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コーカサス3国(アゼルバイジャン、ジョージア、アルメニア)の周遊の旅 -6(アルメニア-3)

2018-09-25 00:38:27 | 海外旅行

コーカサス3国(アゼルバイジャン、ジョージア、アルメニア)の周遊の旅に行ってきました。
2018年4月26日~5月3日の8日間で、クラブツーリズムのツアーです。

4. アルメニアの旅(ハフパト修道院、セヴァン修道院)5. アルメニアの旅(アララト山、エチミアジン大聖堂)の続編です。アルメニアのゲガルト洞窟修道院、ガルニ神殿、カスケード等を訪問しました。たくさんの写真で紹介します。

6. アルメニアの旅(ゲガルト修道院、ガルニ神殿、カスケード)

昼食の後は、ゲガルト修道院を訪問します。


ゲガルト修道院は、アザート渓谷の上流にあり、4世紀に岩盤を掘り抜いた洞窟聖堂から始まり、13世紀に右側の建物が建設されて一体となりました。


ゲガルト修道院の裏手の岩山には、修道士が生活した洞窟があります。




ゲガルト修道院内の大聖堂です。奥に祭壇があります。




奥に進むと、岩を掘って作った聖堂があります。祭壇の十字架の所で"ロンギヌスの槍"が見つかったとの事。現在は、エチミアジン大聖堂の宝物館に展示されています。




聖なる泉が湧く部屋がありました。真っ暗なので、LED灯やスマホで照らしています。


アザート渓谷下流のガルニ神殿に向かいます。アザート渓谷に突き出た高台の上に、ガルニ神殿が建てられています。


ガルニ神殿は「太陽の神殿」と呼ばれ、異教の神である太陽神に捧げられたとのこと。


17世紀の地震で倒壊しましたが、1970年代に再建されました。修復の跡が見えます。


ガルニ神殿の三方は渓谷となっています。渓谷を流れるアザート川の上流に、ゲガルト修道院があります。




首都エレバンに戻りました。中心部にある階段状のモニュメント"カスケード"です。




カスケードの最上階に建つ"復興アルメニアの碑" です。


夕食では、アルメニアの民族音楽が演奏されました。中央の女性の膝の上にある楽器は、日本の琴に似た民族楽器"カノン"です。


民族楽器"カノン"の演奏 YouTube: https://youtu.be/SN8HYcQHWVI?t=37s

夕食を終え、外に出ました。アルメニア国政が混乱しています。


明日(5月2日)は、全土でゼネストが行われ、道路の通行が遮断されるとのこと。
従い、明日午前のエレバンの市内観光をキャンセルして、真夜中に首都エレバンのホテルを出発して、夜明け頃にアルメニアの国境を越え、ジョージアに入国しました。無事、日程通りに日本に帰れました。

その時のアルメニアの政治情勢の詳細は、以下を参照。
・長期政権を敷いたあげく、憲法改正の国民投票を強行して、さらに独裁を続けようとしたサルキシャン前大統領を、大規模な抗議デモにより退任させる。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/04/post-10035.php

・アルメニア議会は、(5月1日)国民が望む野党指導者ニコル・パシニャン氏の首相選出を否決する。次の日(5月2日)、全土でゼネストを行う。
https://blog.goo.ne.jp/jiuhime007/e/2339b676d524c6fe98417bc96062b314

・アルメニア議会は(5月8日)、野党勢力指導者のニコル・パシニャン(Nikol Pashinyan)氏を首相に選出する。
http://www.afpbb.com/articles/-/3173850
 



コーカサス3国(アゼルバイジャン、ジョージア、アルメニア)の周遊の旅
 1.アゼルバイジャン: 首都バクー(フレイムタワー、カスピ海、シルヴァン・シャフ・ハーン宮殿、乙女の塔)

 2.ジョージア-1: 首都トリビシ(ナリカラ要塞跡、シオニ大聖堂、メヒテ教会、平和の橋、ジョージアの母)

 3.ジョージア-2: ムツヘタ地方(ジュワリ聖堂、スヴェティツホヴェリ大聖堂、アナヌリ教会)

 4.アルメニア-1: ハフパト修道院、セヴァン修道院

 5.アルメニア-2: アララト山、エチミアジン大聖堂

 6.アルメニア-3: ゲガルト修道院、ガルニ神殿、カスケード


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