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中間玲子のブログ

仕事のこととか日々のこととか…更新怠りがちですがボチボチと。

祝☆卒業&修了

2013-03-22 15:12:06 | 授業日記
とんとご無沙汰してしまっています。

書いていない間に色んなことがありましたが…

とにもかくにも、今日は卒業式&修了式です。

今年度は、卒業生3名、修了生2名を送り出すこととなりました。

卒業式前の3人


修了式後の2人


個人情報のため、モザイクかけていますが(とっても残念
皆キラキラしていました。
華やかでいいですね~~~

今年も、修論&卒論に色んなドラマがありました。

先日、本家のホームページ、
reiko nakama's website
先日「授業案内・ゼミ生たち」のページを更新したところですので、
そのドラマについては、各自の「執筆振り返り」をお読み下さればと思います。
もちろん、成果物要旨のpdfもアップしています。
修論生の2人は、これからさらに論文を育てていく
新たなステージに向けて頑張り始めています。

4月からは、それぞれ、これまでとは違った生活になりますね。
私も、今の4回生&M2生がいなくなることに
正直、心細さを覚えています。

でも、OG/OB会も結構機能しているようですし、
これからも、なかまゼミのなかまとして
末永くつながっていきたいと思っています。

皆さん、卒業&修了、おめでとうございました

おまけ:
今日初めて、修了生につられて「つけまつげ」をつけてみました。
感想…自分の顔が魔女のようでこわかったです。
   魔術をかけてしまいそうでした。よって、封印

私なりの「教師論」

2013-02-11 20:57:27 | 授業日記
先週金曜日、2月8日は、「教師論」というタイトルの科目で
1日、講義をしていました。

卒業を間近に控えた4回生4名が受講していまして、
果たしてどんな授業をすればよいのか…と
担当が決まったときからぼんやりと悩み続け
間近になってからはさらに悩み続け
いくつかネタを絞り出そうにも絞り出せず…

心理学の知識をどう生かすか
「教師論」というタイトルをどう解釈するか

ということに延々悩み続け。

前日までちらかった講義案の候補とにらめっこをして
それらから作った原稿を片手にしながら
でも、そのレジュメをメインでやる決心もつかないので
使おうか迷っているVTRを早送りで何本も見て、
同時に、それをどう使おうかを考え、
深夜に何をやるかの決心をして早朝に最後のチェックをして

とスリリングな時間を過ごしたわけですが、
私なりに責任を果たそうとがんばってみました。

「教師論」というタイトルですが、
「教師論」なんて語れるわけもなく
心理学の知識でお茶をにごすにしてもよい方略がうかばず

悩む間に、私も学生にとっては教師なんだ、ということに
今更ながら気づきました。
私なりの「教師論」を私なりにどう実践するか、自体が
メタ的な意味では「教師論」のコンテンツになっているということです。

私自身、「教師論」なんてことを考えたことはなく
あまり「教師」である自覚はないままにいたのですが
(「心理学者」という自覚はありましたので、それに恥じないようにとは思ってきました)
「教師論」というタイトルで学生にどう向き合おうか、
しかも、卒業を間近に控えた、これから教師になる学生に
この講義の中でどう向き合うのか、
そして、どのような講義を組み立て、そこにどのようなねらいを置くのか。

そこを考えねばならないと。

「教師論」という内容面でも伝えるべき内容を用意しなければならないのですが、
その講義を構成する私の講義にも「教師論」は反映されるわけで…

*この時点で、概念としての「教師論」は放棄しました。
 「理想の教師論」になっちゃったかもしれません。

入れ子的な発想ですよね。
内容として「教師論」に関する材料を用意し、
それに取り組む過程ではそれぞれの材料に向き合うことが目的となるんだけど、
その内容を、講義において実践しようと。

なんかここに至るとおもしろくなってきました。

しかし、そうなると、私自身、何を伝えるのか、
真剣に考えねばなりません。

私は、どのような教師になってほしいと望んでいるのか。
何を伝えたいのか。

考えたあげく、最初に出た答えは「正解を求めない」ということでした。

しかし、「~~しない」ということを目的にするのは弱いので
そこから肯定文を考えました。

いろいろ出たのですが、
最終的に「関わる勇気をもつ」ということを選びました。
関わるというのは、ダイレクトな関わりとは限りません。
「待つ」という関わりもあります。
また、ダイレクトに関わっていないつもりでも、
人というのは存在するだけで相手に影響を与えるものです。
そのことを心に留める勇気(と体力?)

