観てきました。御園座では51年振りの通し狂言『白浪五人男』を一番前で(ちょっと見にくかったかも/笑)
青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)←これが正式名称。
通し狂言 白浪五人男(しらなみごにんおとこ)三幕九場←一般的にはこっち。
河竹黙阿弥 作。“白浪”とは泥棒のことです。
通常は、二幕目第一場の“浜松屋見世先”と第三場の“稲瀬川勢揃い”の二場のみで上演されることが多いんですが、今回は全三幕九場の通し狂言。
東京・歌舞伎座では、通しではここ10年で2回上演されてます。
名古屋・御園座では冒頭にも書いたように、実に51年振り!
ちなみにその51年前、弁天小僧は十一代團十郎(現海老蔵で前は新之助のじーちゃん)で、赤星十三郎は七代目梅幸(現菊之助で寺島しのぶの弟のじーちゃん)、千寿姫はなんと芝翫さん(以前も書いたけど勘太郎君と七之助君のじーちゃん)……時代を感じるな
休憩2回(30分と20分)入って、約4時間の長丁場。
観る方も観られる方も大変だ
……寝ませんでしたよ(笑)非常に面白かったので。
近くの席の粋筋の方(着物の着こなしがなんとなく)と思われるご婦人2人は、一幕目はちょっと舟こいでいらっしゃいましたが 歌舞伎なんか見慣れてるんだろうなー。
大まかなあらすじはじゃわさんの歌舞伎文庫のこちらご覧ください。
実に簡潔に楽しく纏められてます。
要は、5人の泥棒が集まって、知恵をめぐらせ、盗みを働き、最後には追い詰められるお話。(なんつー簡単な説明)
“浜松屋見世先”と“稲瀬川勢揃い”だけの上演だと、人間関係がはっきり言ってよくわからないので、初見では予習が必要なんじゃないかと思うんですが、通しで見るときはなんの準備も必要なし。実にわかりやすいストーリーで、涙あり笑いあり、JACなみのアクションシーンありのThat’s Entertainment!!
歌舞伎にありがちな不条理な部分もあるけれど、歌舞伎を見慣れないひとでも充分楽しめる演目です。
<主な配役>
日本駄右衛門:片岡仁左衛門/弁天小僧菊之助:中村勘三郎/忠信利平:中村橋之助/赤星十三郎:中村扇雀/南郷力丸:坂東三津五郎(以上、白浪五人男)
信田家後室:中村芝翫/千寿姫:中村七之助/浜松屋倅宗之助:中村勘太郎
青砥左衛門藤綱:中村勘三郎/青砥家臣伊皿子七郎:中村勘太郎/青砥家臣木下川八郎:中村七之助
序幕
第一場 初瀬寺花見の場
七之助くんが女方として千寿姫を演じます。純情可憐で楚々としたお姫様
昼の部の『河内山』で腰元もやってましたが、彼は女方の方が似合うような気がします。
じーちゃんの血かしら。
千寿姫の婚約者、信田小太郎(実は弁天小僧)と交情のシーンがあって、ちゃんと男と女に見えるから歌舞伎って不思議。父子には見えません(配役参照)
ここで、後々物語の鍵となる重要な小物“百両”と“胡蝶の香合”が登場。
これらを頭の隅っこに置いておくと、そこかしこで出てくるのが予想できたり、また出てきたらどんな使われ方をするのか想像するのも一興かと……(初見に限るけど)
第二場 神輿ヶ嶽の場
仁左衛門さん登場~修験者のいでたちなんだけど、何着ても素敵(莫迦)
修験者(実は日本駄右衛門)は、千寿姫を投身自殺に追い遣った弁天小僧を手下にします。
第三場 稲瀬川谷間の場
ここの最後でだんまりがあって、今回は襲名披露の口上がつくスペシャルバージョン
上手から仁左衛門さん、芝翫さん、勘三郎さん、三津五郎さんの並びで、劇中ということもあってか、手短にお茶目なしの至極真面目な口上でした。
二幕目
第一場 浜松屋店先の場
超有名な「知らざぁ言ってきかせやしょう」の名台詞はここ。
コミカルな部分が多くて、テンポもよくって、一番のウケ処。
勘三郎さんの、振袖の武家娘から正体ばれて開き直って弁天小僧菊之助になる、女→男への切り替えっぷりが見事。ワルでも愛嬌たっぷりの弁天小僧です。
実は地元ネタがありまして…
浜松屋番頭与九郎と武家娘(実は弁天小僧)@勘三郎と若党四十八(実は南郷力丸)@三津五郎の会話。
与九郎「ときにお嬢様、今評判の“御園座”へはお出かけになられましたか。
私が察するに、お嬢様のご贔屓は“中村勘三郎”でしょう?」
武家娘「……私、あの役者だーいきらい!」
(観客大爆笑)
与九郎「だったら、“坂東三津五郎”でしょう!」
武家娘「……はい」
(同じく大爆笑)
与九郎「ではそちらのかたは?(四十八に話を振って)」
四十八「俺ぁあんな役者でぇっきれえだね」
(もちろん大爆笑)
このときの遣り取りを忠実に再現してるわけじゃないんんですが、だいたいこんな感じでした。
ミュージカルでは難しいと思うんですけど、劇中に地元ネタを入れてくれるのは、ストレートプレイではたまにありますね。今年は大王(後藤ひろひとさん)作品の舞台で、2回ありました。『ダブリンの鐘つきカビ人間』でもやってくれるのかな?
