初めてやってきた福寿草の群生地として有名な寒峰
東祖谷の奥野井地区にある住吉神社からスタートする。
ここの狛犬さんたちはお顔が四角い。
有名で人気がある寒峰になぜ、今まで来ていなかったのか？
隊長はたまに「寒峰へ行こう！」と誘ってきたけれど
なんだがいまいち気が乗らなかった。
タケニグサ
登山道脇にはフタリシズカの群生
何年か前に滑落死亡事故があって
なんだか行く気が全くしなかった。
変形菌（粘菌）のクダホコリ
マツカゼソウにはちいさいツボミができていた
ハルゼミの抜け殻
山の中を歩いていると、時折積み重なった杉の葉の隙間で
ジジジジジジジー！！！と
セミが暴れている事があってビックリすることがある。
車道の法面が見えてきた
マルミノヤマゴボウ
葉っぱがかじられていてかわいそうだった
上の登山口に到着
日当たりの良い所に生えていたのは果実がだいぶ膨らんでいた。
今回、行く気になったのは地理的に不安なこの辺りを
そろそろ把握しておきたかったのと
この時期なら人も居ないだろうと思って。
イヌセンボンタケ
タニソバのとても小さな花
ちょっと違う山域に行ってみたくなったのと
三嶺や剣山の登山口よりはちょっと近い。
福寿草の群生地に到着
今は当然ただの草原
両サイドから草が勢いよく伸びているので掻き分けて進む
足元にはしっかりと道がついているけれど良く見えない
笹藪より草藪の方がムシが居そうでイヤだなぁ。
割とすぐに抜けられてほっとする。
明るいオレンジ色のクリームパンみたいなのは
ヤマコゲタケの幼菌（だと思う）
ヒイロガサ
「最近、普通の登山ばっかりやな」と隊長が言う。
そう言えば、下山途中で日が暮れたりする事が無くなった。
四等三角点：栗枝渡 １４１５.２ｍ
日が長くなったのもあるけれど
最近は無謀な計画を決行しなくなったなぁ。
日が長いうちにロングコースをひねってみましょうか？
黄色く粉を吹いているイグチ と ツエタケ
スギタケモドキ
全体的に褐色のトゲトゲがある
これは横倉山でも見た ハエドクソウ
もう今の子たちはハエトリリボンなんて知らないんだろうなぁ
そのまま寒峰へ行くのかと思っていたら
どうやら先に西峰へと行くらしい。 途中で二段巻きの赤テープの分岐を左手の尾根へ
寒峰の西峰に到着 山頂標識等は無く
枯れ枝に赤テープが巻かれていただけだった。
今にも雨粒を落としそうな、重苦しい雲が低く垂れこめてきて
期待していた展望は全くなかった。
雨が落ちてくる前にと急いで、お弁当を出して食べていると
とうとう大粒の雨が落ちてきた。
あわてて木陰に逃げ込んで雨具を着込む
隊長はこないだ買ったなんとかってかっぱ。
私はさっと羽織れて便利なポンチョ
足元はゲイターを着けていたのでそのまま。
西峰からそのまま寒峰方向へと降りられるみたいなんだけど
テンニンソウのものすごい群生を踏みつけるのが気が引けるのと
ゲイターだけの足下がびしょぬれになりそうなので来た道引き返し
赤テープの分岐から左手に折れて寒峰へ向かう
やっとワークマンのカッパを卒業して青モンベラーになった隊長
ポンチョの良い所はザックを背負ったまま羽織れて
ザックカバーをする必要がないのと、カメラもそのままぶら下げていても濡れないこと。
藪こぎには向かないけれどね。
だんだん雨が止んできたと思ったら蚊の大群が群がってきた。
エンレイソウに果実ができていた。
しかし、どうやらポンチョの中に蚊が紛れ込んでいるようで
タイツの足を容赦なく刺してくる・・・
ハタハタとはたいても、居心地が良いのか出て行ってくれない
隊長に虫よけスプレー貸して？と言うと
今日は持ってきていないって。あーあ。
しばらくトラバース気味に進むと看板と広場のようなものが見えてきた
ここも一面テンニンソウの広場で奥に「↖ 寒峰」の看板が見える
イケマが咲いていた 動きを止めると容赦ない蚊の攻撃
これがきっと寒峰の大ブナ
靄がかかってちょっと幻想的な広葉樹の森
蚊に悩まされつつ歩いていて気がついた。
マッチョになった笹野さんがＣＭしている「蚊がいなくなるスプレー」を
ポンチョの内側にシュシュッとすれば、きっと効果は絶大！
家で使っているけど、あれは車中泊のクルマにも使える。
でも残念な事に今、手元にはなく相変わらず足は刺されまくっている。
そして森林香をぶら下げている隊長はいつものごとく先へ進んでいる。
右手に大きな岩の割れ目を見て、あの隙間に挟まったらたまんないなぁとか思いつつ
またもやテンニンソウが溢れ返っている場所を歩いていく
しばらくで尾根に乗り、ひと登りで寒峰が見えた！
ウツボグサ
ミヤマサナエトンボかな？
寒峰に到着！
残念な事に展望は全くなく、先ほど行った西峰さえも見えない
かめのこてんとうむし なぜかキャプテンハーロックが思い浮かぶ。
