インプロヴィゼーションの彼方に

人生ヨウスルニインプロヴィゼーション

リリイ・シュシュのすべて / 岩井俊二

2007-02-04 11:49:47 | 今日の一本
そして映画みました。

岩井俊二さんの映像は日光の眩しさが好きです
この映画も他と違わず非常にあたたかく眩しい絵だが
その眩しさが炙り出すかのような暗く青く激蒼ムービー。

救いようのない青春期の閉塞感の中で
救いは僅か。

僅かな救いも所詮淡い幻想、
そして脆い現実に失望を繰り返す。

原作と設定や内容が若干違う部分ありだ
けど伝わることはほとんど同じ

みんながみんな各自、
僕らどうしてこんな風になっちゃったんだろう?
ってゆうままヌルイ虚構のHappyエンドなんか訪れないまま
淡々と迎えてしまうエンドロール。
神経症気味の若い人とか
今いじめられてる人が見たら
吐き気するかもしれません

時間という単線上に複数の人生のグルーヴが
同時にしかも強引に走り続け、バグリまくる
けど全部リンクしてる
残酷なストーリー。それがまた人生という感じ。
それだけ強いメッセージ。

残酷すぎて切なくも悲しくもないけれど
だからこそ苦しくて何度か涙がでててしまいまいました。
若手役者さんがみんな揃いも揃ってナイスな好演。イナタさがイタイ
よかったといえば不謹慎なほどの暗さあるけど
不思議とカタルシスも得られる、
岩井氏曰く、「遺作を選べたら、これにしたい」
さすがの作品。こちらは名画でありました。よ。

第110話 夢、見果てたり

2006-05-15 22:53:41 | 今日の一本
エウレカセブンついでにアニメの話題をもうひとつ。
一見すると絵的にオタク色の強そうな『銀河英雄伝説』というSFアニメがあるんですよ。全部で110話もある非常にストイックなアニメなんですよ。原作は小説なんですよ。これはまだ中学か高校の頃、ふとテレビでWOWWOWのチャンネルをまわしてみると、無料放送で銀河英雄伝説がやっていたんですよ。絵的に抵抗があったけどなんとなく見てたら話が超×110よくできていて、なんだこれはってくらい相当に面白いことが判明。以来、その無料放送で見続けて、しかし無料放送も全話放送してくれず、こっからさきは入会ヨロシク的なシステムだったので途中までしか見ることができてなかったんですよ。それをようやく!全110話までちゃんと観破しました。既に数ヶ月前にだけど。面白かった。名作。もの凄い想像力と構築力で展開するストーリー。もの凄い数なのに、そのそれぞれがもの凄いクオリティーを誇るの魅力的なキャラクターたちが織り成すドラマ。数が数なので声優陣も名優勢ぞろい。歴史上稀に見る良質の専制君主制の勃興と腐敗した民主共和制のイデオロギーの対立を軸に、カルト宗教とかその他勢力の陰謀やそれぞれの立場の微妙な心理怒り悲しみ等様々な要素が複雑に緻密に濃厚に絡み合いテンション下がることなく展開する近未来歴史戦争物語。個人的にガンダム系よりメカとか萌え要素がない分すっきり好き。BGMは全て優雅に荘厳に本物クラシック。多分M-floでの活動以前のLISAや小椋圭らが歌う主題歌は全て名曲の類。
って言葉で語ってもつまんなそうだけどだまされたと思って4話くらい見てみてください。これが結構誰が見ても面白くてハマり人生の財産となるかもしれないという空前絶後の傑作なんですよ。三国志をおもしろいとおもうのとおんなじくらいに面白い。いやほんと。『魔術師、還らず』は感無量。涙で前が見えない。ちなみに俺は、ヤン・ウェンリー派です。

MULHOLLAND DR.