そこに存在すること自体の責任を引き受け、
そしてその自分として生き、人と関わる勇気をもちつづけること。
なぜ「勇気」かというと、
関わるということは、敗者になる確率も上がるからです。
何もしなければ、間違いを起こすことも、悔しい思いをすることも
悲しんだり傷ついたりすることも、少なくてすむでしょう。
でも、時には勇気を出してでも、人と関わる人でありたいと。
しかも、そこの主体たる私は、無難な人間ではなく
魂の入った私たる人間でありたいと。

それが響くか、伝わるか、わからないし、
おかしいと言われるかもしれないけど、
今の私はその私でしかないので、その姿で勇気をもって向き合う。
そのような教師であることを、まずはこの授業で実践してみようと。
(あ、結局「勇気」がテーマなのでしょうか…)

そして、そのような私が準備した内容を通して、
自覚的に自分では当たり前と思って実践している
自分なりの「教師論」を自覚してもらおうと思いました。
もしも、ないのであれば、卒業を控え、一番理想を抱きやすいこの時期に、
仮の「教師論」を作っておくことは意味があるだろうとも思いました。
まだはっきりとした理想や論や観がないとしても、
その材料はおそらく自分の経験の中に散らばっているでしょうから。
そして、卒業を控えたこの時期に、教師論を考えるという営みは、
今、この時期にしかできませんから。

と、ここまで至っても、まだ、コンテンツには悩んで、
それで、冒頭のような綱渡りの時間を過ごしていたわけですが。

結局は、数年前にあったNHKドラマ「フルスイング」から第1話と第2話を材料に、
議論できるポイントを細かくとりあげながら、その都度、皆に話し合ってもらう、
という形式をとりました。
その中で、概念、理論と関連づけられるところは知識として提供し、
学生の意見を概念として整理したりということは心がけましたが、
さすがに4回生だけあって、色々な経験や思いや考えをたくさん話してくれました。
とても楽しく、皆の話を聞きました。

そして、レポート課題としては、
この授業に臨んだ際に私が悩んだようなことを
皆に悩んでもらおうということをねらってテーマ設定をしました。

この手の授業展開を計画すると、受講生によって当たり外れが大きく
もしこの手の試みを実践する機会が訪れたとしても、
うまくいくとは限らないと思います。
でも、それでも、自分なりの論や観といったものを見つめ、
それを実践していくという観点でとらえると、
どんな結果になっても勉強になるなあと思ったのでした。

めずらしく、「教師」について語ってみました。

祝☆修論提出2012

2012-12-21 02:04:34 | 授業日記
本日は、大学院生の修士論文提出日でした。

今年提出するM2生は2名でしたが、2人とも無事、提出しました

というわけで、午後から学内で打ち上げしていました(もちろんノンアルコール)



たこがいっぱい…とくればたこ焼きですね
(たこ焼きの写真撮るの忘れたー

そして



ウクライナ伝統料理ボルシチ(正確には「ボルシ」というらしい)
昨年度修了生が朝から煮込んできてくれました。

もちろんスイーツも充実



4回生手作りのアップルパイ(カスタードクリーム入りなんとパイシートも手作り)
とチーズケーキ(これはmade by me)、
そしてM1さんからの差し入れのモンロワールのチョコ。



学部生が来る前から浮かれるM生&修了生。


最初に登場した学部生はリクエストに応えて生演奏を披露



なぜお酒が飲めないんだ…という思いが否応なしに盛り上がりますが
ノンアルコールでも十分な盛り上がり。

そんな中、遅れてきた学部生たちですが、



一瞬にして「できあがった世界」に即参加
Good landing

夜間のM1生は参加できなかったのですが
私を入れて総勢10名でわいわい・がやがや、
「おいし~~い」を連呼しつつ
上記フーズをたらふく食べました。

修論生、お疲れ様でした
無事に提出してくれたおかげで楽しい打ち上げができました






もう一つの集中講義報告

2012-08-27 23:32:13 | 授業日記
先週は、毎年行っている神戸大学の集中講義でした。

「人間形成学特講」という授業で
主に自己意識研究の観点に足場を置きつつ、
私がどうして今のような私になったのか、ということについて、
3日間×5コマ、しゃべりたおします。

