Do you climb?

山とキノコとたまにネコ。

2017.8.19 烏帽子山 * 深淵造林小屋より落合峠へ * 2

2017年08月23日 | 烏帽子山





烏帽子山から北西に延びる道を辿る



































  









境界見出標がなぜか高知営林署になっていた
旧営林小屋へ降りる分岐 自然林の中を東へ下って行くみたい







だがしかし 当初の目論見通り、今回はそのまま尾根を辿る









境界杭が打たれている尾根は西側は植林で東側は自然林だった








  

カブベニチャ と ナギナタタケ






  

次第に尾根全体が植林になると行く手に横切る林道が見えた
どうも最近、造成されたみたいな感じ



  

林道を横切って再び尾根を辿る






何度目かの林道に飛び出ると作業中のおんちゃんに出会った
「ようこんな所を降りてきたなぁ?」とビックリされた。
こっちもビックリしたよ~まさか林道造成中に行き当たるなんて!

作業中に申し訳ないけれど通ってもかまんろうか?とお願いすると
かなり荒れとるけど行けるかい?気をつけてな!と言ってくれた。
お礼を言って先へ尾根を辿る





  

まぁ荒れているというか、雑然としているというか・・・
切り倒された雑木やら枝打ちで落とされた杉やらが入り混じって
カオスな尾根を無理やり下っていく


  

しばらく下るとやっと県道44号が見えてきた。
県道へと降りて、地理院地図にある石堂山へと延びる破線の取付きをウロウロと探す。
材木をユニックで積んでいたおんちゃんに聞いてみるけど
「山はやらんので分からん」・・・だそうな。

深淵川を渡らないと石堂山へは行けないのに、水量が多くて渡渉できそうな場所が見つからない。
再びおんちゃんにどっかに対岸へと渡れそうな所はないろうか?と聞いてみた。

ここから歩いて10分くらい北に向かうと橋があって、それを渡ればいい
以前もそこから登山者が降りてきて、キャンプ場へと帰るはずが反対の落合峠へ歩きよった
しょうがないんでキャンプ場まで乗せてやったんだそうな。

ほへー。


  

キツリフネ と クサアジサイ

おんちゃんにお礼を言って言われたとおり北へ


  

廃屋はいくつかあって眺めつつしばらく歩いていくと橋が見えたー!



  

長尾橋 なるほど! 対岸へ渡れる。


  

橋を渡ってしばらく歩いてみて引き返す。

地理院地図をプリントアウトしたのは石堂山までで
この橋のあたりは持っていなかったので地形がよく分からないのと
ガーミンで確認するとここから石堂山の間に川があって渡れるかどうかが不明なこと
そして、靴の中が露払でジャボジャボになったグリコ隊長が戦意喪失していた。





引き返して旧営林小屋の烏帽子山登山口に着いて
あの時尾根を辿らず素直に分岐からここへ降りていればと後悔する。

ここから橋を渡って少し歩くと石堂山への道があって
ちいさい標識に「石堂山登山口」と書かれている。

それがあるのは知っていたけれど
こわいおじさんに「二番煎じ!」とののしられるのが怖かった・・・

十分な下調べもせずに、中途半端な結果になったので
結局はバカにされたんだけど・・・。まあしょうがないこんな日もある。


  

時間的にも気持ち的にも石堂山~矢筈山~落合峠という計画は無理っぽいので
烏帽子山登山口から落合峠へと登っていくルートを辿ることにする。

これは以前むらくもさんとピオーネさんが辿られた記録を拝見していたので
なんとなく大丈夫であろうと思った。




しばらくすると烏帽子山への分岐標識があった
お代わりをする気分じゃないのでまっすぐ進む



  

立派なグレーチングの橋があった







きれいな沢




  

ヒイロガサ と チチタケ
今年はどこのお山もチチタケの発生率が良い。



  

橋が流されていたり 大幅に傾いていたり





ちゃんと架かっているのもあったり



  

ノボリリュウタケ と クサハツ











  

エクストリームな感じで落ちた橋もあったりする。
なんとか渡れたけど。






  




  





  

露をいっぱいつけたツガサルノコシカケの幼菌




  

洞の空いた木に徳島営林署の看板 ←〇〇まで〇〇km 〇〇が気になる。
のに、字が消えていてなんだかサッパリ不明







広葉樹のすばらしい森が広がる







  

力強いブナ
















ヒメベニテングタケ







向こう側にはやっぱりテンニンソウの群生







  