2006-05-12 23:40:34 | 今日の一本
見たいと思っててまだ見てない映画『MULHOLLAND DR.』をレンタルして見てみたところ、実は既に前に見たいと思って見てた映画でした。見たことを忘れていたという。このblogを読んでいるぼくわたしのみなさんもそういうことはなかろうか?軽い痴呆。やばい。多分『LOST HIGHWAY』とかぶってた。でも内容が「忘れちゃってた夢」みたいな感じなので2回目の既視感がちょっとばかし絶妙でそのシチュエーションがむしろ面白かったりしたかも☆デヴィッド・リンチの独特に美しく歪んだ映像と音響大好き。普通のモノやヒトや風景も全部普通じゃなく見えてくる。。怖っ!不安!この感覚がたまらんノウ。。まさしく鬼才。

交響詩篇エウレカセブン

2006-05-11 23:14:22 | 今日の一本
注目風アニメ・エウレカセブンがGyaoで配信されてたので見続けてみたらけっこう面白かった。テレビアニメちゃんと見たのエヴァンゲリオン以来。山本梓もエウレカセブンファン。だけあってかなんかキャラがいわゆるアニメっぽいオタッキ~な感じが若干薄い感じで外見内面イケてるしデザインとかナウいし。BGMでない音楽の『音楽』としての扱われ方とかもカッコいいし。エヴァンゲリオンを通過した日本のアニメ感は拭えなくもないけれども、キャラ設定とか構築された世界観とか、29話までみた時点ではエヴァンゲリオンほど神経症っぽくなっくて今のところ気楽。でもちょっとやっぱりエヴァンゲリオンぽくていつ内も外も破滅的になるかと恐ろしくもあり楽しみでもあり。映画監督アレハンドロホドロフスキーが言ってた「日本のアニメは大好きだ。しかし、日本のアニメは原爆に影響を受けすぎている。それは原爆が投下された国であることで潜在的にかも知れないが多くが退廃的で破滅的だ。AKIRA然りプリンセスオブモノノケ然り。原爆から自由になってほしい」的な興味深いコメントを思い出す。確かに終末的な世界観多し。核戦争後とか多し。北斗。実際アニメをクリエイトしている世代は戦後を生きてる世代だけども、原爆の影響なのかなと少し考えてみるけどやめる。答えはいずこ。

パッチギ!

2006-05-04 23:20:15 | 今日の一本
つい先週レンタルしたばかりなのにゲロッパ!民放でやってましたね。こういうとき悔しいですよね。でも気持ち切り替えて『パッチギ!』。世界は、愛で変えられる。朝鮮問題あるいは世界情勢を思春期の高校生の日常的でシンプルな想像力と攻撃的衝動と淡い恋心に置換して描くアグレッシブな青春映画。ちんけな理由から始まる喧嘩シーン強烈だけど実際戦争なんてこんなもんじゃないわけで。でも戦争の構図はおんなじようにちんけな理由で。救いは、身近な人々への優しさ。愛おしさ。それを世界の縮図としたい。世界情勢を小バカにするようなポジティブなメッセージ。イムジン河切ない。てゆうか沢尻エリカやばい。好き。大友康平熱い。ff。亀田。

ゲロッパ!

2006-05-01 00:44:36 | 今日の一本
見たくて見てなかった映画『ゲロッパ!』を見た。井筒監督の映画初。これ超オモロイ。楽しいし。泣けるし。爽快だし。キャスティングもみんな最高☆そう、最高☆西田敏行の超名優っぷりも常盤貴子のしたたかにつよがる女っぷりも岸部一徳のエキセントリックさも山本太郎の愛すべきおバカ子分っぷりもナイナイ岡村のお笑いっぽさもウルフルズトータス松本のおいしさも全部。ストーリーも設定も何の陰りも鬱っ気もなく突き抜けて明るく楽しくあったかい。シビアな現実から心ホロリするひと時。世界がいつもこんなならいいのになー。

