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HDCPに対応させるため、ビデオカード(グラフィックスボード)を、新たに実装しました。

2016-07-15 21:57:06 | パソコン

HD画質にするには、現状のパソコン環境をHDCPに対応させる必要があると判り、
数年ぶりに、ビデオカードを購入し、パソコンに実装しました。

その経緯と、購入、実装までの顛末です。

1. 経緯
現状のパソコン環境は、2台(2面)のディスプレイを用いて、1面は作業用、1面は参照用として、作業している。
IntelのCPUは、デジタルとアナログの2個のビデオ出力があるので、パソコンからそれぞれの出力を、2台のディスプレイに接続していた。

最近、Amazonのプライム会員になったのだが、
付属のサービスとして、一部のDVDも無料で閲覧できるサービスがあり、利用するようになった。

すると、SD画質(720x480)でのみ閲覧可能で、HD画質(1980x1080)での閲覧が不可能なことが分かった。

理由は、HDCPに対応していないから。参照:IT用語辞典e-words:HDCP

映像を送り出すサーバーからパソコンのディスプレイまでの、デジタルのビデオ信号の流れを暗号化して、外部へのビデオ映像の流出を防止するシステムだ。

現状のパソコン環境では、2台あるディスプレイの内、1台はアナログのビデオ信号を利用している。
これが原因だ。

時代に遅れている感も否めないので、
2ポートのデジタル映像出力を備えたビデオカードを購入し、HDCPに対応させることにした。
そのために、モニターの映像入力端子に合致した、DVI-D、DVI-I等の映像出力端子を2個備えたビデオカードを、選択する必要があると分かった。
参照:液晶モニタに装備される端子(インターフェース)


2. WEBで購入
Amazonで、ビデオカードを検索すると、2003件出力される。
すごい数だ。ちょっと勉強してから、目的のビデオカードを選んだほうが良さそうだ。

理解できたこと。
・ビデオカードに用いる画像処理IC(GPU)は、NVIDIA社のGeforceシリーズとAMD社のRadeonシリーズがある。
・そのGPUを利用して、多くのカード製作会社が、ビデオカードを製品化している。
・現状は、NVIDIA社のGeforceシリーズのGPUを使用したビデオカードが、多く販売されている。

ゲームはしないので性能は標準で、省電力で、できればファンが無い製品としたい。
GeforceシリーズのGTX-750又はGTX-950のGPUを使用した製品を選ぶことにした。

参照:NVIDIA製「GeForce」の製品名の意味

価格コムのサイトが、選択を容易にする検索条件を多く備え、使いやすかった。

結局、GTX-950を使用したGIGABYTE社の「GV-N950OC-2GD」を選択した。
・ゲーム会社と提携した製品が、安く売られていた。
・GTX-950のGPUを使用した製品は、GTX-750を使用した製品より、省エネとなっている。

なお、DVI端子が2ポートの製品は、全てファンが装備されていて、ファン無しの製品は無かった。


3. ビデオカードの実装
製品が届いた。結構、コンパクトだ。



DVI-I端子とDVI-D端子を備えている



そして、パソコンにビデオカードを実装して、ドライバをインストールしようとすると、不具合が生じた。
下記のエラーが出力され、インストールできない。

「NVIDIAインストーラーを続行できません。
ハードウェアウィザードが実行中です。ウィザードが完了するとインストールが再開されます」

解決法をWEBで検索すると、パソコンのUSBへの接続を外せとのこと。
試しに、CreativeのSound BlasterのUSB接続を外してみると、すんなりとインストールできた。


4. HDCP対応にして、改善されたこと
・AmazonプライムのDVDが、HD画質で観られた。(これが目的です)

・YouTubeが、HD画質で観られる。
閲覧する画質をHDに設定すると、HD画質のファイルは標準でHD画質となった。

・エクセル、ワードのファイルの立ち上げが早くなった。(ソフトのバージョンは、2013)
時間にして2/3で立ち上がる。



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