フクロツルタケ








風が無く蒸し暑い森の中を九十九折りにふうふぅ言いながら登り続けて
やっと車道と行き交うクルマが見えてきた








県道44号 三加茂東祖谷山線








車道を辿ろうかと思ったけ距離がありそうなので
横切って向かい側へと突入する






  

ほぼ薮になっているけれど歩道だそうだ。
この標識で右手に折れると階段が設置されていて歩道らしくなった。







ガードレールが見えた





  

こんな所へ出た ここからは車道を辿って









すぐに国交省の雨量観測所が見えたのでホっとした。








落合峠に到着!お疲れさまでした


烏帽子山発 11:05~ 造林小屋分岐 11:29 ~ 最初の林道 11:41
おんちゃんに出会う 12:07 ~ 44号 12:14 ~ 長尾橋 13:06
造林小屋登山口 13:56 ~ 渡渉地点 14:52 ~ 44号 15:52
アメダス 16:03 ~ 落合峠 16:05


距離 15.9km 沿面距離 15.9km 時間 7:54(休憩含)
累積標高差 + 1175m / - 1180m



GPSログ クリックで拡大



  

ホントだったらこっちから降りてくるはずだったんだけど。


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アサギマダラを見かけてクルマを停めて
写真を撮ろうと近寄ったら高いところへ飛んで行ってしまった。
シシウド?




  

イタドリ



オトナストレッチマンが始まるって!!-ィ☆ヾ(〃ω〃ヾ))((ノ〃ω〃)ノ゙ヮチョ-ィ☆



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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (neko-bus)
2017-08-29 15:18:12
ヤマレコのneko-busと申します。
長尾橋を渡った先の林道ですが、林道風呂ノ塔線と言います。
かつては趣深山さんも使っていた道で、7月に歩いてみました。

4km弱ほど入ったところで終点になりますが、白滝山辺りに登れるようです。

趣深山さんは下りで利用されていたようです。

林道探索の記録はヤマップに載せています。
返信する
neko-busさんこんばんは。 (bisco)
2017-08-29 21:05:00
初めましてだけど、ヤマレコでお見掛けするのでちょっと違うような気もしますネ。
教えて頂きありがとうございます。

yamapの7月の記録を拝見させて頂きましたが、どの記録なのかよく分かりませんでした。
徳島のあたりををよく歩かれていますね。
蜂にさされたそうで、痛い思いをされて大変でしたね。
一度、病院でアレルギー検査をしてもらって
結果によってはエピペンを構えた方が良いかもしれないですね。
お大事に!
返信する
失礼しました (neko-bus)
2017-08-29 23:52:01
確認したところ、林道風呂ノ塔線探索あげてませんでした (^^;;

エピペンは使用期限が1年で保険適用外2万円なのでとても手が出ません。

知人の娘さんが持っているので、買い替え時にお古をいただく手があるかもです (^^;;
返信する
了━d(*´ェ`*)━解☆ (bisco)
2017-08-30 21:25:16
それじゃ記録は無いはずですね(笑

エピペンってそんなに高価だとは知りませんでした。
蜂に何度も刺されても平気な方もいらっしゃいますし
1回でもショック症状に陥る方もいらっしゃるそうですね。
もう刺されることがありませんように!
返信する
訂正です (neko-bus)
2017-08-30 23:46:57
何度もすみません。
エピペンは2011年より保険適用になってました。
最近価格が値上がり気味でハッキリわかりませんが、ざっくりと子ども用1万、大人用1万3千円ほどです。

使用期限は1年ほどですが、アメリカの調査機関の検査で、2年以上経過しても80%以上の効用が残っていたということです。

お気遣いありがとうございます (*^^*)

後頭部まで腫れが回り、目の辺りも腫れましたが、大事に至らなくてよかったです。

エピペン打っても15分ほどしか効かず、繰り返してショック症状がでることもあると言うので、山ではあまり意味がないかもです。
返信する
あらら。 (bisco)
2017-08-31 19:41:10
広範囲に腫れ上がりましたか?!エエエ!!Σ(QДo´b)b
蜂に刺された経験がないのですが
それって深刻な事態ではないけれど
大事には至っているような気がしますよ?

改めて、蜂に刺された時の対処法と
そしてエピペンについて詳しく知る機会ができました。
neko-busさんのおかげですね。ありがとうございました。

うちの隊長もブヨにまぶたをやられて腫れ上がり
もの凄い顔になってましたが、痒さの方は慣れたのかそれほどでもなかったみたいです。

これからが蜂たちが一番活発になる時期なので、お互いに気を付けましょう。
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