インプロヴィゼーションの彼方に

人生ヨウスルニインプロヴィゼーション

福岡紀行終章 〆はらーめん

2006-03-31 00:03:26 | 今日の出来事
大宰府を出て、ラスト福岡空港に向かう前、忘れてはいけないらーめんである。一風堂や一蘭などは東京で食べれるので、東京では食えないオススメの九州ラーメンを。というリクエストに、いとこは大宰府から車を走らせ佐賀県入り。どうやらラーメン店がいろいろある国道3号線沿い丸幸ラーメンセンターというラーメン屋へ連れて行ってくれました。国道沿いというわけでトラック運ちゃんご用達といった趣きの外観で、とにかくでかい。しかし割とチープ。そして中に入りメニュー見て圧巻。
ラーメン370円。安っ。地方の物価の安さを実感。おれは肉と玉子の入った特製ラーメン480円を食べました。あと餃子といとこオススメの焼飯。一式全部頼んでも1000円そこそこ。家の近くにあったら超通いますよ。地方は吉牛や松屋のありがたみもないくらい安いです。そして、うまい。九州豚骨。うまい。そして24時間営業。うまい。東京にできないかな。丸幸ラーメンセンター。ネーミングもナイス。ゆるい感じ。満腹。満足。福岡紀行。おわり。

福岡紀行6 銘菓をいただく

2006-03-30 22:07:40 | 今日の出来事
世界一王監督率いるソフトバンクホークスの本拠地福岡ドームを去った後、一行は学問の神様・菅原道真で有名な太宰府天満宮へ行きました。到着時刻は18:00を回っており、幼い頃九州に来たときにうまさに感動し好物となった大宰府名物梅が枝餅を食べようと思っていたのに商店街はほぼ閉まっていました。駐車場のおっさんに尋ねると、基本的にお店は17:00で閉まってしまうらしい。5時まで。労働としては羨ましい限り。それでもぽつぽつ店を締める直前のようなお店があったので、
「梅が枝餅はございますか」
「ございますよ」
と。いうことで、ラッキーにも売れ残った最後の数個を購入することができました。
すかさず立ち食い。うまい!香ばしい銘菓。オススメです。
5時で閉まった商店街の夕暮れ風景。一日の仕事を終え、お店のお手伝いでしょうか、エプロンをした高校生くらいの女の子が、まだ小学生くらいの子供と一緒に縄跳びをして遊んでいました。ALWAYS3丁目の夕日。時はゆっくりと流れていました。つづく。

福岡紀行その5 福岡ドーム

2006-03-30 21:45:01 | 今日の出来事
志賀島潮見台公園の展望台の後、一行は展望台から眺めた博多市街へ。福岡ドーム見ました。試合はありませんでした。すぐそばにはZepp福岡。そしてハードロックかふぇえ(マサITO風に)がありました。その入り口にはもはやけっこうどうでもいいんですが、BILLY SHEEHANのサイン入りベースが颯爽と展示されていましたので激写。TALAS。

つづく。

福岡紀行その4 金印発見現場

2006-03-29 23:37:56 | 今日の出来事
福岡最終日。従兄弟の案内で「漢委奴国王」と彫られたヒップなデザインの金印が発掘された土地で有名な志賀島に行ってきました。海の中道という、まさに両サイド海のど真ん中に一本通っている気持ちのよい道路を爽快に駆け抜けて、潮見台公園に到着。ここには、展望台があって、その展望台は、海をはさんで博多市街が一望できるという絶好のロケーションでした。福岡ドームなど。

ご覧の画像ように景色よく空高く気持ちのよいスポットです。これだけ気持ちのよいスポットなので、地元のデートスポットとしても名高いスポットなようです。夜凄そう。夜景など。
そのため恋の落書きもあります。順調なお付き合いのようです。しかしながら、文字数で愛情を量るとしたら、ひろこのなおとへの愛情は減っています。
その他、落書きは多種多様です。デザイン性溢れる。深刻な悩みも一筆刻まれています。地球上の小さな悩みのひとつ。
文化人類学的ユニバーサルなデザイン。の落書きもあります。とてもヒップな名スポットでした。つづく。

