ヒガンバナの向こうに早明浦ダム湖
約2年ぶりの鎌滝山の大淵集落にある登山口には
「鎌滝山登山者記帳場」なる小さい小屋が建っていた。
準備をして出発 大渕集落のビニルハウスにはおいしそうなトマトがたわわに実っていた。
赤いゲンノショウコの花も今が盛りと咲き誇りススキは秋風にそよがれている。
いつもは西へとすすんで作業道をたどっていくのだけれど
今回は大淵集落から北へと延びる破線を辿って作業道へと向かう
左手に今にも草に埋もれそうなイノシシ罠を見つつ、ほんの少し薮をかき分け抜け植林帯の中へ
金平糖のようなかわいいミゾソバが咲いていた。
植林帯に入ると杣道があり歩きやすくなったけれど傾斜が急なので汗が噴き出る
約1か月ぶりの山登り、何度か立ち止まり息を整えつつ登って行くと作業道へと出た
左の土が見える急斜面を登って行くと尾根コース 右の作業道を進んで行くと通常の登山口へ
直登尾根コースからの周回にしようか?と思ったけれど、いつもとは逆回りで行ってみることにした。
アケボノソウ
ゲンノショウコの白花とちょっと貧相なシギンカラマツ
もじゃもじゃのシロソウメンタケ と 鮮やかな黄色のアキヤマタケ
分岐に到着 案内板に書かれた文字もたいぶん薄くなって読み辛くなっている
ここも久しぶりに右のおススメコースを選ぶ。
タマシロオニタケ と 小さいズキンタケ
ニガイグチモドキ
ベニヤマタケ と ベニナギナタタケ
キノコを眺めつつ登って行くうちに尾根の分岐に到着
ササクレシロオニタケ
ヤブレベニタケ
サマツモドキ と 色の抜けたコンイロイッポンシメジ
岩壁の間を抜けて窓ヶ岩へ
途中の展望スポットの窓ヶ岩からは大豊町のゆとりすとパークや梶ヶ森方面が見える
つい最近も誤食による中毒がニュースになっていたツキヨタケ
確かにシイタケに似ていておいしそうに見えるかもしれない。
アンズタケ と ホウキタケ
アカヌマベニタケ と ウスタケの幼菌
テングタケ と ニカワハリタケ( 別名 猫の舌 )
鎌滝山 【 かまたきやま 】に到着 三等三角点:大淵 1115.8m
山頂からの展望は眼下に早明浦ダム
キイボカサタケ と シロイボカサタケ
ニカワハリタケ と 尾根の分岐標識
往路は「下山路」と書かれている方から来たので帰路は「×」と書かれている尾根コースへ
コタマゴテングタケ と ナギナタタケ
クロハツはキノコに生えるキノコ ヤグラタケの宿主で
以前は加食だったみたいだけど今は毒菌扱いになっているし
よく似たニセクロハツは猛毒。これも最近不幸があった。
尾根コースは急降下
一度林道を横切って再び尾根を下って行く
タマゴタケ
ヤマジノホトトギス
キンモクセイ と ツルボ
無事下山 おつかれさまでした。
距離 5.3km 沿面距離 5.0km 時間 4:24
累積標高差 + 613m / - 602m
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鎌滝山登山口、立派な登山ポストが出来ていますね。
何年前だったかな?鎌滝山に登った後、早明浦ダム湖畔で鍋をした楽しく美味しい思い出があります。
オバサン10名、食材持ち寄りで楽しかった!
鎌滝山でツチグリを見た事を覚えています。
キノコいっぱい!
biscoさんはよく判別出来ますね~。
シロオニタケもヤブレやらタマやら・・・私には難しすぎます・・・。
でもキノコは魅力いっぱい。
見るだけでも楽しくなります。
また参考にさせて下さいね。
ノートを覗いてみると意外に書き込みがあって驚きました。
あ!それそれ!拝見した記憶があります。
ギッチャンさん達の会は季節ごとに〇〇山行で楽しまれていますね~。
きのこ観察を始めてもう今年で6年くらいになるかと思いますが実は今でもサッパリりなんです。
1年経ったら忘れてますから毎年調べなおしなのです~(笑
お仲間が出来てとてもうれしいです。
鎌滝山は早明浦ダム越しに見ると本当にカッコいい。
そこから見える通り結構険しい山でした。
我々も直登尾根を踏ん張りながら降りたのを思い出しました。
作業道が横切るとややこしくなりますね。
台風も何とか通り過ぎて行くようです。
やれやれ
この場をお借りして
ぎっちゃん、いつも読み逃げですみません
何年か前に死亡事故があってからポストが設置されたように思います。
まー週末の台風はどうにかならんもんですかね?ホントニマイッタ。
みなさまもうしわけまりません。