この場の最後に、中村鶴松くん(丁稚役)のお披露目。
子役の清水大希くんが、勘三郎さんの部屋子になって二代目鶴松を名乗ることになりました。彼は、昼の部の口上では並びの末席にはいたけど、勘三郎さんからの紹介のみでした。夜は彼自身の口上があって、しっかりした口調でご挨拶
カワイイーーー
ラブリン愛之助もこんなんだったのかしら
第二場 浜松屋蔵前の場
武家娘とその若党四十八から、難癖をつけられていた浜松屋に助け舟を出したはずの玉島逸当という武家が、実は日本駄右衛門。もちろん武家娘(実は弁天小僧)と若党四十八(実は南郷力丸)とグル。
でもここで、浜松屋倅宗之助が日本駄右衛門の実の息子で、弁天小僧が浜松屋主人幸兵衛の実の息子だということが判明。
浜松屋見世先”と“稲瀬川勢揃い”だけではわからない事実が今明らかに(笑)
ストーリーとして知っていても、実際に観るととやっぱり面白い場面です。
第三場 稲瀬川勢揃いの場
浜松屋幸兵衛からの餞別、紫の小袖を着て日本駄右衛門、弁天小僧菊之助、忠信利平、赤星十三郎、南郷力丸が、桜満開の稲瀬川に勢揃い。既に大勢の捕手がいるんだけど、それぞれ長い名乗りをあげて、捕手達と大立ち回り。
紫の小袖に“志ら浪”と書かれた番傘に、黒い鼻緒の駒下駄は5人一緒だけど、それぞれのキャラ設定にあわせて、着物の模様とか鬘が違って、実に綺麗です。
(この場面、お正月番組の芸能人のかくし芸大会で昔よくやってたと思うんですが……)
とにかく、仁左衛門さんがカッコイイ
普段のお顔からは想像できない渋くドスの効いた声に惚れ惚れです
大詰め
第一場 極楽寺屋根立腹の場
弁天小僧と捕手との大立ち回り。
これがかなり長い時間のチャンチャンバラバラで、まあよく疲れないなと(当たり前か)感心しきり
捕手が20人くらい入れ替わり立ち替わり、前宙、バク宙、その他いろいろアクロバティックな演技で魅せてくれます皆さんJACに入れます(笑)
かなり前、吉右衛門さんが雑誌で「昔は雨の日に傘持ったまま高下駄履いて、苔むして濡れてる階段をグルッとトンボ返りしながら上がっていく(歌舞伎の)先輩方がいた」と語っていたのが記憶にあります。
普通は回転したら下に落ちてくもんなんですけどね(汗)すごいわ
最後に弁天小僧は力尽きて、自刃して果てます。
第二場 極楽寺山門の場&第三場 滑川土橋の場
弁天小僧の屋根での大立ち回りから、二場三場で日本駄右衛門が立つ山門に続いての土橋のせり上がりまで、大がかりな舞台転換。
最初から最後まで、絢爛豪華で目にも鮮やか、極彩色に彩られた、これぞ「歌舞伎」の世界を堪能できました。
青砥家臣の2人が、弁天小僧の死を悼む日本駄右衛門を捕らえようとしますが、主人の青砥左衛門は先君の法要を理由に、駄右衛門に情けをかけて見逃します。
日本駄右衛門は、後日必ず出頭することを約束してその場を立ち去って、おしまい。
歌舞伎座では異例のカーテンコールがありましたが(生で観たかったなー)、フツーに終わりました(笑)
今回勉強になったことは、“歌舞伎は一番前で観なくてもいい”ということ
近すぎて舞台全体が観れません
2階の一番前か(ここも株主席)、前から4列目くらいの花道から3つくらい上手側の席(やっぱり株主席)が適当ではないかと思います。
見慣れてる人から言わせれば全然違うのかもしれませんが……。
でも大満足!!!