とはいえ、途中で学生自身に回答してもらうコーナーも設けているので
その間は学生が作業をする番になります。

さて、これまた最終日のことなのですが。

3日目は、2日目までの議論を相対化するという目的で
現代社会との関連から自己意識の問題を捉え直します。

そのために見せるビデオを紹介しましょう

1.アメトーーク第5巻:「エヴァンゲリオン芸人」
 エヴァンゲリオンというアニメの主要ポイントと
 最終回で何が起こったかを説明してくれています。
 社会における「心理主義化」を指摘する上で
 エヴァンゲリオンのアニメは格好の素材となるのですが
 本編はなんだか心の深層に入ってしまう感じがあって
 授業で見せる気にならないのです。

 その点、アメトーークなら、アニメの設定やストーリーを
 わかりやすく説明してくれていますし
 必要以上に心を病む心配がありません。

 ちなみに、「アメトーーク」DVDの中でも、この巻は
 とてもよい作品だと思っています。
 以前、ブログにも書いた出川哲朗さんの回、
 そして、エヴァンゲリオン芸人に続き
 「ひな壇芸人」の回が収録されています。
 ひな壇芸人として、それぞれがいかにそれぞれの持ち場で
 仕事をしているかなどを説明する、そういった回なのですが、
 与えられたところで色々仕事している姿が垣間見えてきます。

2.フラガール
 シネカノンの名作、福島のハワイアンスパリゾート設立当時を
 描いた映画です。
 個人的な話になりますが、この映画は、私が福島にいて、
 ちょうど福島になじみつつあった頃に公開されました。
 福島に暮らし始めて、どこかでまだなじみきれていないことを感じつつ
 それでもしっかりと福島への愛着も感じ始めていて・・・

 そういう、さびしい気持ちとあったかい気持ちとが入り交じった時期に 
 この映画を見たので、なんだかいろんな思いが重なって、
 泣けて泣けて仕方ありませんでした。
 
 さて、授業におけるこの映画の見せ場は、
 主人公の紀美子がフラガールになりたいといった時に繰り広げられる
 母娘のバトル、そして、そんな妹に対する兄の言葉です。

 炭坑町に生まれた紀美子。
 そこで生まれた子どもは、大きくなったら炭坑で働くのが当たり前だった時代。
 その中で新しい生き方を模索するということがどんな重みをもつのか
 考えさせてくれるシーンです。

時代の中で、社会の中で、私たちの心のあり方は変わってきていること
その社会と関わりながら生きていること
今抱えている悩みは、少し前には考えつかなかったような悩みだったりすること

そういったことを考えてもらっています、

というわけで、こちらも無事、終了いたしました。

ああ、8月が終わっていく・・・

いい景色:遅ればせながら集中講義報告

2012-08-26 23:31:20 | 授業日記
前回のブログを書いてからすぐ、次のネタは決まっていたのですが
なかなか更新できずにおりました。

今年度から、博士後期課程の集中講義がはじまりまして、
そのことを書きたかったのです。

全部で4日あった集中講義なのですが、
初日においしい惑星チョコレートをいただいたのは前回書いた通りです。
3日目にはその方が「マカロン」をもってきてくださり…

皆さん、マカロン、召し上がったことありますか

実は私、たぶんなかったのです。

なんだか興味だけで買うには高くて買う気になれず、

それで、初めて口にしたマカロンは・・・
しっとりとしてふんわりとイチゴのニュアンスが広がるような

とにかくとってもおいしいものでした

写真を撮らなかったことが悔やまれてなりません

そして最終日の4日目。

なんとも奇跡的な。
眼前に素晴らしい風景が広がる中で講義が始まりました。



わくわくわくわく

それぞれの箱がリボンで結ばれていて、いい感じです。
箱もリボンもきれい

蓋を開けると…



きゃー

なんていい景色なんでしょう

堂島ロールで有名なモンシュシュのバラ型フィナンシェ
(聞けば、大阪サテライトはモンシュシュのすぐ近くだとか

神戸のチョコレート専門店の生チョコ

そしてなんとも歴史豊かな和菓子屋さんの最中&お饅頭セット

スイーツに囲まれて・・・ああ、幸せです

いやはや

こんないいこともあるんですねえ

気を遣わせてしまったのでしょうか、
だとしたら申しわけありませんでしたが・・・

でも、喜びをおさえきれず

ありがとうございました

すっかりテンションをそっちに持っていかれてしまい
理性を取り戻すのに非常に時間がかかりましたが、

その日は最終日ということで近くのイタリアンで打ち上げを行いまして
これまた楽しい時間でした。

皆様、職をもっておられるので、それぞれの体験や現場での話なども色々聞けて
私にとっても勉強になりました。

なんとも充実した4日間となった集中講義でした

幸せに生きるための心理学for高校生

2012-04-08 10:38:03 | 授業日記
すでに新年度になってしまいましたが、
2011年度最後の授業として、3月27日、
西脇市中央公民館で、高校生対象の講演(講義?)をしてきました。

