インプロヴィゼーションの彼方に

人生ヨウスルニインプロヴィゼーション

WITH_TEETH / NINE INCH NAILS

2005-04-30 13:03:04 | 今日の一枚
暗鬱のカリスマ、トレント・レズナーのナイン・インチ・ネイルズ『WITH_TEETH』を遂に購入。すでにもうHMVアルバムランキング1位になっていてびっくり!日本でもこんなに売れるんですねNIN。NINを好きになったのは前作『FRAGILE』以降だったのでその人気っぷりをリアルタイムで実感。NINといえばいつ死んでもおかしくないようなトレントの神経スレスレ感溢れるヤバい声、決して安易な暗い音韻の選択としてだけの暗さではない、トレントの内部の渦が表出してこその鬱サウンドが他の誰にも唄ええない唯一無二の壮絶な音楽なわけですが、今作はどのメディアもポジティヴだとプッシュしており、実際聴いてみると確かにこれまでにない健全な音で、今まで感じられた「死相」は消えたような感じがする。今作は前作ほどに苦しんで作ったのではなさそうな気がする。あくまで主観。前作は「作っても作っても楽しくない、作るもの作るものが気に入らない」と本人がいうように、自意識開放しうる手段である音楽の力にすら恩恵を賜れない癒しのないおそらく完全な鬱状態で作ってたようなので余計に痛々しかった。死相出まくり。今回そういう危うさはないけどやっぱりこの声。どんなシンプルな旋律でも惹きつけられちゃう。自分にとってトレントの声が必要な時は今まで結構あったしこれからもあるはず。声だけで妙に惹きつけられ包み込まれちゃうヴォイスは、自分の中ではカートとこのトレントだといつも思っております。旋律とかは何でもいいくらい、吸い込んでくる。すごい力。まさにMUSIC。

二日酔い

2005-04-29 00:26:22 | 今日の出来事
今日の朝は死んだ。二日酔いである。気持ち悪くて途中下車を2回して、遅刻しちゃった☆結構酒には強い方と思っているがたまに朝気持ち悪くなることがある。吐いたのは1回しかないけど気持ち悪くなったのはこれで2度目。昨日飲みダブルヘッダーとはいえ逆に意識してセーブしたのにもってかれた!年とともに弱くなってる。とりあえず二日酔いに効くツボでも刺激してみます。。


二兎を追う者一兎も得ず

2005-04-28 01:22:57 | 今日の出来事
今日は働いているところの決起大会があった。8時半まで永田町で懇親飲み会、9時15分から今度は横浜でスクールの飲み会があったので飲みのダブルヘッダー。ダブルヘッダーはいろいろきになって落ち着いて楽しめないことがわかった。一点集中すべき。しかし土間土間って始めていったけどうまいね。

Catch 33 / MESHUGGAH

2005-04-27 01:01:07 | 今日の一枚
いつの間に我がカリスマメタルバンド、MESHUGGAHが待望の新作をリリース。タイトルが『catch33』ということで、ポリ・グルーヴ採用という点で近からず遠からずな要素を持つ菊地成孔率いるジャズファンク集団DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDENの『cahch22』を彷彿とさせ、接点はおそらくないだろうが両方好きな自分としてはなんとなくおお!という感じであります。さてこの新作、前作『NOTHING』との間に出た名曲e.p『I』が一曲21分だったのに対し、今回はクレジットが13曲になっているものの、中身は全てつながった1曲で47分とさらに倍増である。でももう驚かないよ。で内容の方は、現在形のMESHUGGAHといった感じで、全体がうねり形の相変わらずの引っかかりまくりグルーヴのへヴィネス。『I』で久しぶりに魅したスピード感あふれるスラッシーな過去っぽい部分はまた影を潜めてしまい、その辺の戻ってきた古典的スラッシュメタルイディオムを期待してたのでちょっと残念。なんかベーシスト不在をフォローするためにオリジナルに作成した8弦ギターってのを前作から使ってたりするみたいで、今作でかなり邪悪な「ぶぅぉぉぉぉおぉぉぉおぉお~んんん・・・・」っていう音があったんですがその仕業でしょう笑。『NOTHING』出たときもそうだったけど「出たとき複雑すぎて追いつけない系」な感じなのでとにかく日々聴取して徐々にこのカオスグルーヴを癖にしていきたいと思います。もはや訓練。しかしこれ無駄にクレジット13に分かれてるからipodで聴いてると曲の間がプッツリ切れちゃうのが難点だ。。これはCDで聴けというメッセージなのか?