福岡紀行は一時中断して

2006-03-28 22:08:12 | 今日の出来事
ブログのテンプレートを作って変更したよっ☆ようやくオリヂナルデザイン(^^♪☆ヘッダーのドイツ語ですが胡散臭い英⇒独翻訳サイトで訳したので胡散臭いケド…(;一_一)多分文法違いますがいいの。フジのオススメコーナーも作りました。週数回更新する計画です。アフィリエイトやってるのでワンクリックして気になったら即買ってください。ガッキーからのお願いです。

福岡紀行その3 九州最北端でバナナマン目撃

2006-03-27 23:57:31 | 今日の出来事
雨の降った18日土曜日、奇遇にも程があるほど絶妙のタイミングで福岡入りしていた学生時代の友人M(SG)から連絡がニアミスでそれぞれの目的地が真逆だったため合流をみせぬまま、僕は父と祖母と親子3代水入らず(まさに水(笑))となる形でドライブに出かけていた。最初に目指した場所は福岡最北端の駅という門司港。レトロという昔ながらの建物などが並ぶ観光スポットで有名らしい。駅もさすがにレトロでした。そこで特に興味があったわけではないし鉄道マニアな訳ではないけどとりあえず鉄道博物館に入館してみたりしてたのしみました。さらにはそこでバナナマンを見ました。バナナマンといえど設楽でも日村でもありません。

これは千原ジュニアですかね。ばり。とにかくシュール。写真を撮った俺以外の誰にも興味をもたれていない様子でした。
門司港の後には関門海峡をトンネルでくぐり山口県に行ってから大橋で渡って戻ってくるという動作をした後、冷たい雨に打たれて冷えた身体を温めようと温泉に向かいました。脇田温泉。
温泉は露天で結局冷たい雨に打たれましたが、いい湯でした。一人温泉につかっていると、隣に「おるぁ一発やったる力わいてきたわおるぁ一発やったるでおるぁ東シナ海は日本のもんやおるぁふざけんなおるぁなめんなおるぁおるぁやったるわおるぁブツブツおるぁ…」というシーケンスフレーズを延々ループしている孤独な男が座ってきてびつくりしました。その孤独な男もモチロン豪快な全裸ですし。という福岡の1日。つづく。

福岡紀行その2 カワイイ子達との出逢い

2006-03-23 22:26:31 | 今日の心象
さて、福岡では親戚のおばちゃんの家に滞在しました。伯母や従兄久々の再開もさることながら、新たな出会いがありました。それは…

わんわん!伯母の家で飼っている、犬のジョン(ゴールデン・レトリバー)とゴン(ラブラドール・レトリバー)との出会いです!裏口を鍵を開けるとすぐに気が付いて駆け寄ってきます!すごいスピードで響かしてる♪犬好きだけど実際犬経験値レベル1程度の俺は結構あせる!しかし…


上)ジョンよーしよし。  下)ゴンふせっ!
とってもおりこうさんです。大型犬で1メートルくらいはありましょうか、でも初めて会う俺にも吠えません。優しい犬。ただ、非常にアグレッシブ!


ジョンはいつも後ろ足で立ち上がり抱きついてきます。写真はそのジョン得意のポーズ☆体が大きいけん結構迫力あるとよ!そして手をなめてきます。ジョンは特に独占欲が強く、いつもゴンよりも前に前に飛び出します。ゴンをあしらってるとゴンを押しのけて私を愛して的な行動をとります。ゴンはさびしそうな顔をします。そんなゴンもほっとけなくてとてもかわいいんです。


おやつのビスケットを「マテ!」で待たせてる図。つぶらな瞳で「ヨシ!」の合図をしっかり待ってます。感心です。よだれダラダラ。ジョンは「タベテナイヨ」的な少し引き気味アピールがうけます。ヨシがでると猛烈にがっつくくせに。


とにかくいつでもかまってほしいジョンとゴンの図。我々の気配を感じると猛烈にダッシュして意外な垣根からも一生懸命顔を出して覗いてきます。かまってもらって生き生きした表情が超ラブリー!でもほっておいちゃうと寂しそうな目で見つめてきます。とにかくかわいいんよ☆ミ

