幸せについての考察 【桐棺三寸】

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捕鯨の問題について

2008-03-05 | 日記 Ⅰ
捕鯨を、「国や民族の文化の相違」或いは「食料資源」といった観点で捉えるケースもあるようだ。
これは、その通りと思う。

しかし人間というもの、そうした理論だけでは納得しにくいものではなかろうか。

例えば、「ネコ」を食料とする文化を持つ民族があったとする。

で、その民族が逃げ惑うネコを追いかけ銛(もり)か何かで突き殺している場面、或いは、捕獲したネコの死骸が並んでいる場面といった映像が流れたとする。

たとえそこに冒頭で述べたような論理が存在していたとしても、正視に堪えないという日本人は多くいるのではなかろうか。

それが例えば、未開の地に住むような人々によるものだったとしたならばまだしも、先進国といわれるような国で行われていることだとしたら、日本でも強い反対運動が巻き起こることだろう。

欧米人の目に映る捕鯨活動は、多少大袈裟ではあろうが、もしかしたらこれに近い感覚があるのかもしれない。

異なる文化を持つ人たちの「感情」に対する配慮というものも重要だと考える。

言うまでもなく、だからといって昨今問題となっているような海賊のような行動は論外だが。

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