リンダ リンダ リンダ

2006-04-19 23:28:54 | 今日の一本
カスタムメイドに続いてバンド系青春映画『リンダリンダリンダ』。学生さんの青春日本映画は大好きです。スウィングガールズ然り田中麗奈のがんばっていきまっしょい然り。こんな時代に意味ないかもしんないけどとりあえず好きななにかをがんばってみる、映画に限らずそんな青春期の情熱ってのが好き。微妙な距離感の若い恋模様や意味のないことで心震えたり涙流れたり。その瞬間がいといとおしい。その点バンドなんて自分の守備範囲だから、この映画も楽しめた。醒めつつもやっぱりただバンドがやりたいからメンバーと一緒にいたいから。演奏のイナタさが微笑ましい一期一会な女子高生バンド。なにより前田亜季のハイハットの刻みがアグレッシヴに速くてびびった。湯川潮音はあのケイオン部あの設定でいきなりダントツに歌がウマすぎた(笑)。天使の歌声。
ちなみに私、高校のときの初めてかつ唯一のバンド経験が学校祭でのブルーハーツ。もちろん当時のラストナンバーはリンダリンダ。そういえば何故か大学のサークル時もやったな~リンダリンダ。バンド名DA PUMPと偽って(笑)。ゆかり深い。とはいえブルーハーツをコピるという場合、ギャグのつもりでやる形は否めない感はあるけど、ブルーハーツってのは今こそ涙が出るほど美しい。甲本ヒロトほど、切ないうたをうたえる人はそういない。

CUSTOM MADE 10.30

2006-04-18 23:45:49 | 今日の一本
TSUTAYA50円セールの影響で『CUSTOM MADE 10.30』を見た。カエラキューティフル☆意識してレスポール弾きたくなったので弾いた。うたいたいんじゃの後、意外なことにcalmの曲が流れてハッとした。超POPまあまあぶっ飛び系カラフルムービーにクールでセンチメンタルな青い空気が注がれ。そっからクライマックスまで音楽の力がすごかった。息子すごいアッコちゃんのラーメン食べたいスゴイさすらい超アツイ弦もアツイ民生万歳。心に沁みる。あ、昨年判明した自慢なんですが奥田民生のバンドでよくギターを弾いてる長田進氏は俺の遠いんだけどわりと近いっちゃ近い親戚であるらしいんですよ。いやマジで。ほんとだよ。きょきょきょ。

七人の侍 / 黒澤明

2006-04-12 01:17:53 | 今日の一本
やっぱりしっかりシンプルに面白かったです『七人の侍』。腕利きの七人の侍が村人たちと力をあわせて村を守る。みんな命がけ。昼夜悪天候問わず戦に言い訳はできるはずもなく。戦の言い訳=死亡。の時代を描くアクション映画。壮絶な肉弾戦。リアルタイムに進行してるような緊迫感。若手の侍と農民娘の淡い恋模様。明日が決戦極限状態の藁の上。男。サムライソウル。ウルフルズ。ミフネの野蛮さカッコいい。まさに男。ミカはカワイイ。高橋ジョージがうらまやしい。

北斗のゲーム

2006-04-11 23:50:47 | 今日の一本
テレビゲームはメガドライブまでしかやってなくてゲーム事情に超疎く、俺の知ってる北斗のゲームは、ファミコン版のパンチで倒すとアベシがでるけど誤ってキックで倒しちゃうと飛んでっちゃうアレくらいしかやってないんだけれども。こんなにもアツい北斗の格闘ゲームが出ていたとは!!
これ知ってた?ちょとこれやばくない!?ファンの琴線に触れるこの異様な完成度!見てるだけでも名優たちの名ゼリフと名音楽でイヤでもテンション上がるでしょう!ジャギすら沸く。UDも。俺よりも強く美しい男よ…!せめてその胸の中で…。ジョジョの格闘ゲームより感動した。