今度いつ通しで観られるかわからない『白浪五人男』。
何回でも観たいと思わせる面白さでした。
★余話1
ちなみに初演は文久2年(1862年)。
『組!』ファンの方々には馴染みの年号ですね。新選組が世に出る前の年です。
★余話2
御園座名物『手づくりアイス最中』を幕間に食べました。
抹茶味が絶品!
お持ち帰り用は5個分の最中と1種類のアイスで1,600円だったかな。
バニラをお持ち帰りしました。これもウマい!!!
来春、高麗屋の『勧進帳』を観る予定なので、今度は“おぐら味”を食べよっと。
写真は一番前ほぼ中央の席から写した幕。このマークは中村屋の紋で“隅切角に一枚銀杏”です。いやーすごかったスペシャルジェイミー席(耕史君ファン以外の方は、これスルーしてください/笑)気のせいといわれればそれまでですが勘三郎さんと目が合いました。扇雀さんと目が合いました。三津五郎さんと目が合いました。橋之助さんと目が合いました。そして仁左衛門さんの視線に悩殺されました(笑) |
青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)←これが正式名称。
通し狂言 白浪五人男(しらなみごにんおとこ)三幕九場←一般的にはこっち。
河竹黙阿弥 作。“白浪”とは泥棒のことです。
通常は、二幕目第一場の“浜松屋見世先”と第三場の“稲瀬川勢揃い”の二場のみで上演されることが多いんですが、今回は全三幕九場の通し狂言。
東京・歌舞伎座では、通しではここ10年で2回上演されてます。
名古屋・御園座では冒頭にも書いたように、実に51年振り!
ちなみにその51年前、弁天小僧は十一代團十郎(現海老蔵で前は新之助のじーちゃん)で、赤星十三郎は七代目梅幸(現菊之助で寺島しのぶの弟のじーちゃん)、千寿姫はなんと芝翫さん(以前も書いたけど勘太郎君と七之助君のじーちゃん)……時代を感じるな
休憩2回(30分と20分)入って、約4時間の長丁場。
観る方も観られる方も大変だ
……寝ませんでしたよ(笑)非常に面白かったので。
近くの席の粋筋の方(着物の着こなしがなんとなく)と思われるご婦人2人は、一幕目はちょっと舟こいでいらっしゃいましたが 歌舞伎なんか見慣れてるんだろうなー。
大まかなあらすじはじゃわさんの歌舞伎文庫のこちらご覧ください。
実に簡潔に楽しく纏められてます。
要は、5人の泥棒が集まって、知恵をめぐらせ、盗みを働き、最後には追い詰められるお話。(なんつー簡単な説明)
“浜松屋見世先”と“稲瀬川勢揃い”だけの上演だと、人間関係がはっきり言ってよくわからないので、初見では予習が必要なんじゃないかと思うんですが、通しで見るときはなんの準備も必要なし。実にわかりやすいストーリーで、涙あり笑いあり、JACなみのアクションシーンありのThat’s Entertainment!!
