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コーカサス3国(アゼルバイジャン、ジョージア、アルメニア)の周遊の旅 -3(ジョージア-2)

2018-09-15 23:43:01 | 海外旅行

コーカサス3国(アゼルバイジャン、ジョージア、アルメニア)の周遊の旅に行ってきました。
2018年4月26日~5月3日の8日間で、クラブツーリズムのツアーです。

アゼルバイジャンジョージアの首都トリビシに続いて、ジョージアのムツヘタ地方を、たくさんの写真で紹介します。

ムツヘタは首都トリビシから15Km北にあり、4世紀までジョージア国の元となるイベリア王国の首都でした。そして、大相撲の栃ノ心の故郷です。
今回訪問した聖堂、教会には、敵から攻撃を防御する城壁、要塞壁が設置されていました。水が豊富で、住みやすい気候である領土を巡って、絶え間ない戦いがあったのです。

3. ジョージアの旅(ムツヘタ地方)

朝のトリビシのホテル前です。バスでムツヘタに向かいます。


ムツヘタを見下ろす山の上に建てられたジュワリ聖堂に到着です。
小高い丘の上に、聖ニノが十字架を建てたことが始まりとされ、6世紀にジュワリ聖堂が建立されました。




ジュワリ聖堂がある山の上り口方向へ向けて、要塞壁が設置されていました。(右の壁)


要塞壁には、敵を射つための穴が空いています。


ジュワリ聖堂の山から、ムツヘタの町が見えました。奥から手前に流れるムトゥクヴァリ川に、右から流れるアラグビ川が合流しています。


ムツヘタの町の中央に、スヴェティツホヴェリ大聖堂が見えます。


山を下りてムツヘタの町に到着です。露店が並ぶ道を通って、スヴェティツホヴェリ大聖堂に向かいます。


露店に、チュルチヘラが山と積まれています。


チュルチヘラの作り方は、ナッツ類を糸で1列につなぎ、小麦粉にジュースを混ぜて煮立てた液体に浸して、吊り下げて乾燥させるそうです。
チュルチヘラの味は、"ういろう"のようにほんのり甘く、ナッツ類の食感があって、美味しいです。


長く高い城壁です。スヴェティツホヴェリ大聖堂のトンガリ屋根が見えます。




城壁の入り口です。


城門を入ると、スヴェティツホヴェリ大聖堂がそびえています。
キリスト教をイベリア王国(ジョージア)の国教と定めたときに、王宮の庭にスヴェティツホヴェリ大聖堂が建設されました。現存する建物は11世紀に建てられたとの事。




王宮があった場所なのか、城壁の中に広いスペースがあります。


ツアーでは、ムツヘタ郊外のワイナリー農家に立ち寄りました。お土産として、白ワインを一本買いました。




ムツヘタにてムトゥクヴァリ川に合流していた、アラグビ川上流のダム湖のほとりに建つアナヌリ教会を訪問しました。教会の城壁です。


城壁内に教会があります。




教会内です。イコンが描かれたイコノスタシス(板壁)。祈祷の際には両開きの扉が開かれ、聖職者が祈りを捧げます。


イコンが置かれていた。聖母マリアの死を表しているとのこと。

 



コーカサス3国(アゼルバイジャン、ジョージア、アルメニア)の周遊の旅
 1.アゼルバイジャン: 首都バクー(フレイムタワー、カスピ海、シルヴァン・シャフ・ハーン宮殿、乙女の塔)

 2.ジョージア-1: 首都トリビシ(ナリカラ要塞跡、シオニ大聖堂、メヒテ教会、平和の橋、ジョージアの母)

 3.ジョージア-2: ムツヘタ地方(ジュワリ聖堂、スヴェティツホヴェリ大聖堂、アナヌリ教会)

 4.アルメニア-1: ハフパト修道院、セヴァン修道院

 5.アルメニア-2: アララト山、エチミアジン大聖堂

 6.アルメニア-3: ゲガルト修道院、ガルニ神殿、カスケード

コメント
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