タイトルは「幸せに生きるための心理学」という
いつものものでしたが、
今回は、幸福論やポジティブ心理学などから離れて、
青年心理学と自己論の立場から、上記問題をお話してきました。

どういう違いがあるかというと、
これまではどうしてもタイトルにとらわれすぎて、
ポジティブ心理学の知見(幸福感が高まる条件など)を
メインにお話することが多かったのです。

もちろんこれまでも、幸福感の研究の紹介などに加えて
「真の幸福とは」とか、
「危機」の意義などについてもお話させていただいていました。
つまりは、幸福とは快楽とは異なることや、
幸福を追求することの矛盾、ネガティブであることの幸福などを
ささやかながらお伝えしてはいたのです。
「お気楽ハッピーに生きよう!ということを言いたいわけではないんです」
ということをきちんと言いたいと思っていまして。

むしろそのあたりが私ならではの講演ということになるものだと思うのですが、
どうもその趣旨のところをあまりきちんとお伝えできている感じがなかったのです。

それで悩んでいたのですが

今回は、少人数(3人)ということもあったので、
丁寧に話ができると思い、自分の話したいことをしっかり話そうと
ちょっと思い切った決断をして臨みました。

・青年期というのは、人生の中でこういう時期なんだよ
 (成長真っ盛りの時期だよ、これから長い人生があるよ)
・不安定になるのは当たり前なんだよ
 (でもそれは、変化の過程を生きている証拠なんだよ)

といった、青年期の話、そして、

・自分というものはなかなか見えないもんなんだよ
 (だから見えたところだけで限定しないようにね)
・自分どころか、世界自体、偏った見方しかできないのが人間なんだよ
 (別の見方も存在するんだよ)

といった自己の話などを、たっぷり3時間、してきました。

そう、これこそが、私なりの
「幸せに生きるための心理学」なのです。

かなりの時間オーバーだったのですが
皆、最後まで熱心に聞いてくれて、質問にも色々答えてくれて、
そして私も、本当に自分が話したいことを話すことができて、
私にしては珍しく、やりきった感を得ることができた講演(講義?)となりました。
時間が終わっても、あふれる思いがとまらず。
公民館スタッフさんも加わっての、ちょっとした雑談タイムもありました。

当初、公民館スタッフさんからは、
「どうしたら悩まないですむのか、教えてあげて欲しい」
と言われたのですが、私は
「悩まないですむように、とは考えていない」と答えました。

悩むこと、落ち込むこと、停滞すること、
そしてその中で、もがき、何かを求めること、
それは、卒業論文時から
一貫してこだわり続けてきたテーマです。

もちろん、悩まない方が、明るく前向きでいられる方が、幸せだし、
そのこと自体を否定する気はありません。
でも、それだけを求める論調には賛同しきれず、
悩みや落ち込みや自己嫌悪といったことが
人生の中でどんな意味を持つのか、ということを
考え続けてきました。

ただ、このような話は慎重に話さないと、誤解を与えてしまうので、
なかなかまとまった形で話ができるほどには
整理ができていませんでした。

誤解に至る原因は、二元論的枠組み(黒か白か、善か悪かといった思考)で
とらえられてしまうことだと思います。
それをどう乗り越えるかを課題としてきました。

まだ未整理の部分や、本当には伝わっていない部分もあるのでしょうが、
それでも、自分の中では、これまでで一番満足できた講演でした。

もともと2012年度は、講演活動を抑えさせていただくことにしていました。
(もちろん、それが通ればの話ですが…)
とにかく、これまでの講演活動に一区切りつけたい思いがあり、
これまで講演題目として出していたテーマ
「自尊感情の心理学」
「幸せに生きるための心理学」
「前向きに生きるための心理学」
はすべて取り下げさせていただきました。
今年度は、まとまってきた思考を、
しっかり整理する1年にしたいのです。

