不倫彼Bくん
と今日の大仕事を終え、昨日約束したとおり、
時間を割いてもらって、うち
でお話をしました。
彼を呼んだ目的。。。
それは、
彼の気持ちの確認です。
というのも、一ヶ月前の大喧嘩
は、内容的には覚えていないくらい
しょうもないことなんだけど、考え方の違いを決定付けた言い合いで、
今までで最大の喧嘩。。。
私自身が、「アナタとはいつも平行線!!
話にならない!!」
「もう明日から他人だからね!!
」なんて言っておきながら、
すごく後悔して・・・でも、いつものことだから、すぐにまた復活
するんだろう。。。
と思っていました。
ところが、
復活する様子が全くみられないので・・・
もしかして、彼の中で既に終わってるんだったら、
これ以上待っても意味ないんじゃないの?!
・・・と思ったワケです。
私としては、今年のことは今年の内にハッキリしておきたい!!
年越して引きずりたくない!!!!
そういう思いで、
「もう私達のこれから復活の可能性はないのかどうか?!」
を彼に確認することにしたんです。
久々に一緒にうちに帰って来て、前まで通りの流れで、手を洗い、
彼がハンドソープを使った後の真っ黒になった泡を眺めて・・・
今日もよく頑張ったね!!
と笑いながら、、、
いつも通り、珈琲
を淹れて・・・
なんだか気持ちが焦ってるから、いつもより適当に淹れそうになって、
アカンアカン!!
気持ちを込めて淹れないと。。。
と、一生懸命珈琲を淹れた。
新種の豆だったので、彼の口に合うかどうかも???
「ちょっと苦いかもしれないよ。。。」と言うと、
「うぅ~ん♪
いい香りだよ♪」と言いながら、彼は珈琲を一口飲んだ。
「やっぱり苦い?!」
「ううん!!
美味しいよ!!」
彼は心を込めて、そう言ってくれた。
「
前までブラックは飲まなかったのにね。。。」と彼が呟く。
私が彼を変えたのだ!!
という満足感♪
そして、しばらくシーンとしたまま、話を切り出せなかった。
「最後の質問って何?!」と、彼から切り出した。
「この前喧嘩して、その後メールにも書いたけど、、、
私はあれからも結構引きずってしまって、いつまでもBくんのことを
考えてしまったよ。。。
Bくんは、これで終わった!!と肩の荷が下りたって感じで
スッキリしてたのかもしれないけどさ・・・(イヤミ)」
「・・・またそんなことを言う。。。
」
「で、私は今までも喧嘩してもすぐに元に戻ってたから、今回も
またすぐに元に戻るかなぁ。。。って、期待してたんだよ、実は。
でも、全くそんな様子もなくって・・・
もしかして、これでホンマに終わりのつもりなんやったら、
ハッキリそう言ってもらったほうが諦めもつくし・・・
その辺を確認したかったの!!」
私は既に涙声
だった。
彼はそれに答えた。
「この前はなんの件で喧嘩したか覚えてる?!
」
「よく覚えてない。
でも、しょうもないことだったのは、覚えてる。。。
Bくんが謝らないのに腹が立って、でも結局最後まで平行線で
もういい!!ってことになったよね?!」
「そうだよ。。。
俺はあれから考えたんだ。。。
これまでに、Renkaと何回喧嘩したんだろう???って。
すごい数の喧嘩をしてきたよ。。。
それも、俺が悪い!!って
いつも責められてばっかりだった。
特に多かったのはヤキモチ。
他の女とへらへら笑ってるとか・・・そんなことで、いちいち
喧嘩になるし、自分がどうすればいいのかも正直分からない。
家でも奥さんと言い合ってばかり・・・
Renkaとは喧嘩したくなかったんだ。。。
こんなんじゃぁ、、、
このまま二人がくっついたとしても、長く続かないと思った。」
そう、
ハッキリ言われた。
自分がハッキリしてほしいと思っていたのに、ハッキリ言われて、
堕ちて行った。
「それについては、何度も言ってるやん?!
私達が普通の関係だったら、そんな思いをしてると思う?!
私がもしBくんの奥さんだったり、彼女だったら、周りも気を遣って
そんな風に接しないよ!!
私の立場は、
建前上はただの同僚(部下)なんだから、周りだって
一切気を遣わない。
だからこそ、Bくんは気を遣うべきなんじゃないの?!
」
「でも、周りがベタベタしてくるとか言って、毎回俺が怒られるのはどうかと思う。
周りを批判するならまだしも、毎回俺が悪いって言われても・・・」
「だから、それは毎回言ってるでしょ?!
周りにへらへらしてるから、そういう風に相手も接してくるんでしょ!?」
「俺はこういう接し方しか出来ないんだから・・・
周りに冷たくしろ!!って言われても、それは出来ない!!
」
Bくんは皆からの評判が良い。
「良い人」だからだ。
私はそれを決して悪いことだとは思わないけど、私が嫌がるのであれば、
少しは改善してくれるべきなんじゃないかなぁ???
と思っていた。
「
この世の中は、二人だけで生きてるんじゃないんだよ!!
皆と一緒に生きてるんだ!!
二人だけの世界でやっていけるわけがない。
周りに友達はたくさんいた方がいいと思うし、周りからは
良い評価の方がいいに決まってる!!」
「そう
・・・じゃ、たくさん友達作って良かったやん!!
それで私に嫌な思いをさせても、離れていってもそれで良いって言うのね?!」
彼と喋っていると、何故かいつも
極論になる。
私は別に、一切友達付き合いをするなとか、良い人になるなとか言ってる
つもりはない。
実際に、私と付き合う前から、同僚のN子には優しくし接し過ぎて、
自分のことを好きだと勘違いさせてしまったってこともあるし。。。
ツンツン女(ブリッコな女)や他のベタベタ女達を寄せ付けてしまう
優しさが私には目障りだと言っているんだ。
それを
彼は全く理解出来ないし、変えるつもりもない!!と言う。
そこでもう、話は終わりだ。
「Renkaには、この前、別れ際に“明日から他人だからね!!
”とか
言われたけど、いつも喧嘩すると、“もう別れる!!
”とか
“これからは他人だ!!
”だとか言われてきた。
それがすんごくムカつくんだよ!!
こっちは真剣に付き合ってきたつもりなのに、そんな言われ方
したら、逆に遊ばれてたのかなぁ???とすら思えた。」
最後の一言は理解不能。。。
でも、確かに毎回喧嘩する度に、もうこんなヤツとは話にならないし、
喋りたくもない!!と思って、ひどい言葉をいっぱい吐いてきた。
「あの時は、Renkaもカッカきてたから、少し自由な時間を与えて、
冷静に考えてもらおうと思ってた。」
「・・・
。自由な時間?!
私はずっとBくんのことを思ってたよ!!
Bくんの言う自由な時間って・・・
私の自由な時間じゃなくて、
自分の自由な時間じゃないの?!」
「またそんなことを言う。。。
」
「もし、自由の時間を与えてたって言うなら、それは私がその間に
好きな人が出来たって言ったとしたら、自分のせいでこうなったんじゃなく、
Renkaが勝手に離れて行ったんだ!!って
正当化できるから、ラッキー♪
とか思ってたんじゃないの?!」
「・・・
(呆れ顔)」
暫く沈黙が続き・・・
(つづく)