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<1次エネルギー消費>新興・途上国がOECD抜く 英調査

2009-06-12 19:30:11 | Advertisement+SEO
<1次エネルギー消費>新興・途上国がOECD抜く 英調査
6月12日10時39分配信 毎日新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090612-00000018-mai-bus_all

 【レッチェ(イタリア南部)藤好陽太郎】08年の新興・途上国の1次エネルギー消費量が、経済協力開発機構(OECD)加盟30カ国を初めて追い抜いたことが国際石油資本(メジャー)、英BPの調査で、12日明らかになった。景気後退を背景に先進国のエネルギー消費は減ったが、中国やインドなどで大幅に増えており、エネルギー問題での新興・途上国の存在感が強まっている。

 1次エネルギーは原油や石炭、天然ガス、原子力などの総計。08年の世界の消費量は112億9490万トン(石油換算)で、前年比1.4%増。うち、OECD加盟国は1.3%減の55億840万トンで、全消費量に占める割合は48.7%と5割を下回った。98年はOECD加盟国が58.1%を占めていた。

 これに対して、OECDに加盟しない新興・途上国の消費量は4.5%増。中国が7.2%増、インドが5.6%増と大幅に伸びた。特に石炭は、世界の消費の4割超を占める中国で前年比6.8%も伸び、「新興・途上国のエネルギー消費量を押し上げた」(英系銀行)とみられる。

 一方、国際エネルギー機関(IEA)は6月の石油市場月報で、09年の世界の石油需要を日量8333万バレルとし、前月予測に比べ12万バレル上方修正した。上方修正は昨年8月以来10カ月ぶりだが、08年比では2.9%減となる見通しで、IEAは「必ずしも景気回復の始まりを意味するわけではない」とした。

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