なので、気持ちの上では、この講演が最後といった感じで
臨んでいました。

楽しくやれて、満足しています。
参加してくれた高校生の皆さん、私に楽しい時間をありがとうございました。


夢ナビ2012

2012-04-07 08:25:26 | 授業日記
ちょっと先の話になりますが、
6月23日(土)に、
大阪インテックスで開催されるイベント「夢ナビ」
参加することになりました。

このイベントは、高校生向けに行われる大学案内のお祭りのようです。
目的は、高校生が実際に大学での授業を模擬的に体験することで、
より自分の興味にあった進路を選択できることをサポートすること
といった感じのようです。

過日、打ち合わせが行われ、
当日に向けての私の紹介文の内容確認や
講義原案の打ち合わせがなされました。

ひとまず、紹介ページが出来上がったようです。
→こちら
しかし、自分の写真が、なんだか邪悪な印象を与える感じで
ガッカリです…
写真とは…自分に向き合うものなのですね。

そのうち動画もアップされるようですが、
さてどうなることやら…

それにしても、ライターさんが書くと、
自分の話が内容がこんな風にまとめられるのか…と
それがなんだか初めてのことで驚きでした。
(今までは逐語録が多かったので…)

内容は、私が卒論時代からこだわってきた内容+
ここ数年で隆盛になっている議論を合わせて
ようやく体系だってお話できるようになったものを
提供させていただくつもりです。

ネガティブだっていいじゃない!!
などと書くととても後ろ向きな感じがありますが、
ポジティブになろう・ならなきゃいけない、と思いすぎると
かえってそっちにエネルギーをとられすぎてしまって、
もともとできていたことまでできなくなる…という話です。

というわけで、写真のイメージはともあれ、
内容は自分が話したいことを話せるので、
当日は楽しくやれたらいいなと思っているところです。
かなり人がいっぱいいてお祭りっぽいので、
私の出番の時にはすでに
雰囲気が盛り上がっていたらいいなあと思っています。

ゼミ旅行2012(1)

2012-03-22 22:08:26 | 授業日記
先週末3/17(土)~18(日)にかけて、
ゼミで和歌山へ旅行に行っていました♪

なかなか時間がとれず、カナダの報告もしていませんが、
明日がもう卒業式ですので、
急ぎ、ゼミ旅行の写真などをアップします

朝集合~ドライブにて、和歌山・サンシャイン牧場へ。

そこでバーベキューランチです。


せっせと仕度をするゼミっ子たち。


野菜もたっぷり。ひたすら切ります。
(Mさん、買い出しありがとうございました


さあ食べるぞー

お肉に絞るレモンを口に入れてみました。

大丈夫な人とすっぱい人。

その後、同じ牧場内のいちご狩りへ~


「ヤギがいる」と走るゼミっ子たち。


かわいいね~となでなでしていると・・・


カバンを食べようとするヤギ。


さらに服を食べようとするヤギ。

でもちょっと落ち着いてくれたので・・・

「お前は私が好きなんだね」と、なでなで。

ヤギとの戯れタイムも一段落し、いちごハウスへ。


ハウスへ入ると・・・


立派なイチゴたち


こんな感じです。
WEDGEWOODの「ワイルドストロベリー」シリーズだわ

その後は、いちご狩りに夢中
いちごは中まで赤くてびっくりするほど甘くて
たっぷりたっぷり食べて食べて食べて、

途中、Mさんがもってきてくれていたフォンデュセットで
いちごのチョコフォンデュなども楽しみつつ・・・

「悔いなし」と納得するまで食べました。
(時間制限なしだったのです

いちご狩り、食べるのに夢中でことごとく写真がありません

その後は、千畳敷という景勝地へ。


着いた時はこんな感じでした。


「海だな~」と大人がしみじみと
偉大なる太平洋の風景を眺めていると


あら。子どもたちはもうあんなところに

おや?

