようと思っていたであろうおかず、着ることもなく袋に入ったままのTシャツ。
なにもかも、そのままにして義叔母が亡くなった。

義叔母が亡くなって、もうすぐ2週間が経つ。
それでも、当たり前の日常がやってくる。
いつもと同じように朝が来て夜が更ける。
でも、いつもいた場所に、義叔母が居ない。

Mおばちゃん、今まで本当にありがとうございました。


追記(5月23日)

あれから3年が経ち、今年の5月20日は、義叔母の三年祭になる。
埼玉から義弟一家が帰省。
しばらく忙しい。

人を泊める予定にしていたようだが(夫が)、なんとかそれは無くなったようなので、ちょっとだけホッとした。

自宅の掃除をするのだが、なかなかはかどらないまま、あわただしく一日が終わる。


あのときの5月(その2)

2007-05-19 09:53:05 | 過去日記
義叔母の死
at 2004 05/26 00:16 編集

この日記にも時々登場し、私や子供たちをかわいがってくれた夫の叔母が、25日朝、交通事故で亡くなりました。

24日昼、自宅前の横断歩道を歩行中に車にはねられ、そのまま意識が戻りませんでした。

しばらく、忙しくなりそうです。

なんだか、悪い夢を見ているみたいだ・・・。



混沌
at 2004 06/07 10:08 編集

5月24日、この日は夫が体育祭の代休で、たまたま自宅にいた。
昼過ぎ、買い物に出かけた私が帰宅したら、夫がいない。
どこかに出かけたのだろうと、電話の着信を確認したら、義父から電話があったようだ。
夫の携帯電話に電話をしてみたら、義叔母が危篤状態なので病院に居るとのこと。
義叔母はそんなに体は丈夫な方ではなかったが、この前も会ったばかりだし、危篤とは何事??と思っていたら、交通事故だった。
詳細がわからないまま、自宅に待機するように言われる。
「ゆたかが帰ってきても、遊びに出さないで。何かあったらすぐに電話するから」とも。

義叔母は車の免許を持ってないので、自分で運転することはない。
歩いていて事故にあったのか、それとも誰かに乗せてもらった車が事故にあったのか、全くわからないままだった。

次の日、生協の会議が福岡市であったので、事務局に電話をして出席をキャンセルすることにする。

しばらくして夫からまた電話があった。
「集中治療室に入った。・・・今夜がヤマだ・・・」
帰宅した夫は、憔悴しきった顔で自室に閉じこもったままだった。

少しずつ詳細がわかった。
買い物帰りに、自宅横の横断歩道を渡っていて、右折してきた車にはねられたらしい。

早めに夕食を摂り、家族4人と実家の母とで、病院に急いだ。
実家の母も、この知らせにはとても驚いたようだった。
それこそ母も、先日電話で話したばかりだったらしい。

病院には、義妹夫婦がいた。
義妹が気丈に振る舞っている姿が、とても痛々しい。

夫と集中治療室に面会に行く。
そこで見た義叔母・・・。
夫も私も、一言もしゃべらず、声を殺して泣いた。
つけた紙マスクが、涙でびしょびしょになった。

なんでこんなことになってしまったのだろう。
目の前の義叔母の姿が、現実の物として受け入れられるはずもない。

夜9時を回ったところで、義妹の旦那さんに送ってもらった。

なかなか寝付けない。
寝付けるはずもない。





あのときの5月(その1)

2007-05-19 09:46:59 | 過去日記
穏やかな日常
at 2004 05/24 10:45 編集

気持ち悪いくらいに静かだ。
鳥のさえずりしか聞こえない。

娘も今週末で2歳になる。
いろんな単語を並べて、なんとか自分の意志を伝えたいようだ。
同時期の息子と比較しても、言葉が早く感じる。
「お風呂」
「おっぱい、ちゅうちゅう」
「ねんね」
「わんわん、にゃんにゃん、ぴっぴ」
「にゅうにゅう(牛乳)、お茶」
「おににり(おにぎり)」
「かいかい(かゆい)」
「ごちん(転んだりしてぶつける)」
「ばあ(いないいないばぁ。NHKの子供番組)」
「パパ、ママ、ゆかか(ゆたか)」
などなど。



下記の日記
at 2004 05/24 23:51 編集

「穏やかな日常」を書き上げた数時間後、事態は激変した。

今夜が山場になりそうである。

子供たちは疲れて寝ている。
夫は病院に待機。
私は・・・
いったいどうすればいい??

 

追記:3年前の5月、以前、シムコミに載せていた日記です。
    日付に注意!