田園に死す / 寺山修司

2006-04-10 22:55:51 | 今日の一本
寺山映画第二弾!田園に死す!これはまるで夢を見ているような浮遊感!夢で見たことあるようなデジャビュー感!鮮烈なイメージ!鮮烈な色彩!鮮烈な詩!鮮烈な音響!白塗りの主人公!のっぺらぼうの郵便屋さん!川を流れてくる雛壇!ホドロフスキー的サーカス団員たち!なんとなくブラックサバティカルなサウンドのピンクフロイド的サイケプログレ+暗鬱フォーク民謡!怖い!ホラー映画じゃないところがまた怖い!小さい頃みてたら夢に出てきそうな絵図。霊場恐山を舞台にまたもや捩れ狂った世界。最初から最後まで迷いっぱなし。家出の思想から母殺しの思想へ。それでもなんだかやっぱりメルヘン。なんだこれ、凄まじく美しい。

双生児 GEMINI

2006-04-05 22:14:41 | 今日の一本
ぼくらは少年探偵団、江戸川乱歩原作の短編の映画化みたいです。監督は塚本晋也。鉄男です。出演が本木雅宏、リョウ、浅野忠信、竹中直人と魅惑的です。出演陣が自分好みで気になっていた作品で結局見ずに放置してた映画のひとつだけども、Gyaoで配信されておりましたので遂に軽く見ました。乱歩モノに限らず、明治・昭和初期を描いた日本の文学的なミステリーものの映像には、何故かどことなく底知れぬ妖艶さと限りない美しさを感じてしまう。幼少の頃に何かしら無意識のうちに何かを見ていたんでしょうね、個人的体験か妄想かしたデジャビュー感があるんです。寺山修司然り。金田一耕介然り。超寂しくて孤独と不安を感じるんやけど美しくてその感じを求めてる感じ。ざわざわぞくぞく。昭和初期ミステリーフェチ。この双生児はそんなフェティッシュな気持ちに応えてくれる映画だった。出演者は全員眉毛のないメイクを施し、台詞も舞台が昭和初期っぽく抑圧的で静かで寂しいほどに美しく、独特な世界観に一人ゾクゾク。貧民窟とかデザインすごい。異形なのに眩しい。泣く子もさらに泣く白塗り前衛暗黒舞踏の麿 赤兒なんかも出演しててイメージもさらに加速。話の内容はとんでもなくサディスティックにマゾヒスティックにエロティックに交錯するなわけですがまあ内容云々は解りやすいのでさることながら、構築された架空の世界が結構ファンタスティックで満たされました。

書を捨てよ町へでよう / 寺山修司

2006-04-03 02:06:10 | 今日の一本
作家・詩人・戯曲家・演劇など多種多様な分野それぞれで異質な魅力を放つ個人的に注目の存在・寺山修司。寺山修司の構築する世界はいつも幻想的でノスタルジックでとってもメルヘン。でもどこか冷静に狂っていて、どこか退廃的で、時代を感じさせない普遍も持つなんともいえない感覚に、いいようのない魅力があります。個人的にドンピシャに魅力を感じてしまうセンスです。演劇実験室「天井桟敷」という自身が主宰する劇団のネーミングからしていかがわしくアングラな匂いがプンプン漂うセンスは僕の心をワシ掴み。かっこいい。
そんなカリスマ寺山修司の初映画監督作品『書を捨てよ町へでよう』をおそるおそる見てみました。おそるおそるというのは、当時は特に凄い作家が映画監督やると悲惨な場合もあるからね。村上龍のだいじょうぶマイフレンドばりにとか。
そんな不安もあったけども、寺山修司は凄かった。けものがれバリに捩れた世界がそこに!「そんなとこに座って映画見てたってなんにもはじまらないよ。映画はいつだって空っぽなんだよ!」って最初からはっきりいわれてしまうこの挑発的映画(笑)。音楽はギンギンにロックなギターがゴリゴリと。ディスクユニオンにありそうな60-70s日本のイカガワシイROCK臭。町田町蔵メシ食うなばり。シュールな日本語歌詞が独特な世界観に拍車をかけて煽る。さえない主人公のさえなさの配役も絶妙。とにかくさえないいなかっぺが主人公。しかし、そのさえない主人公の暮らす世界や青春は、まさに極端に抽出されたエグめな現実のやうでもありました。他にもキャラクター設定がファンタジック。戦争帰りの戦犯オヤジとかうさぎにしか心を開かない妹とか万引きの常習犯の祖母とか700匹秋刀魚を焼く男とか美人風俗嬢とか。ごった煮かつシュール。サンドバック形やばすぎだし。1971年作品なのに今見ても強烈かつ鮮烈な映像で熱気ムンムン。俺の好きな映画監督アレハンドロ・ホドロフスキーの映画の感覚に近くてたまらん。オチも爆笑名作ホーリーマウンテンばりだし。美的な面・見世物小屋的カオスな面の共通する感性を寺山修司とアレハンドロ・ホドロフスキーに垣間見た。