結論:犬ほしい。犬と遊ぶってのは現実感がなくて心地よいなぁ。と感じた福岡紀行。つづく。

Rootsを探る福岡紀行スタート

2006-03-21 18:31:16 | 今日の心象
20日月曜深夜、最終便に近いフライトにて、無事福岡から帰宅しました。実に十数年ぶりの福岡。実は僕、祖母が福岡に住んでるけん、本籍地は福岡県ばい。
しかし、学生時代から「実家に帰省」するといえば、家族の住んでいた小4~高校時代まで住んでいた街名古屋 or 俺が学生時代に転勤族なオヤジの関係で家族が引っ越した大阪になってしまってました。しかしオヤジの本来の実家は福岡。俺は住んだことはないけども。
ただでさえ実家に帰るのも年に1~2回だった学生時代。実家(名古屋or大阪)にかえるんと同時に福岡に帰るというのは、時間的にも予算的にもかなりコストがかかってしまうので、なかなか福岡に帰るタイミングがつかめずにいました。
それでも時間は残酷に過ぎるわけで、確実に皆年をとるわけで、このタイミングで福岡ば帰ったんよ。だいぶあってないおばあちゃんにも、元気な顔見せたかったし元気な姿見たかったけん。藤崎家先祖代々の命が生活してきた自分にとってパワースポットである福岡。いわばRootsを探る旅。福岡に着いて早速、写真のような駅名も発見し、やっぱり根っこのはった土地なのだろうかと思わせぶられる。いずれにせよ何か新しい着想・新しい発想・新しい価値観が自分の中で湧き上がるのではないかと期待が高まる。つづく。

腫瘤名の解明

2006-03-16 12:46:14 | 今日の心象
左手の腫瘤の謎を解明すべく病院にいってきました。緑園都市の整形外科。緑園都市の街並みはとても好きです。相鉄沿線とはいえ、その名のとおり緑あふれよく整備された高層マンション街に広い道路、適度におしゃれなお店が並び緑とフェリスの女子大生が溢れる街。ポカポカした日には最高の街の景色。
病院は朝から混雑してました。初めての来院だったけど地域密着型という感じでお年寄り中心に老若男女沸き返っていました。いい雰囲気。
しばらくたって「フジサキさ~ん」と呼ばれました。
呼ばれた方をみるとめちゃくちゃキュートな白衣の天使。この病院に通うことに決めました。
ナースに囲まれうらやましい院長先生の診察によると、腫瘤の正体はガングリオンというものだった(もらってきた図参照)。実はこれ、まだ俺が幼少の頃に一度できたことがあるものである。そのときはお注射して吸い取ってもらいました。めちゃくちゃ痛かったけど、吸い取ってもらったものが透明のゼリーだったのが印象的。でも吸い取ってもまたできてきたりすることもよくあるらしい。手術の場合は図みたいに切り裂くらしい。ぷしゅ~!イタタタ。とりあえず、ほうっておいても特に害はなく、神経が圧迫されて痛いこともあるけど中で破裂して自然につぶれたりしちゃうこともあったりするということなので、様子見て痛みが続くようだったらお注射なり切り裂くなりしてあげますとのことでした。ほっとかれてしまう非常に無意味な存在ガングリオン。ナースはキュートで通院も悪くないけど、ココは様子見してみます。