歌舞伎にありがちな不条理な部分もあるけれど、歌舞伎を見慣れないひとでも充分楽しめる演目です。
<主な配役>
日本駄右衛門:片岡仁左衛門/弁天小僧菊之助:中村勘三郎/忠信利平:中村橋之助/赤星十三郎:中村扇雀/南郷力丸:坂東三津五郎(以上、白浪五人男)
信田家後室:中村芝翫/千寿姫:中村七之助/浜松屋倅宗之助:中村勘太郎
青砥左衛門藤綱:中村勘三郎/青砥家臣伊皿子七郎:中村勘太郎/青砥家臣木下川八郎:中村七之助
序幕
第一場 初瀬寺花見の場
七之助くんが女方として千寿姫を演じます。純情可憐で楚々としたお姫様
昼の部の『河内山』で腰元もやってましたが、彼は女方の方が似合うような気がします。
じーちゃんの血かしら。
千寿姫の婚約者、信田小太郎(実は弁天小僧)と交情のシーンがあって、ちゃんと男と女に見えるから歌舞伎って不思議。父子には見えません(配役参照)
ここで、後々物語の鍵となる重要な小物“百両”と“胡蝶の香合”が登場。
これらを頭の隅っこに置いておくと、そこかしこで出てくるのが予想できたり、また出てきたらどんな使われ方をするのか想像するのも一興かと……(初見に限るけど)
第二場 神輿ヶ嶽の場
仁左衛門さん登場~修験者のいでたちなんだけど、何着ても素敵(莫迦)
修験者(実は日本駄右衛門)は、千寿姫を投身自殺に追い遣った弁天小僧を手下にします。
第三場 稲瀬川谷間の場
ここの最後でだんまりがあって、今回は襲名披露の口上がつくスペシャルバージョン
上手から仁左衛門さん、芝翫さん、勘三郎さん、三津五郎さんの並びで、劇中ということもあってか、手短にお茶目なしの至極真面目な口上でした。
二幕目
第一場 浜松屋店先の場
超有名な「知らざぁ言ってきかせやしょう」の名台詞はここ。
コミカルな部分が多くて、テンポもよくって、一番のウケ処。
勘三郎さんの、振袖の武家娘から正体ばれて開き直って弁天小僧菊之助になる、女→男への切り替えっぷりが見事。ワルでも愛嬌たっぷりの弁天小僧です。
実は地元ネタがありまして…
浜松屋番頭与九郎と武家娘(実は弁天小僧)@勘三郎と若党四十八(実は南郷力丸)@三津五郎の会話。
与九郎「ときにお嬢様、今評判の“御園座”へはお出かけになられましたか。
私が察するに、お嬢様のご贔屓は“中村勘三郎”でしょう?」
武家娘「……私、あの役者だーいきらい!」
(観客大爆笑)
与九郎「だったら、“坂東三津五郎”でしょう!」
武家娘「……はい」
(同じく大爆笑)
与九郎「ではそちらのかたは?(四十八に話を振って)」
四十八「俺ぁあんな役者でぇっきれえだね」
(もちろん大爆笑)
このときの遣り取りを忠実に再現してるわけじゃないんんですが、だいたいこんな感じでした。
ミュージカルでは難しいと思うんですけど、劇中に地元ネタを入れてくれるのは、ストレートプレイではたまにありますね。今年は大王(後藤ひろひとさん)作品の舞台で、2回ありました。『ダブリンの鐘つきカビ人間』でもやってくれるのかな?
この場の最後に、中村鶴松くん(丁稚役)のお披露目。
子役の清水大希くんが、勘三郎さんの部屋子になって二代目鶴松を名乗ることになりました。彼は、昼の部の口上では並びの末席にはいたけど、勘三郎さんからの紹介のみでした。夜は彼自身の口上があって、しっかりした口調でご挨拶
カワイイーーー
ラブリン愛之助もこんなんだったのかしら
第二場 浜松屋蔵前の場
武家娘とその若党四十八から、難癖をつけられていた浜松屋に助け舟を出したはずの玉島逸当という武家が、実は日本駄右衛門。もちろん武家娘(実は弁天小僧)と若党四十八(実は南郷力丸)とグル。
でもここで、浜松屋倅宗之助が日本駄右衛門の実の息子で、弁天小僧が浜松屋主人幸兵衛の実の息子だということが判明。
浜松屋見世先”と“稲瀬川勢揃い”だけではわからない事実が今明らかに(笑)
ストーリーとして知っていても、実際に観るととやっぱり面白い場面です。
第三場 稲瀬川勢揃いの場
浜松屋幸兵衛からの餞別、紫の小袖を着て日本駄右衛門、弁天小僧菊之助、忠信利平、赤星十三郎、南郷力丸が、桜満開の稲瀬川に勢揃い。既に大勢の捕手がいるんだけど、それぞれ長い名乗りをあげて、捕手達と大立ち回り。
