『名古屋平成中村座』初日。黒のスタッフTシャツを着た、学生ボランティアの方々の爽やかな挨拶に迎えられての会場入りでした。
まず最初にトイレ済ませてってことで(笑)校舎内のトイレに入ったんだけど、学校の校舎なんて何年ぶりだろ
8列目の上手端っこで観にくいかなと思ったんだけど、椅子席と違って体育館の床に座布団だから、身体を斜めにして問題解決
エアコンの発電機の音がちょっとだけ気になりました(たぶん端っこの席で外が近いから。特に舞台の妨げになったというわけではありません)
口上
初日の口上ということで多少くだけた雰囲気でした。
勘三郎さん「高校で襲名興行するのは私が初めてです」
扇雀さん「勘三郎さんにはいろんな経験をさせていただきますが、ついに体育館です」
勘三郎さん「あの長い花道がどうなるのか…」 等など
観客は笑いっぱなし
花道確かに長い!約24m!(歌舞伎座より長いらしい)
初耳だったのは、弥十郎さんが勘三郎さんと子供の頃から仲が良くって、弥十郎さんの奥様は勘三郎さんに紹介された方ということ(歌舞伎界の常識だったらすんません)
義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)
木の実 小金吾討死 すし屋 あらすじはコチラ
<主な配役>
いがみの権太:中村勘三郎/主馬小金吾武里、弥左衛門娘お里(二役):中村七之助
若葉の内侍:坂東新悟/六代君:中村鶴松/権太女房小せん:中村芝のぶ
猪熊大之進:片岡亀蔵/鮓屋弥左衛門:坂東弥十郎
梶原平三景時:片岡市蔵/弥助実は三位中将維盛:中村扇雀
ちゃんとした感想を書く時間がないのでさらっと流させていただきます
勘三郎さんの“いがみの権太”はいいですねえ。
前半のコミカルでどこか憎めない部分もありつつも、金を騙し取る手口や仕種や目線では、かなりの悪党振りを発揮。一転して後半大詰めで見せた、悪党ゆえの哀しさや人間味溢れる泣きっぷりは見事でした。
急な代役の芝のぶさんが頑張ってます。小せんが内侍の代わりに引っ立てられる時、権太が一瞬小せんに目線を移すんですが、それを受け取る表情が絶妙。
七之助君も急な二役で大変だったでしょうねー(ま、意地悪で言ってしまいますが、去年のことがあるからいい薬になったのでは?)
小金吾はあまりこなれてなかった感じ。お里のほうが生き生きとしていて、弥助との絡みも可愛らしくて良かったです。
終演後は、歌舞伎には珍しいカーテンコールが1回。もちろんオールスタンディング。
『平成中村座』だもんね
生き返った(笑)勘三郎さんより
「後ろの方まで声聞こえてますか」
「高校生の子達の夏休みが1日減ったみたいで、ごめんなさい」
……等、色々嬉しい気遣いの言葉がありました。
席の後方で同朋の学生さん達が観劇。
こんな記事を以前書いたんですが、先生方の努力の賜物か(笑)皆さん静かに観てましたよ。寝ちゃったひともいたかもしれないけど
ボランティアスタッフの方々については千穐楽記事で書きますね。
★余話
小金吾が討死する寸前で、猪熊大之進が彼を抱えて一瞬茂みの中へ。
すぐに出てくるんですけど、小金吾はもう七之助君じゃないんですよね。“すし屋”のお里の準備のために入れ替わったと思われます。
こんな風にアレンジが可能で、かつそれが許されるのが歌舞伎のいいところだと思うけど、実際にやってる方は大変だ。七之助君にはその大変さが身に滲みたでしょう(何度も意地悪してすいません)
まず最初にトイレ済ませてってことで(笑)校舎内のトイレに入ったんだけど、学校の校舎なんて何年ぶりだろ
8列目の上手端っこで観にくいかなと思ったんだけど、椅子席と違って体育館の床に座布団だから、身体を斜めにして問題解決
エアコンの発電機の音がちょっとだけ気になりました(たぶん端っこの席で外が近いから。特に舞台の妨げになったというわけではありません)
口上
初日の口上ということで多少くだけた雰囲気でした。
勘三郎さん「高校で襲名興行するのは私が初めてです」
扇雀さん「勘三郎さんにはいろんな経験をさせていただきますが、ついに体育館です」
勘三郎さん「あの長い花道がどうなるのか…」 等など
観客は笑いっぱなし
花道確かに長い!約24m!(歌舞伎座より長いらしい)
初耳だったのは、弥十郎さんが勘三郎さんと子供の頃から仲が良くって、弥十郎さんの奥様は勘三郎さんに紹介された方ということ(歌舞伎界の常識だったらすんません)
義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)
木の実 小金吾討死 すし屋 あらすじはコチラ
<主な配役>
いがみの権太:中村勘三郎/主馬小金吾武里、弥左衛門娘お里(二役):中村七之助
若葉の内侍:坂東新悟/六代君:中村鶴松/権太女房小せん:中村芝のぶ
猪熊大之進:片岡亀蔵/鮓屋弥左衛門:坂東弥十郎
梶原平三景時:片岡市蔵/弥助実は三位中将維盛:中村扇雀
ちゃんとした感想を書く時間がないのでさらっと流させていただきます
勘三郎さんの“いがみの権太”はいいですねえ。
前半のコミカルでどこか憎めない部分もありつつも、金を騙し取る手口や仕種や目線では、かなりの悪党振りを発揮。一転して後半大詰めで見せた、悪党ゆえの哀しさや人間味溢れる泣きっぷりは見事でした。
急な代役の芝のぶさんが頑張ってます。小せんが内侍の代わりに引っ立てられる時、権太が一瞬小せんに目線を移すんですが、それを受け取る表情が絶妙。
七之助君も急な二役で大変だったでしょうねー(ま、意地悪で言ってしまいますが、去年のことがあるからいい薬になったのでは?)