再発+疑惑の腫瘍

2006-03-15 23:50:38 | 今日の心象
実は3.11モーサムlive以来、左腕が痛むんですよ。左手の腱全体が。まあlive観戦直後に、左手の小指を突き指したかのような感覚があったんですよ。あのカオスの中でダメージ喰らってたんだろうなとおもい、ほっといたんですよ。そのうち治るだろうと。ほっといて3.12にスタジオでギターも弾いたんですよ。結構痛かったけど支障はなかったので。しかし、痛みが増してきたんですよ。PCのショートカットも左手小指が常にCtrlキーをパンチするために酷使されてて、痛すぎて、左手よく見たら気が付いたんですよ。左手小指の付け根辺りに右手にはないシコリのようなものができてたんです。まったく気が付かなかったけどできてたんです。今では力が入らずギターも弾けない。やばい。左手の腱と小指は、もはや持病のようによく痛めてる。昔、今も結局苦手なJAZZを習得すべく追われるようにギターを日夜弾きまくっていた時期、腫瘍こそはなかったが同じような痛みを感じたとき、人生萎える程厳しいギターの師匠に
「腱鞘炎かも知れないから接骨院か病院かで見てもらったら?無理しないで」
と、おっ。優しい言葉をかけられたかと思いきや、翌週どうなったときかれたので
「接骨院いってめちゃめちゃ揉まれましたよ~!」
っていったら
「なにやってんだ!揉んじゃダメだって!なおんないよ!楽器弾く神経傷つけるぞ!」
ってもの凄いガン切れされた思い出があります。いやなんで!?揉んだのは俺じゃないし…。非常に厳しい。(たびたび登場するこの厳しい師匠については、いつかこのblogに書こうと書きたいと思ってます。もしくはサシ飲みを要する。簡単に語りきれません)
ともあれ、コレは痛くてギター弾く力が出ないし問題だ…。手術?問題だ…。

貸しスタジオのキュートな店員

2006-03-13 00:44:35 | 今日の出来事
3.12。モーサムliveによりROCK衝動の覚めやらぬ翌日。ほんとに久しぶり、もう2年!?ぶりくらいになってしまう勢いで、スタジオに入りました。最近テレキャスターを落札してしまい、ギターうずうずの株式会社TイトーT氏と、T氏とは面識のない俺の大学時代のバンド仲間サトケンという3人。G×2Dr×1。VocalもいなくBassレスではあったが、最近ギターを弾くといえば、生ギターを持って緊張感のある完全にプロの現場ブッツケ本番ってのしかなくて、そのプレッシャーしか感じることができず楽しいなんて言えない自分の余裕のない精神力と技術力に正直凹たれていたが、ELECTRIC GUITARを背負って電車にのってスタジオへ向かい、同世代の友だちと音出すってのが、学生時代を思い出す行為で、超懐かしくってそれだけでワクワクした。恋する季節をも思い出す。何かが伝わるんじゃないかと思ってたあの頃。若き日のセンチメンタリズム。気持ちが大事。感じが大事。

場所は引き続き欲望渦巻く街渋谷。スタジオに着くとまた懐かしい匂いを吸引。老若男女、楽器演奏をバンドを仲間を音楽を愛する人たちが集う場所スタジオ。初めて訪れたスタジオだったが心地よくテンションが上がる。そんな気分を胸に受付で入会手続きをする。受付にはキュートな店員。しかも、おもいっきしヘソ出てる服着てやがる。むうう破廉恥な服着て仕事してやがって…。まったくもって挑発的な娘め…。
キュート『わからないことがあったら、聞きにきてくださいね☆ミ』
私「は~い♪」
僕はムダにこのスタジオに通うこと心に決めました。個人練に入ります。

早速スタジオに入り、アンプにプラグを突っ込んでストラトキャスターを鳴らす。自分はエレクトリック・ギタリストと思い続けていながらアコギしか弾く機会を失くし早数年、ひさしぶりの歪んだ大音量。う~ン、懐かしい♪思わずチョーキング。T君もテレキャスターを鳴らし、サトケンもツインペダル。う~ン、懐かしい♪曲は課題曲として準備したRED HOT CHILI PEPPERS数曲とロザリオスやら、ネタが尽きるとRADIOHEADやらオアシスやらBOOWYなど、共通に知ってそうな曲を挙げ試みる。無論、ドラムがサトケンということでMETALLICAのBATTERYも飛び出る。どれも完奏しきれずとも、そういう問題ではなく、楽しいかった。若い感じ。チョーキング。この感じ。忘れてる。忘れたくない。忘れさせられる。忘れたくない。BANDやろうぜ!

スタジオでの爆音セラピーを施術後、まだ明るい16時台に一同飲み屋にはいる。ビール。エビス。乾杯。最高の酒が飲めるというわけだ。音楽後の飲みも久しぶり。音楽でつながった後の全てうまく循環するかのような、この感じ。忘れてる。忘れたくない。忘れさせられる。忘れたくない。BANDやろうぜ!

