晴れ、ときどき虹。

yaplog!から移行しました。

健全なる産む機械

2007-02-09 23:15:32 | テレビ話
例の発言である。

「産む装置の数は決まっているんだから・・・」
「子どもは二人以上持ちたいと言う、きわめて健全な・・・」

まぁ、だいたいあの世代の男性は、少なからずそう思っている人って多いだろうなと推測できるのだが、発言をした人の立場が立場だからねぇ・・・。

子どもを望んでいても、恵まれない夫婦だってたくさんいる。
「子供を作る」と言う表現は、私自身あまり好きではないのだが、子どもができるように努力し、莫大なお金を掛ける夫婦も多い。

子どもを産めない女性もいる。

これは不妊治療に限ったことではないのだが、妊娠が判明した、さぁ、産婦人科へ!と言っても、今度は産婦人科が少なくなってきている。
私の地元でも、産科は廃止して婦人科のみの医院もあるし、すでに廃業した所もある。
あちこちにたらい回しにされて、亡くなった妊婦さんの報道は、記憶に新しいだろう。

子供が生まれたら生まれたで、小児科が少ない。
深夜の救急医療に至っては深刻だろう。

普通に元気に育っても、金はかかる。
最近は、金はあるのに給食費を納入しない「恥ずかしい親」がいるが、それはまた、別の話。
高校、大学と進学するに連れて、ずどーんと教育費の負担が増える。

やっと大学を卒業しても・・・。
今の世の中だと、就職は・・・。

なんだか暗ーいことばかり書いてしまったが、若い人が「子どもを育てたい!」と、思うだけの「明るい展望」が、今の世の中には無いんだと思う。

もちろん「子どもがいるから楽しい!」と思うこともたくさんあるのだが、現に子どもが二人いる私でさえも「今から先、この子達が大人になったときの世の中を思うと・・・生んでしまってごめん」とすら思うこともある。

「結婚して子どもを持ちたい」
「結婚しても仕事を頑張りたい」
「結婚せずとも、子どもは欲しい」
「私は仕事に生きる」
「子供は一人でいい」
「子供は三人は欲しい」

人生にはたくさんの選択肢がある。
女性に限らず、男性も、すべての人が生き生きと明るく生きていくことが、理想と言えば理想なのだが・・・。
なかなかそうはいかない。
だからといって、子供を産むことが美徳、しかも二人以上なんてことを、他人に押しつけちゃダメなのである。
ましてや、ああいった立場に人間の発言なら、なおのこと。

人間は、ましてや女性は、子供を産む「性」ではあるが「機械」ではない。



GO!GO!トラック’07春の陣(その2)

2007-02-09 20:59:57 | 生協日記
朝からトラック同乗。
今日は私の専従でもあるSさん。
このコースは、以前(昨年の秋)にも乗ったのだが、今回はコース編成が行われた後だったので、班の数が減っていた。
また、対面できる組合員も少なくて、ちょっと残念。

それにしても、昨日のKさんのトラックと違い、Sさんのトラックは若干大きくて高いため、乗り降りするのが一苦労。
背が低い私には、かなり大変。

あ~あ、腰が痛いよなぁ。

Sさんも鍼を打っていたり、インターネットをしたりしているらしく、けっこうその話などもした。

事務所に戻り、レポートを書く。
しばらくすると、同じくトラック同乗に出かけていた常任委員が戻ってきた。
初めてのトラック同乗だったので、出発前は緊張気味だったのだが、戻ってきたその表情は、なかなか明るかった。
まぁ、普段は、配達のトラックに乗ることなどないからね。

事務所で仕事をしていた別の地区の委員長と、支部常任が私に訊く。
「りあらさん、新しい常任さん?」
「そう」
「かわいいねー。
「そうやろ??ウチの地区は、委員長以外はつぶぞろいだもん!
「またまた~、りあらさん~」

いや、ホント、ウチの地区のメンバーは、マジできれいどころ揃ってますってな感じですよ。

私はともかくとしてね。

私は、学生がそのまま年取ったような感じで、大人っぽくならないまま、気がついたら36になっているし・・・。

年相応の人にならんとなぁ・・・。