佐賀ログ   <by 不動産相談センター佐賀 https://www.recsaga.jp/>

不動産鑑定士運営の相談センターのブログ。佐賀での身の回りの出来事、発見、珍事など備忘録を兼ねて、遊び心でつづっていきます

年初にみた通貨の番人の言葉

2012年01月11日 | 日記
年が明けようと 相も変わらず

国政より政局の方に関心が高そうなお話を見聞きしますが

元日に配達された新聞に載ってた

白川日銀総裁のことばが強く印象に残ったままです。

特別なことを言われてるんじゃなく

ごく当たり前のことを話された内容。

まさに備忘録として残しておきたいなと思い

書いておこうと思います。

(以下、「日経ヴェリタス 2012.1.1」引用)
「国債残高が非常に増加した場合、起こることは理論的に3つしかない。


1つ目は欧州で問題になっているデフォルトで、これは国債の保有者が損失、ロスを負担する。

2つ目はインフレで解決する。この場合は既存の国債を持っている人、

あるいは通貨を持っている人の負担となります。

3つ目は増税や歳出削減、あるいは成長力自体の引き上げによる税収増で財政バランスを改善する。


最初の2つは金利上昇につながりますから、国債利回りの急騰を防ぐために大事なことは

3つ目の財政バランスの改善であり、それに向けた意思があるかどうかです」
(以上、引用)



ためしに選挙を念頭に置かない政策論議のみをやってみてもらいたい、

ほんの2~3日でいいから。

“それに向けた意思”がまず政治家という職業家にあるのかないのか

少し、政治家の覚悟ってのが見えてくると思うけど。
コメント
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