赤と黒のカラーリングがドクロっぽいせいかな？
９９９の哲郎が映画版だと足が長くて男前になっているのが不満！
ツリガネニンジンと分岐標識
寒峰を見おさめて下山へ
愉しそうな赤松
途中にあった標識と崩れ落ちた廃屋
曲がり角の目印になっていたやかんー！ と 朽ちていて恐ろしげな橋
なんでこんなところに二層式洗濯機が転がっているのか？！ふっしぎー！
洗濯機からしばらく先で森が開けて林道と民家が見えた
ジキタリス
モリノカレバタケと今は廃屋になった民家
無事に林道へ降りる どうやら終点みたい
さてここからどれくらい林道を歩くんだろう？ 途中で見えた寒峰
実は、もっと簡単なコースで時間も４時間くらいかと思っていたと言うと
そんな訳ないやん。ちゃんとガイドブック見たんか？と隊長に言われた。
いつもガイドブックを見ていない隊長からそんなセリフが出るとは驚き！
あまり興味が無かったにしてもちょっといい加減過ぎたか
今回は地図をプリントアウトしたくらいでよく見ていなかった。
ミヤマカラスアゲハ と タケニグサ
橋を渡ったところの奥にモノレールが見えた。
登山道わきを走っていたレールはここにつながっているのかな？
赤色のホタルブクロ
オニルリソウ
無事に駐車地点に戻る お疲れ様でした！
距離 １０.６ｋｍ 沿面距離 １０.９ｋｍ 時間 ６：３２
累積標高差 ＋ ９９３ｍ / － ９８５ｍ
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ほとんど休憩もなしに、よう歩けますねー。
青モンベラー？
私もモンベルの青いカッパを使っています。
ただし、上下セットで１万円ちょっとのやつ。
ワークマンのと性能的に違うのかは？？？です。かといって何万円もするようなゴアテックスのやつはよう買わんし、万一買ったとしても勿体なくて雨の日には着られないだろうし・・・
森林香もブヨ並みにほかの虫にもきいてくれるといいんですがねえ。
休憩はほどほどにとっていますよ。
この日は余りにも身体が重く感じて、もしかして体重が増えた？！
と思ったけれど違いました。暑いとダメダメです(;´Д`A “
青モンベルは良いジンクスがあるので～。私も青モンベルです！
セールかオークションだったかで安く買えたみたいですよ。
性能的にはどうでしょう？気温が高いとゴアでも汗をかくし、雨だとどうしても蒸れるし不快ですよね。
まぁ雨の日には絶対に行きませんので、天候急変時のお守り的な存在と安心感でしょうか。
もったいなくてというのはΣd(ﾟдﾟ*)あると思います!
気軽に買い替えられるお値段ではないので・・・
でも使わないのもモッタイナイ（笑
テジロとブヨはほんとにイヤです。
一度、捕虫網で群がるテジロをすくってみたことがありますが
軽く１００匹以上は捕獲できました。
森林香はテジロには効かないんですよね～。
やっぱり最大の防御は暑いのを我慢して露出を少なくする！でしょうか？
台風5号の接近が心配ですが、今の所はまだ静かなものです。
寒峰は、福寿草の時季しか登った事がなく、緑に覆われた登山道他を興味深く見せていただきました。
雨に遭ったのは短い時間で良かったですね。
私のカッパも、上衣はモンベルのブルーです。
山用品も、性能・機能アップに伴いお値段もどんどんアップして、なかなか買えません。
以前冬の皿ヶ嶺で会った方は、確かウエア上下で10万円なんて言ってて、絶句した事があります。
まあ、彼はアウトドアショップの店長さんで、宣伝を兼ねて着用されてるとの事でしたが。
お天気も落ち着いたら、お次はどこのロングコースを歩かれるのかな？
楽しみにしていま～す。
（キノコも沢山出て来て楽しみ！）
とてもじゃないお値段ですね！
台風はどうなんでしょうね？今は少し晴れ間も見えていますが～。
ギッチャンさんも青モン(ﾟv`d)ﾍﾞﾘｸﾞｰ♪です！
福寿草の時期に行かず暑い最中へ行くへそ曲がり隊です（笑
地形を把握しておきたかったのに、ガスでサッパリで残念でした。
ёё≡ Σ(ω |||)！！えええ
店長さんとのことなので、仕入れ値で考えても・・・オソロシイお値段ですね。
ハードシェルで雪山をガッツリとやる方なら必要装備？なのかなぁ。
宣伝されても、いいなぁとすごいなぁできっと終わってしまいますね・・σ(･益･`)
庶民は今の時期、あちこちでセールをやっていますので利用致しましょー！
実は半額でパンツをゲットしましたよ～v(o´∀`o)v♪お財布が寂しいので助かります～♪
雨模様なので行けそうにもないコースを考えては、地図を眺めてあれこれ楽しんでいます。
台風被害がありませんように！
早くお天気が回復するといいですね！
・・・２０マン(･´ω`･)