Last Dance

2005-04-26 00:02:43 | 今日の心象
大事故が起こりましたね。悲劇は日常に潜んで突如姿を現す。まったく不条理に。被害者から乗算で悲しみは広がる。なすすべなく失われ奪われることに対して人の心はどのように解消していけばいいんだろうか。一方高校生が死に興味があると大量殺人計画を友だちに持ちかけて断られて、一人でトンカチもって公園で子供を殺そうと思ったけど一撃では死ななかったからつまんなくなり、どうせだから自首して世間を騒がせてやろうと供述するような「生存者」がいる。もちろん世界に目を向ければ。。限り無し。こんな時代に僕らは何を思い何を感じて生きればよいのだろうか。とたまに思う私であります。目の当りにしたそれらのIN-PUTされた悲しみをOUT-PUTするには、できるだけ楽しみ抜くほかに手立てはない。
以前このブログでも紹介したスウェーデンのJazz Trio、Esbjörn Svensson Trioの「Strange Place For Snow」というアルバムの最後に『carcrash』という曲が収録されている。メジャーキーの耽美なスロー・ジャズ・バラード風に始まって、親愛なる人といつもと同じ何も変わらない日常を暖かに暮らしているイメージで、後半絶妙にⅠm-Ⅶ-Ⅵのマイナー進行の悲しい重力に吸収されエンドレスにリフレインしてフェイドアウトするこの曲を、自分はいつも映画のワンシーンのように、幸せを幸せとも思わないような日常の家路を突如襲う悲劇のようにタイトルのごとく『carcrash』によって儚く弾け、終わりのない悲しみがループしていくストーリーを思い浮かべて悲しくなる。もちろん現実と妄想による悲しみなんか比にはならないが、今日は少し自分に酔ってこの曲をループしてみるとします。

FOREVER / COALTAR OF THE DEEPERS

2005-04-25 00:04:29 | 今日の一枚
大好きなバンドCOALTAR OF THE DEEPERS初の映像作品がリリースされてた。PV4曲と去年の11月23日の新宿LOFTでのライブ9曲その他おまけ的映像含むDVD+ライブDVDと同音源CDの2枚組みで3675円はお買い得。COALTAR OF THE DEEPERSのライブといえば学生時代に一度当時DEEPERSのコピーバンドをやってたメンバー全員で下北沢Shelterへ行ったことがあるが、イチマキ急遽不在+サウンド、演奏、パフォーマンスのすべてにおいて見事に期待を打ち砕かれて全員が軽く凹んでしまうほどがっくしした思い出が。。しかしCDが完璧すぎる音だけにライブで再現できないのは仕方ないのか。DEEPERSの音楽は大好きだけどライブは特に期待してない複雑な想いを抱きつつでもやっぱり初の映像作品は見たいから迷わずゲット。そんなに期待してないだけにまだ少ししか見てないですが、ライブはイチマキ参加の時の映像でおお!と思ったけれどもコーラスのみでギター弾いてない上にナラサキもギター弾いてなくて残念。自分にとって衝撃的かつ完璧なアルバム『Come Over To the Deepend』の頃の4人のギターロックバンドっぽい絶妙なバランスのラインナップがかなりかっこいいと思っていてその再現なるかと期待しただけに個人的には残念。しかしその代償として専任G×2だからか演奏がタイトでウマいしかっこいい。それにしてもFOREVERって何か意味があるのかな?解散・・?

charged time out

2005-04-24 01:55:01 | 今日の出来事
というわけで、Drumが友だちのバンド、charged time outの初ライブもかなり久しぶりの友人のDrummingをみることができ嬉しくも楽しかった。彼は会社員なのにスキルを落とさない。見習うべき人物。楽曲もバンド演奏もDrumの友だちが常々太鼓判を押していただけあっていい感じでした。青春期の衝動を失ってはいない、そんなギターロックバンド。やっぱバンドっていいなやりたいなと思った。厚かましくも飲み会まで参加さしていただいて充実の一日となりました。charged time outさんお疲れ様です&ありがとう!

