以前、親に無理やり林業にぶち込まれた青年のオモシロイ本を読んだ
もう一度、読みたいなぁと思いつつタイトルも作者も思い出せず・・・
そのうちまた出会うだろーとお気楽に思っていたら続編だった「神去なあなあ夜話」
最初に読んだ「なあなあ日常」の方は5月に映画化されるそうでタイトルは
「WOOD JOB!ウッジョブ」で
サブタイトルとして「神去なあなあ日常」となっている。
HPを見て鳥肌がたち、久しぶりに観てみたい!と思った
最初は最悪!最低!信じられない!と否定的&絶望的だった主人公勇気が
神去(かむさり)地区で林業にいやいや従事し、肉体労働に酷使され
逃げようにも逃げられない田舎で生活していくうちに成長していく話が「日常」
そして「夜話」では神去地区での出来事を通して感じたことを日記風に綴られていて
勇気の林業従事者としての心意気が伝わってくる
居候先の繁ばあちゃんが、とても良い味を出しているし、他のキャラも個性的ですばらしい
実際は3Kの職場で危険は特に大きいですが、捉えられ方で魅力的に思えるというのは表現者の力量ではないかと思います。
映画化をきっかけに、少しでも林業の現状が見直されるといいなぁと思いました。