紫の小袖に“志ら浪”と書かれた番傘に、黒い鼻緒の駒下駄は5人一緒だけど、それぞれのキャラ設定にあわせて、着物の模様とか鬘が違って、実に綺麗です。
(この場面、お正月番組の芸能人のかくし芸大会で昔よくやってたと思うんですが……)
とにかく、仁左衛門さんがカッコイイ
普段のお顔からは想像できない渋くドスの効いた声に惚れ惚れです
大詰め
第一場 極楽寺屋根立腹の場
弁天小僧と捕手との大立ち回り。
これがかなり長い時間のチャンチャンバラバラで、まあよく疲れないなと(当たり前か)感心しきり
捕手が20人くらい入れ替わり立ち替わり、前宙、バク宙、その他いろいろアクロバティックな演技で魅せてくれます皆さんJACに入れます(笑)
かなり前、吉右衛門さんが雑誌で「昔は雨の日に傘持ったまま高下駄履いて、苔むして濡れてる階段をグルッとトンボ返りしながら上がっていく(歌舞伎の)先輩方がいた」と語っていたのが記憶にあります。
普通は回転したら下に落ちてくもんなんですけどね(汗)すごいわ
最後に弁天小僧は力尽きて、自刃して果てます。
第二場 極楽寺山門の場&第三場 滑川土橋の場
弁天小僧の屋根での大立ち回りから、二場三場で日本駄右衛門が立つ山門に続いての土橋のせり上がりまで、大がかりな舞台転換。
最初から最後まで、絢爛豪華で目にも鮮やか、極彩色に彩られた、これぞ「歌舞伎」の世界を堪能できました。
青砥家臣の2人が、弁天小僧の死を悼む日本駄右衛門を捕らえようとしますが、主人の青砥左衛門は先君の法要を理由に、駄右衛門に情けをかけて見逃します。
日本駄右衛門は、後日必ず出頭することを約束してその場を立ち去って、おしまい。
歌舞伎座では異例のカーテンコールがありましたが(生で観たかったなー)、フツーに終わりました(笑)
今回勉強になったことは、“歌舞伎は一番前で観なくてもいい”ということ
近すぎて舞台全体が観れません
2階の一番前か(ここも株主席)、前から4列目くらいの花道から3つくらい上手側の席(やっぱり株主席)が適当ではないかと思います。
見慣れてる人から言わせれば全然違うのかもしれませんが……。
でも大満足!!!
今度いつ通しで観られるかわからない『白浪五人男』。
何回でも観たいと思わせる面白さでした。
★余話1
ちなみに初演は文久2年(1862年)。
『組!』ファンの方々には馴染みの年号ですね。新選組が世に出る前の年です。
★余話2
御園座名物『手づくりアイス最中』を幕間に食べました。
抹茶味が絶品!
お持ち帰り用は5個分の最中と1種類のアイスで1,600円だったかな。
バニラをお持ち帰りしました。これもウマい!!!
来春、高麗屋の『勧進帳』を観る予定なので、今度は“おぐら味”を食べよっと。
『白浪五人男』を鑑賞されたんですね~いいな
00年1月に、新橋演舞場の寿新春大歌舞伎で『弁天娘女男白波』(お浪/弁天小僧菊之助:尾上菊之助)を観たのですが、「歌舞伎って最高!」と思いましたよ~{/hakushu/
>歌舞伎は一番前で観なくてもいい”ということ
激しく同意!(最前列の端っこ(笑)で観たことあるけど、寝てました。)
前述した観劇の時は、2階席前から6列目の真ん中でしたが、最高の眺めでしたよ(蛇足ながら、15,750の席…)
手づくりアイス最中、美味しそう!
拍手の絵文字は絵文字になってないし、15,750は円が抜けてます…。
(勘三郎さんのが若くないと言ってるわけではありません/汗)
まきこさんのおっしゃるとおり、2階席の前の方が良いようです。
昼の部は2階席前から3列目下手側だったんですが、見易さは断然こっちでした。ただ、花道を観ようと思うと、真ん中~上手が良いですよね。
にしても歌舞伎は高い!今回は襲名ということもあって、
上席から22,000円、20,000円、12,500円、6,500円
でした
最中おいしいですよーーーー
よろしければ通販で(笑)
あ、ほんとだ、絵文字になってない
そんなに興奮させてしまいましたか