リツゲイ稽古場日誌

劇団立命芸術劇場の稽古場日誌です。日々演劇と向き合う団員たちの思いが垣間見える、かも...?

PUI PUI モルカー

2021-01-19 21:33:17 | 2020年度 冬公演

ご無沙汰しております。4回生の川崎です。タイトルと内容はそんなに関係ありません。

今日はレポートを書きながら夜を明かしたので、ちゃんと朝のうちにに朝ごはんを食べました。モルカーを初めてリアタイ視聴しましたよ。初心者マークつけててかわいいね。ネコが苦手なのね。そういえば夏場も大変そうだけど、冬になって雪が降ったらあの生命体たちは生きていけるのでしょうか。あったかい靴とか履いてスタッドレスタイヤになんのかな。ちょっと心配です。モルカーに幸せあれ……。

 

稽古場日誌なので稽古の話を。

稽古場、稽古場……。そんなものは消し飛んで無くなったのでした。演劇ってなんだっけーと思いながら、日々スマホやパソコンのzoom画面に向かって家の中で試行錯誤しています。私はちょっとしか出演しないので、ちょっと出演する分をやり繰りすればいいのですが、そんな私でさえあーでもないこーでもないと考えながら動いているので、主演や演出さんは更に大変なことと思います。いつもありがとう。

仕込みができないので役者さんに顔取り用の明かりを作ってもらったり、通販で衣装が自宅に届いたり、後ろに緑色の布を貼ってバーチャル背景を試したり、舞台を自分で作ってる感じで愉快なことになっております。毎日本番と同じ舞台で稽古できるのはすごく異色なことですね。

デジタルで演劇をお届けするために、その実アナログなことを駆使しながら創作に励んでいます。稽古場の様子だけとっても、目線を合わせたり逸らしたり、膝立ちになってみたり、画面を揺らしたり遠ざけたりミュートしたり。カメラって面白え。

余談ですが、お客様にお送りするDM用の団員メッセージを用意するときもそうでした。普段ならボックスに集まって紙に団員からのご挨拶を手書きするのですが、そうもいかないし。結局、手書きの文章を各自で写真撮ってもらって合成してお届けする運びとなりました。力技!!

 

最近カウボーイビバップを見始めました。近未来で宇宙を飛び回る賞金稼ぎたちの痛快なストーリー。オープニング曲を聴いたことがある人は多いかもしれないですね。

2022年に地球がヤバくなったから、人間たちが宇宙に出てきて発展した世界の話らしいです。そのとき俳優や劇場スタッフ、芸術に関わってる人々はどんなことを考えて生きてたんだろう、教えてほしいなーって思います。切実に。

2020年、私の体感ではかなりヤバかった地球人ですが、いい感じに発展して50年後には痛快なストーリーが待ってるなら悪くないですね。そのときは稽古場も、zoomがはちゃめちゃに発展して思いもよらないものが「演劇」って呼ばれているかもしれないな。楽しみ。

 

それでは!

コメント
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