MO'SOME TONEBENDER@渋谷AX

2006-03-12 00:52:37 | 今日の出来事
3.11。欲望渦巻く街渋谷はAXにてMO'SOME TONEBENDERバイバイ世界Tour最終日。我々は奇跡の水戸メンバーで代々木公園でビール、おでん屋台でおばちゃんのおでんをすすった後、AXへ突入。ロッカーは満杯。AXの入り口で、水戸メンバーと共通の大学時代の友人ギタリストABEちゃんを含む俺の元職場の友人UちゃんとTちゃんの3人組とも合流。談笑。失神。紛失。放尿。さまざまなトークは全て興奮気味であった。それもそのはずもうlive開始30分前やったからね。その談笑してる間に多種多様のオーディエンスたちが続々入店。我々を追い越す。しかしAXのフロア真ん中より前に陣取る。待つ。尿意と闘う。待つ。始まる。メンバー出てきた!圧縮!超圧縮!真ん中くらいにいたと思いきやもう前から3列目ぐらいにまさかの圧縮!一曲目、グラサンの百々が手に届きそうな距離でロッキン・ルーラ。爆音という魔法をかけられたフロアのクラウドが踊りだす。湧き上がる熱気。吹き出す汗。人間の匂い。CHAOS A.D。おれのメガネが吹っ飛ぶ!他のメガネくんのメガネも吹っ飛ぶ!メガネちゃんもぴんち!危険を察知!後退。むしろ全体がよく見えるポジションげっと。落ち着く。
そしてin the airの中にペチカが心に火を点し、奇跡の歌が鳴り響くころ、GREEN&GOLDの恍惚の中で身体震えた。Have you ever seen the stars?なにやってんだベースボールスター!西岡タッチアップは完全セーフ!!そしてなにより、アンコールラストのecho。名曲。忘れてはならぬ切なさ。明日は 最高の日。
というわで、久々のロック・ミュージックに心振るわせた夜に汗まみれの我々は、そのまま欲望渦巻く夜の街渋谷で久々の友だちと飲んだ。沸いた。総じて沸いた。今日こそ 最高の日。
(この日の違う角度はこちら!)

SNOW BORNE SORROW / nine horses

2006-03-11 00:14:43 | 今日の一枚
こいつはひさびさヤバいよいつの間にかDavid Sylvianのニュー・プロジェクトが起動していたよ。nine horses。元JAPANでDavid Sylvianの実弟Steve jansenとBurnt Friedmanというエレクトロニック・ミュージック・コンポーザーの3人のプロジェクト。噂には聞いていたけどアルバム発表したのは知らず、昨日タワレコのKING CRIMSONの再発コーナー見てたらそこにあった。超好みな質感のジャケットにnineの文字、しかもクリムゾンがらみのコーナーで見つけてしまったというこの時点でマイアンテナがぴくりと反応、nine…?むむむ、nine inch nailsの名盤「downward spiral」みたいなアウラを感じる…こいつはただならぬアウラだぜ…うぉぉ…と手にとってよく見ると、大好きなミュージシャンDavid Sylvianのプロジェクトだった。すかさず視聴。最高。どツボ。前回のアルバム『Blemish』はPOPの対極へ行くほどのハードコアなインプロヴィゼーションサウンド過ぎて、それもまたアーティスティックでカッコいいんだけど、こういうDavid Sylvianが聴きたかった!とファンも唸るであろう名盤の予感。らしいメロディー。ソロアルバムでも結局これまでSteve jansenとBurnt Friedmanも参加していたわけで、そんなに別物な流れもないし、前々作の主観的最高傑作『dead bees on a cake』に近く、過度なミニマルさやアバンギャルドもなく何気にこれまでで一番キャッチーかも。超聴きやすい。JazzyなMoodの精緻な音に彩られたDEEPなPOPミュージック。暗いんだけどね。お馴染みのゲストとして今回も坂本龍一が参加して、「らしい」音響を吹き込んでいるし、個人的に最高★★★★★。随所でフューチャーされてるトランペットも、音響的にも音韻的にも、Nils Petter Morvaerみたいで超イイな、と思い誰だとクレジット見てみるとNilsと同じノルウェー出身のトランペッターで、Arild Andresenの『ELECTRA』にも参加していたArve Henriksenだった。つながった。こいつはヤバい。