もうすぐ、2000本安打の大偉業が目前となってきました。
大学・社会人を経ての達成は史上初とのこと。
野球だけに没頭できない環境でもある中での記録達成は、本当に素晴らしいものと思います。
思えば、同期の水野や藤王が脚光を浴びつつプロ入りした時、古田捕手はまだ無名といってもいい存在でした。
そして、少し遅れてやはり同期の長嶋一茂がプロ入りした時も、ドラフトにはかかりませんでした。
この時は記者会見の準備までしていながら…、だったと記憶しています。
当時の心境は、察するに余りあるかと思います。
しかし、藤王が早々と消え、水野・長嶋も(選手としては)大成したとは言い難い中、最後までプロ球界に残り偉大な記録を残すこととなったのは、古田捕手でした。
他の選手たちは、もしかしたら深く考える機会もなく、学生時分の華やかさから流されるまま、プロに進んできてしまったのかもしれません。
しかし古田捕手は、スタートが遅かった分、そして自ら動かなければ誰も「流して」などくれなかった環境だった分、自分で「何をすべきか考える」必要があったのだと思います。
そして、それが結果的に古田捕手にプラスに作用したのではないでしょうか。
私たちが「不遇」だと感じる状況は、もしかしたら「飛躍」するために必要な「何か」を準備すべき時なのかもしれない…。
そして、「自分はどうすればよいのか」「何をすべきなのか」、周囲に流されることなく自分自身でしっかりと考える必要があるのかもしれない…。
古田捕手から、そんなことを再確認したような気がします。
これは私個人の希望ですが、将来、「初のプレイヤー出身のコミッショナー」になってはもらえないだろうか…。
プロ野球がどうすればより魅力的になるか深く考えることのできる、そして選手の気持ちも充分理解することのできる…、そんなコミッショナーになれるのは古田捕手をおいて他にいないと思います。
選手生活としては失礼ながら晩年かと存じますが、まだまだプロ球界でのご活躍は続くことと思います。
大変ではあるでしょうが、プロ野球を愛するファンのため、そして選手のために、これからもよろしくお願い致します。
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それもこれも 持って生まれた、聡明さ、心身の強靭さの故でしょうか。 私は 古田選手よりも年上なのですが、これまで随分、その強い姿に感銘を受け、学ばせて貰ったものです。
あと3本と迫った「偉業」 それは 不肖私の「最良の日」にもなる筈です・・・
とても素晴らしいと思います。
単に選手としてのみではなく、その先もずっとプロ球界に関わっていく人でしょうから、今後も注目してゆきたいですね。
横浜とは相性がいいので少しは借金返せるかな・・・頑張って欲しいです。
とても嬉しく思います。
「<徳島早苗の間>」、拝見させていただきました。
とても幅広いジャンルの話題、面白いですね。
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