
本山町上関より今から行く山域を眺める


国道439号線の本山町木能津で本山東大橋を対岸の上関へと渡り
橋を渡った先で右手に折れ、道なりに進んでいくと行川に行きあたる
れいほくネイチャーハントの「白髪山へ」の標識に従って行川沿いに
おおよそ6km北進して目前に新頃橋が見えたら手前左手にある
林道 蛇野線(はめがのせん)の路肩に邪魔にならないように駐車して準備して出発!


蛇野線から新頃橋を渡る


左の写真が蛇野地区から流れ出る行川の支流の上流方向で
右の写真は下流方向 この先ですぐに行川と合流する

そして橋を渡って突当り。奥白髪林道の起点の本山町新頃(もとやまちょうしんごろ)


奥白髪林道へと進むと少し先に奥白髪温泉があったけれど今は廃業している。(写真左)
今回は周回したいので右の作業道へと進む(写真右)


作業道をしばらく進むと二又に分かれていた。なんとなく右の道へ進む
今は住まわれていないような民家があった。

ツルウメモドキの果実


民家の前を通りぬけた少し先でまた二股に分かれていた。
最初の二又はどうも左を選ばなければならなかったようなので
そちら方向へとのびている左へ。


ちいさい渕に行きあたった。きれいな水の色。
あたりをぐるりと見回して破線の道らしきものがないかな?と探すけれど
見つからないので引き返す


引き返して素直に作業道を辿ってみることにした。



と、言うのもグリコ隊長が八丁山へは一度挑戦していて
尾根直下まで作業道が延びていたとの事。
なのでこの道もつながっていたりして?みたいな。
シダの葉はお正月飾りに使う「ウラジロ」かな?
ツルリンドウの果実は最初は花弁に包まれた状態で
実が充実していくうちに花弁が無くなるのだな。うん。


たわわに実ったフユイチゴ 緑の葉と赤い果実でクリスマスカラー

途中、作業道から眺めた八丁山 うーん遠いなぁ。


お天気が最高で気温も高めで心地よくのんびりと作業道を辿る
伐採された杉の木 葉がついたまま枯れきっていなくてシックな色合いが素敵だった。


イボカサタケの古くなったのと倒木が入り混じるようになってきた作業道


乗り越えたりくぐったりして進むとどうやら終点に着いたみたい。
ヒマワリ乳業の牛乳瓶が転がっていた。
子供の頃は紙の蓋でその上からヘアキャップのようなビニルが被さっていた。
色んなメーカーのデザインの違う紙の蓋を収集するのが少しブームだったなぁ
机の上に並べて息を吹きかけてひっくり返すと
それが自分のものになるなんてゲームもあった。
今の牛乳瓶はプラスチックのキャップになっているみたい。


あざやかな色が目を引くミツバツツジの紅葉を眺めて
道を探してもやっぱり無いので尾根に取付く


なかなかの急斜面


植林の向こう側の紅葉が癒し。急登を凌ぐ。
ちょっとなろくなってホッとすると今度はアセビに絡まれる。


作業道から見上げた時よりほんの少し近づいた気がする八丁山


いつも思う事だけれど。
こーんな急斜面で木を伐り出したりする林業関係者ってすげぇわ。


青い鉢巻き石柱62番を過ぎると平坦になったので小休止。
気温が高くて汗が噴き出る


岩場を巻いたりしつつ


63番とピンク鉢巻き64番石柱


64番石柱を過ぎると笹が出てきた。でもうっすらと踏み跡有


ススキが見えるという事は?作業道に出たー!
この作業道はグリコ隊長が以前辿った道らしい。


尾根を行こうかと思ったけれど。
やっぱり何故か尾根筋だけに笹がもっさもさなので作業道を行く

白髪山が見えた!あそこまで行けるのかな・・・。
近く見えるけれど稜線は北に大きく回り込むように弧を描いている
12時までには八丁越に辿り着けるかなと思っていたけれど
思っていた以上に時間がかかってしまった。

この辺りは伐採した後に苗木を植えなかったみたいで
荒地の様になっていて、パイオニア植物が繁茂している。
そのうちタラの樹とかイバラとかトゲトゲさん達も出てくると思う。

咲き残っていたマツカゼソウ。
毒草ではないのになぜ鹿が食べないのか?
と気になって調べたらニオイが嫌いなんだって。
そうして、どんなニオイなのか気になってもいたけれど
この時は嗅いでみるのをすっかり忘れていた。あーあ。


作業道の終点に到着
さっき通った荒地の上部に出た訳でぐるっと作業道を辿らず
荒地を直登すれば近かったんじゃ?と
隊長に言うんだけれどどうにも理解してくれず・・・
右の写真の自然林と植林の境目あたりが八丁越かな?

葉っぱがないから何の樹かわからないけど。
日当たりが良くなって大きく育っていくんだろうな。

さあここを登り切れば(たぶん)八丁越!がんばれ!
足元は朽ちかけた切り株を水苔が覆っていたり
枯れたシダの茎が絡まったり見た目より凸凹で歩き辛い。


やっと大豊町と本山町の境界尾根に乗れたー!うれしー!
左の写真が八丁山へと続く尾根で右の写真が吉野川へと続く尾根

ハッキリとしなかったけれどこの辺りが八丁越のはず。
尾根を越えて大豊町立川へと延びる破線の道は笹に埋もれて発見できず。
時間に余裕があったら南東にある三角点へ寄りたかったけれど
境界尾根に乗るまでに3時間弱もかかってしまったので
今回は諦めて八丁山へ向かう。
奥白髪林道起点 9:50 ~ 民家 9:53 ~ 作業道終点 10:34 ~ 尾根取付 10:35 ~
作業道 11:55 ~ 作業道終点 12:14 ~ 八丁越 12:34

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つづく。

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