新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になりました。
特に，心理学研究を進める上で，大変多くの方々のお力添えを賜っていること，
日々感謝しております。
今年も，どうぞよろしくお願い申し上げます。



数年前からこのメンバーで癌張っているプロジェクト，
ようやく昨年，本調査を実施することができました。


このプロジェクトをはじめとして，
心理学研究は，現場の先生方のご協力なくしては実現していません。
本当にありがとうございます。


また，１回生へのweb調査実施に際しましては，多くの研究仲間や
学生時代の先輩・後輩にたくさん協力いただき，本当に感謝しています。
本日web調査を整理しました。
おかげさまで，目標の1,000名を優に越えることができています。


ご協力くださいました諸先生方，本当にありがとうございます。


「日本の青年期発達の実態を明らかにする」という大きな目標をもって進めているプロジェクト。
その大きな幹には，付随する重要な関連目標が様々に存在します。
少しずつ発表していき，最終的には大きな成果として構築していく予定です。


この数年，このプロジェクトを進める中で，
研究の新たなノウハウの獲得や情報収集の効率化といった実際的な事柄はもちろんのこと，
問題意識や目標を共有することがどれだけ精神的な支えとなるのかも実感しています。


同時に，メンバーが，このプロジェクトを離れた，
各自の独立した研究をしていけていることも，
プロジェクトをよいものにする上で非常に重要であることも認識する日々です。


今年度も，このプロジェクトを精神的支柱としながらも
そこに埋没することなく，
個人の活動あるいはこれ以外の共同研究活動なども充実させていけるよう励みます。


個人の研究としては，理想自己の問題を足がかりにしながら地道に続けているものがあります。
これに関しましても，多くの方々の協力を得て実現しています。
早く成果を出せとパソコンの中から呻きが聞こえます。
責任をもって全うしていく所存です。


また，昨年，多くの問題や落ち込みを経験しました。
しかしながらそれらすべて納得のいく事象であり，
課題を明確にする上で必然的に起こったことだと感じています。
すべてがLearning process



今年も，研究に教育に精進して参りたいと思っておりますので，
これまで同様お引立てくださいますようお願い申し上げます。



2016年1月1日
中間玲子