Do you climb?

山とキノコとたまにネコ。

2017.1.7 手箱山 1806.2m 高知県本川 * 大瀧登山口より

2017年01月08日 | 手箱山




冬に氷瀑になるはずの大瀧(おおたび)は全く凍っていない。
今冬は暖かく過ごしやすいのは良いけれど、ちょっと冬っぽさが物足りない。
霧氷を期待していたのだけれど、桧や杉に着いている白いのはどうやら霜みたい。










大瀧展望所の脇にあった石碑
氷室まつり10周年記念の建立だって。
今も時期になると高知県知事に氷が届けられているというニュースを見る。
2000年で10周年だから今年は27年になる








大瀧展望所から少し上流方向へ進んだ先に大瀧(おおたび)登山口
れいほくネイチャーハントガイドの標識に掛けられた軽アイゼンが
持ち主のお迎えを待っていた。

そういえば、昨年三滝山に登った時に隊長がボウシを失くした。
何処で落としたのかもハッキリせず、
ニット帽なのでそのうち自然に還るだろうと、諦めていたのだけれど
後日、三滝山へ行かれた方が見つけてくださって連絡をくれ
無事に手元に戻ってきたことがあった。

こんなこともあるんだなぁととてもうれしかった。





県道石鎚公園線から少し下って吊り橋を渡る











しっかりとした橋で怖さは無い









吉野川の澄み切った水がとてもキレイ











最初は杉の植林帯を九十九折りに登って行く










途中にあった標識
← 手箱・氷室番所 ↓ 県道・寺川集落 → アキタ杉展示林
左へ進む








木橋は下の丸太が太くシッカリしていて不安感は無いけれど
微妙に右に(下斜面)に傾いているのが濡れている時はコワイかも。










後ろから来ていた隊長の姿が見えないので心配していたら
また何か落とし物をしたようで、探していたという・・・




















もしかしたらつららが見られるかもしれない
という期待むなしく、清々しく流れてゆく水











チャルメルソウ










きのこ











すこし雪が出てきた






















そのうちに杉から桧の植林に変わり










自然林に変わると積雪量も増えてきた











尾根に乗ると大瀧分岐








今までこのコースが大瀧コースだと信じて疑っていなかったのだけど
改めてれいほくネイチャーハントガイドブックをみていたら
尾根筋を辿る手書の赤い線がれいチャーで紹介されている大瀧コースだった。
そしてまた改めて山と高原地図と分県ガイドを見ると
今回の青いログが紹介されていた。
あれれー?これは要調査だー!と隊長に進言してみたら
┐( -"-)┌ヤレヤレ... こんな顔をしていたw






尾根の分岐から手箱山へ向かう











立派なブナが多いので、ヤドリギが無いか見上げてみるとあったー!











神賀山の時に見てみたいと願った、アカミヤドリギがあっさり見られた!
赤実っていう割にはオレンジ色に近いけれど?
もっと赤いのもあるのかなぁ?画像検索してみたらあるなぁ。
次はもっと真っ赤なのが見てみたい!








積雪量は多くは無いけれど、ザラメで滑りやすい











氷室分岐は分かりやすい3段巻きのテープがあった
右に下って行くと氷室がある










登山道から眺めた氷室






















この辺りで、隊長がストックの雪用輪っかを失くしたと騒ぎ出す
雪面に残ったストックの跡を辿るとあっさり見つかった。よかった。
けれどこの後も2~3回、失くしたのである。









標高が上がるにつれて徐々に雪の量が多くなってきた










と、思ったら日当たりの良い場所は落葉の道だったりする
黒べースに青いメタリックな色彩のヒメツチハンミョウ
陽気に誘われて出てきたのかなぁ?






























また雪道になると今度はさらっさらのパウダースノーになった
踏みしめるとキュッキュと心地よい音がする










まるで片栗粉を踏みしめているかの様











名野川分岐を左手に折れる











石鎚山系の瓶ヶ森から平家平まで一望










この辺りは夏に通ると日向ぼっこをしているヘビが多い









瓶ヶ森と西黒森









岩の門が見えてきた











この辺もヘビ地帯































午後から曇りの予報どおり、雲が広がってきた










ずっと登りが続いて、足元は不安定な雪面で疲労して
目の前に見えている岩の門になかなか近づけない









後ろを振り返ると高度感があって楽しい











もうちょっと











やっと岩門にたどり着いて後ろを振り返る
だいぶ雲が増えた




















門をくぐってひと登りで山頂へと続く尾根へ











つつじの枝が張り出してちょっと痛い思いをしつつ笹原に抜ける










手箱山 【 てばこやま 】 1806.2m

県境を含まない山の高知県最高峰
三等三角点は祠の後ろ側の尾根を筒上山方向へ少したどった先にある



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少し休憩して筒上山へと向かう




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