嫉妬心③～相手の気持ち体験編～

私が他の女性に嫉妬して、怒る時って、普段の私はそこにはいません。
そのくらいコワイんです。（自分でも思う）
普段と全然違うって言われるくらい。
その時の私には「取り乱す」って言葉がピッタリだと思います。


今の彼とも何度も私の他の女性に対する「嫉妬」で、何度も大喧嘩した
んだけど、「毎回、今後気をつけますって言うけど、何を気をつけてるの？」
「なんで何回言っても同じことするの？あんたはアホなんか？」
と散々言ってしまい、その後、冷静に話し出した時、彼は私が指摘する
彼自信の私を怒らせる行為・行動について、彼は全く意識してなくて、
「自分が気付いてないことを直すのは難しいなぁ…」という
結論に達しました。
その時彼は「自分も同じことをされて気付くってこともあるから、
お願いだから、俺に対しても同じ事をしてみてくれないか？」と
変な要求をしてきました。
彼は「自ら体験しよう！」と言うのです。
でも、私は「分かろう」としてくれているその彼の気持ちが嬉しかった。


その翌日、早速私は彼が普段やってることをして見せました。
他の男性と近づいて話したり、わざと彼に連絡なしで他の男性（上司）
にだけ連絡して休んでみたり、他の男性と楽しげに喋ってみたり…
彼は自分が頼んだにも関わらず、ムッとしてました。
私が「どうやったぁ？」と訊くと、「かなりむかつくなぁ!!」と言って
きました。「な？そうやろ？ムカツクやろぉ？」と私は得意げになって
言うと、「もうよく分かったから、ワザとやるのはもうやめよう！」だって。
よっぽど懲りたのでしょう。


で、その後、また私の気持ちを思い知らされることになったのです。。。
実は、私の前の不倫相手（今年の春、日本に帰任した）がこっちに戻って
会社を興そうとしていて、9月、その下準備に3日だけ来ることになりました。
前の彼Aさんとも社内恋愛だったので、今の彼B君とも面識はあるのですが、
B君は私の前の彼がAさんであることは知りません。
ただ、B君には「不倫していた」ことは正直に告白したし、「その彼が
日本の会社を辞めて、こっちに戻ってくる」ということも言っていました。
Aさんは、また単身で来るつもりでいて、私的には「わざわざ今の仕事辞めて
こっちに戻ってくるってことは、私の為かな？」（B君もそう思ってる）
ってのがあって、冷め切った奥さんと“離婚”して…私と“結婚”って事も
有り得るかなぁ！なんて期待してしまっていたのです。


彼が来る数日前に、「なんかイヤだなぁ…renkaが俺だけの者じゃなくなる
なんて…」と言い出しました。「ココとココだけは俺専用な！」とか冗談
っぽく言ってきたけど、かなり真剣でした。（※ココ＝体の箇所）
「自分だけのrenkaだと思ってたのに、違う人のモノになっちゃうのかなぁ？」
ってシミジミと言いました。そして、彼はボソッと
「renkaにこんな思いさせてたんだ…ツライな…」と
言いました。今までは私が「奥さんともチューするんやろ？」とか
「奥さんと抱きしめ合ってるんやろぉ？」とか悲しそうに言ってたけど、
今度は彼の方がそう思ったようで、彼はその時初めて、私の気持ちを
心から理解することが出来たんだと思います。
結局、以前の彼Aさんが来る日、B君は「彼に会いにさっさと帰るのを
見たくないから…」と理由で会社を休んでしまいました。


私もAさんには、今付き合ってる人がいることも告げてないので、「うちに
泊めて」と言われたら断ることも出来ず、一日目はうちに泊めてあげたん
ですが、何ヶ月ぶりに会ったので、Hもしてしまい、その後、自己嫌悪、、、
「もう今はAさんからすっかり気持ちが離れてしまっているのに、なんで
受け入れるんだ?!」って自分を責めました。
それに、B君のことを裏切るようなことはしたくない！って。


その日のことを思い出してみたら、Aさんは仕事仲間と深夜まで飲んで、
うちに来るなり抱きしめて、Hをして、寝た…っていう感じで、久々に
会ったっていうのに、日本に戻ってからのことも今後のことも何も話さ
なかったなぁ…って。
結局Hだけ？って思ってしまいますよね?!


「もうしてしまったことはしょうがない！」と、二日目は
無理やりに取引先の人とB君と三人で行く飲み会の予定を入れて、Aさんとは
会いませんでした。B君もそれは嬉しかったようですが…。
その日、B君が私を送ってくれた時、私は昨日自分がしたことを思い出して、
涙が止まらなくなりました。
その日一日、B君の私に対する視線が恐かったんです。なんだか汚いものを
見るような目つきだったから…ショックで。。。
でも、「B君も私に対して普段同じことしてるんだ」ってことで自分で自分を
慰めました。B君も私の気持ちを察してくれたようで、慰めてくれました。

で、私はそれから「今後、Aさんと連絡を取るのをやめよう！」と決心し、
メールもチャットもしなくなりました。


Aさんが来たことで、B君も「renkaの気持ちが分かる良い機会だった。」と
言ってくれました。


B君の行為は、まだ最近も気になることは多々ありますが、気をつけてくれている
彼のことも十分理解してあげなければ！と思うようになりました。
やはり、相手の気持ちを分かろうとする、その姿勢が大事なんだと思います。
（また、文章が長くなってしまいましたが…）


皆さんもどうですか？自ら試してみては如何ですか？
「目には目を歯には歯を」です！
これは決して「やられたらやり返す」ということではないんです。
（私は今の今までそう思ってた…）
元々、聖書では
「他人に与えた傷害と同じ傷害を受けなければならない」
ということだそうです。