以前に新頃からスタートして東にある八丁越から八丁山へ行き白髪山まで縦走をし
行川登山口から蛇野へと続く破線の道を下山路に利用しての周回を考えていたのだけれど
その時は日が暮れて初めての道は危険だろうと諦めて
途方もなく長い行川林道をスーパームーンに照らされながら歩いたんだけど
破線の道がずっと気になっていたので今回は蛇野から辿ってみる事にした。
ヘアピンカーブの辺りの路肩に邪魔にならないように駐車して
最終民家がある方へと歩いていく。なんの小屋だろう?
猪避けのネットを潜らせてもらって先へ進み
最終民家の畑の横を登って行くと五右衛門風呂があった
おばあちゃんが玄関先で日向ぼっこしつつ落花生の殻をむいていたので
少しお話をさせて貰うと
「鹿が歩き回りゆうき道が荒れちゅうぞねぇ」と教えてくれた。
お礼を言って民家横の作業道へ
最初は道幅のある少し荒れ気味の作業道を進む
左手を見上げると神社らしき建物が見えたので
帰路で確認しようと思う。
しばらく行くと道幅が狭まり登山道らしくなり
水場があってその先で四差路になっていた。
折り返して少し上側を通っている道は多分神社へと続くのだと思う。
右手に折れる道は行川林道方向へ そのまま進行方向へ行く
途中伐採されて荒地気味の所を過ぎると図根三角点があった。
測量杭も新しい感じで最近測量されたばかりみたいだった。
ここまでは割とハッキリと道があったけれど少し先は薮いてきた
薮っぽい所もわずかで抜けて再び薄い踏み跡を辿って尾根に上がる
赤い鳥獣保護区の標識がある尾根に乗り右手に折れて進んで行く
貫録のある大きい切り株をいくつか眺めつつ道を辿って行くと
やせ尾根になってきて地図で見て不安だった岩場の所に着いた。
破線を辿りたかったけれどどうにも難しそうで
ウロウロと道を探すけれど見つからないので踏み跡を辿ることにした
破線とは尾根を挟んで反対側に踏み跡があって氷柱もあった
折り返して尾根へ
立派な根っこはかなり大きな樹だったのだと思われる
樹幹越しに白髪山が見えた
高度が上がると残雪が少しあって営林小屋が下に見えた
営林小屋を過ぎるとすぐに行川林道へと出た
行川林道を辿って行川登山口へと向かう
行川(なめかわ)登山口に到着
登山口から白髪山を見上げる
プリントアウトしてきた地理院地図とガーミンとで確かめると
このコンクリ法面の向こう側に破線の道があるはず・・・
とりあえず少し休憩 きのこたけのこ国民総選挙が始まりましたね。
江崎隊はグリコ隊長はきのこ派だけど、わたしは断然!たけのこ派!
コンビニでオレンジ味を見つけたので買ってみた。
いろんなフレーバーが出るので愉しい。
とりあえず空身で覗きに行ってみる
あはは。
やっぱりと言うか当然薮よねぇ・・・
コンクリで固められたから廃道になったかなぁ?
雪も積もっていてサルトリイバラもはびこっている
ケモノ道があるようなないような気がするけれど
言い訳をいくつか見繕って引き返す。
再び地図と尾根を眺めつつあれこれ考えてみて
破線の道はやはり廃道なのだと思い込んで引き返す。
最初に破線の道を見失った場所まで戻って
また探してみるけれど踏み跡らしきものは無く
先で岩壁があってザレていた。やっぱり廃道だなこれ。
でも久しぶりにきのこを見つけた。
最初に尾根に乗った所まで引き返して
地籍調査のテープのある尾根伝いに進んでみる
しばらくいくとアンテナがたくさん転がっている所に出て
尾根から下るハッキリとした踏み跡が見えたので辿ってみると
往路で見上げた神社らしき建物の所に出た。
今は何にも祀られていないようですっかり朽ちかけている。
境内を通り抜けていくと最終民家の上側にでてきた
民家の裏手を通って間を抜けさせてもらう
これはおばあちゃんがお庭で育てている福寿草
今年は花が咲くのが遅いとおっしゃっていた。
近くにある三角点を探しに行くと畑の横にひっそりと埋まっていた。
四等三角点:蛇野 581.59m
無事駐車地点へと戻る おつかれさまでした。
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