漆黒の音楽 ~AFRO FUTURE FILM FESTIVAL~

2006-03-10 01:43:42 | 今日の一本
近年、刺激が少ないんですよ。刺激がない分、同時に希望も鈍化する。身辺も世の中も我々の希望を奪うに相応しい事件性に溢れているからなおさらだ。鈍化した心を鋭く磨ぎあげるには、スポイルされ鈍化したなりの自力を振り絞り多大なエネルギーが必要になります。ので気持ちの再起動を図るべく、僕は欲望渦巻く夜の街渋谷へレイトショーを観に行ったんですよ。CD屋でふと目にしたフライヤーの宇宙的デザイン、そして漢字が魅惑すぎるキャッチが僕の心を捉えた『漆黒の音楽』。かっこよすぎである。
Robert Johnsonがアメリカ南部の十字路(いわゆるcrossroad)で、悪魔に魂を売り契約を交わし、ギターを弾く技術を手に入れたことからその歴史が始まるという一般的な風説をもつ黒人音楽Bluse。それまで地道に発展してきて、記録分析対象となりえ、まさに地球上に存在する音楽史そのものだった西洋クラシック音楽の文脈とは無関係に、そこに突然変異的に存在していた、西洋からの視点では異端的音楽のBluse。奴隷の抗う手段。そこからスタートしBluseと西洋音楽(Classic)のFusionともいえるJAZZ、Bluseをアフロリズムにのせるべく、ドラムはモチロンギターもベースもラッパも全ての楽器を打楽器に変換しグルーヴさせたFunk、Bluseに影響されジャマイカの地で発展したRaggae、Bluseを電気の力で爆音化し演奏したRock、さらには現在のClub MusicであるHip Hop、R&B、House、Techno、Drum'n'Bassにまで発展し繋がる、まさに現在の大衆音楽の根源といえる音楽Bluse。その歴史的起源から文化的背景、進化の過程を追う非常にDEEPなドキュメンタリー映像作品を上映して、漆黒の音楽を紐解く映画祭とゆうわけです。

でまずこの2作品を拝見。黒人音楽文化の最重要キーワードという「ブラックサイエンスフィクション」、「アフロフューチャリズム」を理解するべく、あえてジャンル分類するとFunkのGeorge Clinton、JazzのSun Ra、RaggaeのLee "Scratch" Perryを筆頭に、その共通する黒人宇宙に迫ってみるという『THE MOTHERSHIP CONNECTION ~LAST ANGEL OF HISTORY』と、金歯が印象的なクリエイターGOLDIEの半生からDrum'N'Bassの歴史を探る『GOLDIE ~WHEN SATURN RETURNZ』。両作品ともとてもカッコよくて、人間的で、地球規模なドキュメンタリーで、Black Musicへの興味が深まった。これまでBlack Musicに傾倒した時期、っていうのがあったわけではないので、名前だけ知ってたような各界の大御所たちの貴重そうな映像と、確信に満ち溢れた言葉、音楽観や世界観に触れることができ、夜分遅くにがんばっただけある思惑通り刺激的な映画鑑賞となったよ。