小金吾はあまりこなれてなかった感じ。お里のほうが生き生きとしていて、弥助との絡みも可愛らしくて良かったです。
終演後は、歌舞伎には珍しいカーテンコールが1回。もちろんオールスタンディング。
『平成中村座』だもんね
生き返った(笑)勘三郎さんより
「後ろの方まで声聞こえてますか」
「高校生の子達の夏休みが1日減ったみたいで、ごめんなさい」
……等、色々嬉しい気遣いの言葉がありました。
席の後方で同朋の学生さん達が観劇。
こんな記事を以前書いたんですが、先生方の努力の賜物か(笑)皆さん静かに観てましたよ。寝ちゃったひともいたかもしれないけど
ボランティアスタッフの方々については千穐楽記事で書きますね。
★余話
小金吾が討死する寸前で、猪熊大之進が彼を抱えて一瞬茂みの中へ。
すぐに出てくるんですけど、小金吾はもう七之助君じゃないんですよね。“すし屋”のお里の準備のために入れ替わったと思われます。
こんな風にアレンジが可能で、かつそれが許されるのが歌舞伎のいいところだと思うけど、実際にやってる方は大変だ。七之助君にはその大変さが身に滲みたでしょう(何度も意地悪してすいません)
こんばんは。スキップです。9月24日に同朋高校体育館におりました。
権太と小せんの別れのあのシーン、私もとても印象に残りました。お二人とも名演でしたね。
千秋楽もご覧になったのですか。うらやましいです。
レポ楽しみにしていますね。
やっと私がコメントできる話題が・・・・(笑)。
といっても私は中村屋さんの舞台まだ拝見したことないんですよ。地元に来た巡業も全然チケットなんてなかったし~~。
体育館での歌舞伎、めったに出来ない経験ですね~~、楽しそう。
ところどころの七之助さんへの意地悪、タイミング良いですね~~(笑)。
いろんな人へご迷惑かけたのだから時々チクチクと意地悪を言われた方が良いと思います(笑)。
どうか獅童さんにももっと意地悪言ってやって下さい(笑)。
やっぱりスキップさんもご覧になられたんですね。
「もしかして……」とは思ってたんですが
芝のぶさんの演技はあまり見たことがなかったんですが、代役に引っ張り出されるだけのものをちゃんと持ってるひとだと思いました。
>千秋楽もご覧になったのですか
せっかくの地元公演(以前近くに住んでいたし)なので、初日と千穐楽は絶対観ようと決めてました。
交通費がさほどかからないのはやはり嬉しいです
すいませ~ん。
最近耕史君の情報てんこもりで、歌舞伎がすっかりおろそかです(汗)
中村屋の舞台はいいですよ。
松嶋屋とは違う味わいの、楽しさ面白さがあります。
南座のチケットは絶対確保してください!
七之助君には、今回の件は本当にいい薬になったと思います(勘太郎君は無念だろうけど)
機会があればまた意地悪したいです(笑)
獅童ちゃんへの意地悪は、耕史君の記事でとりあえず1発かましておきました
『TVnavi』で耕史君が対談コーナーを持っていて、最新号のゲストが獅童ちゃんだったのよ。
お時間あったら読んでみてくださいね。
>芝のぶさんの演技はあまり見たことがなかったんですが、代役に引っ張り出されるだけのものをちゃんと持ってるひとだと思いました.....昨年の七之助くんのピンチヒッターの時も期待にたがわぬものでした。本役でこういうお役がつくようになってくれると芝のぶ贔屓としては嬉しいのです。
来年のGWは名古屋に住んでいる妹のところに遊びに行くつもりですので遠征もどきができるように何か歌舞伎を名古屋でやっていると嬉しいのですけれど、どうなりますことやら。
それとメルアドの方にメールさせていただきましたので、よろしくお願いします(^O^)/
ぴかちゅうさんは芝のぶさんご贔屓なんですね。
昨年の御園座は七之助君が復活してたので(笑)芝のぶさんの出番は非常に少なかったんですよ~。
おっしゃるとおり、力のある方なのでもっといいお役が来てもいいと思うんですけど……。
名古屋の歌舞伎公演は、4月と10月の御園座が基本です。
それ以外に普通の会館等で、1回か2回公演があればいいほう
4月でも25、6日ぐらいに終わるので、GW休暇を繰り上げで取っていただければ……
メールの件、承りました!