山本”KID”徳郁

2005-04-24 01:36:35 | 今日の出来事
今日友人のバンドの結成後初ライブということで、原宿へ行った。たまたま午前中に、以前のバイトのときの友人から久々に連絡があり、ライブ前原宿で会うことになり、一緒に原宿の街をぶらついていた。そしたら!昼3時半ごろでしょうか。飯の食えるおしゃれなお店をと探して原宿の街を歩きまわってなかなかなくてぐるぐるしてたその時、明治通り沿い竹下通り向かいのムラサキスポーツ前辺りで、あの格闘界のカリスマ!神の子!山本”KID”徳郁を目撃!本物!ほんの一瞬すれ違っただけだけど友だちと今のKIDだよね?と恐る恐る確かめ合った。完全にKID!イカツイ屈強な男数人に囲まれその中央を妻と子を連れてTシャツで普通にあるいていました。周囲もKIDに気づいてない感じで。俺より小さいようだったけどイカツイ!この画像はなんとか頼みこんで道でTシャツ脱いでもらって写真に撮らせてもらいました。ウソ。とても近づきがたいオーラ。写真なんて撮れません。実は昨年末の対魔裟斗戦をPCのHDに録画しているほど感動させてくれた人なので普通に見れて感慨深い!

99rooms.com

2005-04-21 23:51:30 | 今日のサイト
面白いサイトを見つけました。デザインユニット4人のアートギャラリーサイトのようですけど、ただ見せるだけのサイトでなく、いろんな仕掛けが仕込まれた99の頽廃的な部屋に迷い込んでなんだかどんどんその世界に吸い込まれていく感覚。音と美しすぎるグラフィックによって構築されるシュールで独特の世界はなんだかDETH METALのジャケットにありそうだけどかっこいい。面白いけど一人で夜中行くと怖いかもしれないのでお気をつけて!行ってらっしゃいまし!

蹴りたい背中 / 綿矢りさ

2005-04-20 22:10:13 | 今日の一冊
最年少芥川賞W受賞で話題となった時ギャルっぽい方金原ひとみ作『蛇にピアス』はわりとすぐに読んだけど、もう一方の清楚系綿矢りさ作『蹴りたい背中』をようやく読んだ。激シブにも文藝春秋掲載版を電車で広げて。文藝春秋には受賞2作品とも全文のって780円だったからね。安すぎ。
さて内容は女子高校生の青春思春期恋愛の中に潜むソフトででも抑えきれない、密かな禁断のサディズムにも若干の興奮をともない、かなり面白かった。なにをかくそう俺は主人公と同じように高校のときグループとかが嫌いでぶつぶつと文句を並べながらも、でも周りとどうにかうまく笑って、周りにもそこそこの人気を得てなんとか生き抜いたタイプである。なんだかんだ恋もして。だからこの『蹴りたい背中』に綴られた言葉や描写は、とにかく懐かしかった。その懐かしさが不思議と今嬉しい感じ。周囲に無関心を装いながらそれ自体が周囲に関心持ちすぎな寂しがりやな自分に気づこうともせず、周りのせいにしてどんどん惨めにとか、身体の細部まで高校のころ内部に抱えていたイメージを喚起させてくれた。内部だけでなく、他人の息遣いとか視線とか、幾分セクシャルな細かな描写も、今ではなくしてしまった高校生のころの視点でイメージできてなんともいえないいい気分になれました。ああ青春。読んでいる時にipodでクラムボンやMO'SOME TONEBENDERという切なる青春を心に映写してくれるPOPを服用したため、その効能は何倍にも膨れ上がり体が震えました。オススメ。

変な人が書いた成功法則 / 斉藤一人

2005-04-19 23:34:40 | 今日の一冊
友だちの友だちがオススメということで、直接オススメしてない友だちが借してくれた本「変な人が書いた成功法則」を読みました。いわゆるHowto本自己啓発本という感じでさらっと読めて面白かった。自己啓発本ってこういうの読んでる自分ってむーん、と少し身構える部分あるかと思うけど結構好き。読みやすいし。考えあうところもいっぱいあって合わないところはふむふむという感じで気楽に一気に読めるからいい。この本も特に文章で食べてる人ではない筆者の難しい言葉のないわかりやすい内容で楽しめた。与えるものはさらに与えられ、奪おうとするものはさらに奪われる。まさにそう。与えて返ってくるものって最高。音楽やるってまさにそこの具体例でもある。ポジティブパワーは連鎖する。マイナスパワーも連鎖する。どうせならポジティブな連鎖の科学反応を楽しみたい。

