コーカサス3国(アゼルバイジャン、ジョージア、アルメニア)の周遊の旅に行ってきました。
2018年4月26日~5月3日の8日間で、クラブツーリズムのツアーです。
アゼルバイジャンに続いて、次の訪問国"ジョージア"の紹介です。ジョージアの首都トリビシと、ムツヘタ地方を2回に分けて、たくさんの写真で紹介します。
国名は、ソビエト連邦の構成国だった時代は、ロシア語呼称の"グルジア"と呼ばれていました。しかし、独立後は英語呼称の"ジョージア"と呼ぶように各国に要請し、日本では2015年に"ジョージア"呼称に変更されました。
コーカサス3国では、ジョージアは、黒海に面していますので、ボスポラス海峡を航行して、唯一、世界各国と自由に通商を行える国です。日本では、大相撲の栃ノ心、ラクビー、ジョージアワインと馴染みのある国となっています。
2. ジョージア(首都トリビシ)の旅
トリビシ市街の南側に、観光施設が多くあります。
小高い丘の上に、ナリカラ要塞跡が見えます。
4~5世紀ごろから要塞として利用されていました。
教会の屋根が並んでいます。
シオニ大聖堂:ジョージア正教の総本山として、6世紀に創建され、その後、幾度も再建されています。
シオニ大聖堂の堂内
メヒテ教会:5世紀に建立され、シルクロードのキャラバン隊を守る要塞の役目も兼ねていました。
トリビシで、古くからあるパン屋さんの入り口です。
パンは、"ラヴァシュ"と呼ばれ"ナム"に近いです。右の白い焼き窯の内部側面に、薄くした生地を貼り付け、焼き上げます
ここから、3日後に再度訪問したトリビシ市街の写真となります。
トリビシ市街を流れるムトゥクヴァリ川に架かる"平和の橋(Bridge of Peace)"を渡ります。橋の右側にある2つの円筒形の建物は、会議場(Conference Hall)です。
平和の橋から見たムトゥクヴァリ川。
小高い丘に建てられた"ジョージアの母"と呼ばれる巨大な像を見に行きます。像は、友のために左手にワインを、そして敵のために右手に剣を持っています。
ロープウェイで、像のある小高い丘に上ります。
丘の通路を歩いていきます。
近づくと、像の前には回り込めません。"ジョージアの母"の後ろ姿です。
帰りの飛行機まで時間が空いていたので、丘の上から見えたムタツミンダ山のテレビ塔まで行ってみました。
泊まったホテルの近くから、ケーブルカーでムタツミンダ山の頂上に向かいます。
山の上は、公園となっていて、バウムクーヘンが売られていました。煙突(チムニー)ケーキと呼ばれています。
テレビ塔がありました。
コーカサス3国(アゼルバイジャン、ジョージア、アルメニア)の周遊の旅
1.アゼルバイジャン: 首都バクー(フレイムタワー、カスピ海、シルヴァン・シャフ・ハーン宮殿、乙女の塔)
2.ジョージア-1: 首都トリビシ(ナリカラ要塞跡、シオニ大聖堂、メヒテ教会、平和の橋、ジョージアの母)
3.ジョージア-2: ムツヘタ地方(ジュワリ聖堂、スヴェティツホヴェリ大聖堂、アナヌリ教会)
4.アルメニア-1: ハフパト修道院、セヴァン修道院
5.アルメニア-2: アララト山、エチミアジン大聖堂
6.アルメニア-3: ゲガルト修道院、ガルニ神殿、カスケード