エンジン

2005-04-18 22:30:10 | 今日の心象
フジテレビ月9を見た。「エンジン」第一話。TVドラマ・・・何年ぶりだろうか。昔っからドラマは見ない。テレビもスカパーの音楽チャンネル垂れ流すかニュース以外ほとんど見なくなって久しい。かろうじて見てた記憶のあるTVドラマといえば、聖者の行進とか眠れる森とか。。。古過ぎる。今日月9を見たきっかけは今朝のめざましテレビ。木村拓也と小雪が今日から始まる月9ドラマのプロモーションで出演したとき、かかっていたBGMがなんと俺が高校生のとき超好きだった感動の名曲AEROSMITHの『Amazing』じゃないの!これ主題歌なの!?それだけでアツい!確認せねば!と思い見てみました。そしたらAmazingかからなかった笑!がっくし!でも久しぶりのドラマは新鮮で面白かった。モノレール駅改札のシーンでのロケ地はどっかで見覚えある雰囲気だなぁとおもったら、大学時代利用しまくりだった多摩都市モノレールのどっかしらの駅だったことにも懐かしい感覚が蘇った。それにしてもキムタクはモテそう!アンアンで12年連続好きな男一位もうなずける。そのエネルギーで魅力はどんどん加速してますね。スマップって凄い。あ、キムタクといえば、俺誕生日一緒です♪そればっか。最近幸田來未も同じ誕生日だったことが発覚。11月13日ナイス。

graniph vol.1

2005-04-17 23:45:15 | 今日の一冊
もうとんこつは食えない、と感じるようになって久しいんだけど、今日の昼無性にこってりしたラーメンが食いたくなって横浜スカイビルにある壱八屋に行ってみたら2時半だったのに行列で、あっさり断念しでもおなかがラーメンモードになってたのでルミネのこないだ女性が男に何食うかでもめて刺された事件が起きたフロアにある『七匹のこぶた』のラーメンを食べた。そんなに期待してなかったけど結構うまかった。玉子が半熟で絶品。
で帰りに同じルミネ内の有燐堂エスカレーター前でドンと平積みされてたのがコレ『graniph vol.1』。graniphのTシャツは一枚2500円二枚で4000円と安い上にデザインが自分好みでかっこよくて質も量もカラーバリエーションも豊富でよく買ってるけど、コレはそのTシャツのデザインを手がけるデザイナーたちやその他の有名デザイナーイラストレーターのイラスト&フォト集。店頭プロモーションも力入ってて販促ポップも惹き付けるのに十分に展開されていて、うっかり手に取ってみると丁装もきれいで表紙もかっこよくて内容もいろんなジャンルいろんな手法のかっこよくておしゃれなイラスト&フォトグラフ満載でこういう本て高いんだろーなと思いながら値段見たらなんと1000円!1000円ぽくないのに!即買い。これから一応はデザインに関わっていきたいとしている身なので、こういう本は非常に刺激的。いい絵いい写真は心を豊かにしてくれますね。インスピレーションじわじわ。

ジャパンネット銀行

2005-04-16 23:57:55 | 今日の心象
新しい仕事の給料振込先が『ジャパンネット銀行』ということで、先月新規に口座を開設。噂には知っていた銀行だけどネットで24時間残高照会やら振込みやら取引明細確認やらができて非常にハイテク感があり便利そうだ。銀行のこういったサーヴィス事情に詳しくないけど今どこもネットでこういうのできちゃうのかな?便利な時代になったもんだ。で15日が給料日なのに昨日15日にこのジャパンネット銀行を初利用できるという楽しみもあいまって、わくわく初任給の残高照会をしてみたら残高0円になってて、そういえば給与明細ももらえてないし、まさか俺は会社にだまされているのか!?と急に少し不安になったものの、今日改めて残高照会してみたらちゃんと給料入ってたてよかった。それにしてもネットで残高照会。庶民派な自分には軽く感動!

手グセ

2005-04-15 23:35:16 | 今日の心象
今まで自分で気づかなかった自分のクセに気がついたりすることって結構ありますよね。今日ふと気がついた、自分のクセ。僕は一人の時腹が減ると無性に食いたくなるものがある。それはハイチュウまたはぷっちょ、要はソフトキャンディーの類である。禁断症状が発症すると、ついコンビニか売店に走り、一つ食ったらまた一つ、間をあけることなくがむしゃらに最後のひとつまで食べ続けるという悪癖をもっている。今日はぷっちょの新商品、シュワぷっちょコーラ味を食べた。なるほど中にシュワシュワラムネが入っていて擬似コーラ体験をシミュレートしているわけだな。非常にうまい。