何かいるみたいです。
(後で見てみると、小さな魚らしきものが沢山いました

あ、こちらに気づいたようです。

はい、チーズ。

大人も交えて

ONE PIECEだそうです。

でも前からも撮っちゃお

こんな人たちがゼミッ子です。


高台に立つ男・見守る女


海に挑む男


海を臨む女たち


再び・海に挑む男

彼がこの先端から引き上げてきた直後、
大きな波がやってきました。
彼は足はずぶ濡れになったものの、
あの場所にあのままいたら…と思うととても怖かったです

千畳敷の海岸の岩肌はこんな感じです。


表面はこんな感じ。不思議です。


だんだん、ミルクレープに見えてきました。


風景を撮ろうとしたらゼミッ子が1名。

いつの間に・・・

その後、別の展望台のようなところに移動。

そこからの風景はこんな感じでした。


海を眺めるゼミッ子たち。

なんだか、電線に停まったスズメたちのようです。

近くのお店で買ったイカ、これがまたおいしかったです


その後は宿で向かい、温泉&夜ご飯&飲み会へ。
瞬く間に時間が過ぎ去ってしまいました。

3月は締め切りに追われていますので
いつ続きが書けるかわかりませんが、
2日目はアドベンチャーワールドでした
いずれ、アップしたいと思います。

修論発表会

2012-03-06 02:43:31 | 授業日記
私は、兵庫教育大学の、
大学院学校教育科・教育コミュニケーションコース
というところに所属しているのですが、
今年度は13名の方がうちのコースで修論を書かれました。

というわけで、先週土曜日(3/3)、
コースの修士論文発表会が開かれました。

場所は神戸サテライト。
いつも夜間コースの授業が行われるところです。
神戸サテライトは、ハーバーランド近くのよいところにあるので
(でもこのエリア、
 ホテルニューオータニも阪急百貨店もつぶれていってます・・・)
なかまゼミは、ランチ集合で、モザイクでがっつり
お昼ご飯を食べてから臨みました

まずはコース長挨拶


院生挨拶を経て


発表でした。発表者は11名。
本コースは、教員自体が、歴史、思想、哲学、心理学、と
他領域に渡っているので、修論テーマも多様です。
しっかり書けている発表の時は特に、もっと知りたい
という気持ちで聞けるので、楽しいです。

加えて、それぞれの発表のテイストがなんとも
それぞれ独特で面白かったです。
苦労話も盛り込みながら発表、というのが慣例になっているのですが
苦労のしどころがそれぞれ違っていて興味深いでした。

うちのゼミ生もがんばって発表していましたが、
・・・写真を撮るのを忘れてしまいました

発表が終わって打ち上げ会場へ。



とっても嬉しそうなM2生たち。

そんなハッピーな風景を、私はスマホでパチパチ撮っていたのですが、

早くも閉会の挨拶です。


楽しい時間はあっという間に過ぎるということ??


いえいえ、実は・・・

私のカメラの腕が残念すぎて、
ほとんど使えるものがなく、こんな報告になってしまいました・・・。

修論出せたのも発表できたのも打ち上げできたのも
すべてめでたいことですが、
卒業が近づいていることが何とも寂しいですね。。。

祝☆修論修正・完了

2012-02-20 12:15:49 | 授業日記
12月20日と1月10日に修士論文の締め切りがあったのですが、
兵庫教育大学では、
その後、修論試問で受けた指摘などをもとに修正して
最終稿を完成させるというのが慣例になっているようです。

3名のゼミ生たちは、それぞれかなりの量の直しを行い、
結構な努力の末に最終稿を書き上げてくれました
本日、提出してまいりました。

この過程では、一旦終わったものに再度心を戻すというステップが
結構しんどいのですが(私にとっても)、
そのモードに戻ると、再び気合いが入り(私も)、
以前には見過ごしていた色々な問題や改善点が見えてきて、
再度の鬼の添削を行っておりました。

しかし、時が経つと以前には見えなかったものが見えてくるので不思議です。
また、部分を直すと全体的な構造がくずれるので
一つの直しがそれで終わらなくなったり。
まさに論文とはゲシュタルトで理解されるものだなあと思いました。

でも、格段によくなったと思います
時間をおいて、試問で色々な先生方の意見を聞いて、
本当によかったなあと思っています。
お疲れ様でした。

さて、その中で、Sさんが、自分の論文を伝えるための
オリジナル・キャラを作ってきてくれました。

彼女は、自分のことを話そうとする時、
話したくても話せない人がいる現状を問題としてとりあげました。
その事態に関連する個人的特性として、
社会的場面で積極的になることができない性質を表す
“シャイネス”に注目しました。
そして、シャイネスがコミュニケーションに
いかなる影響を及ぼすか?を検討しました。

色々分析をしていたので、それを整理するため
「論文を通しての成果が一目で分かる図を作ろう!」
ということが今回の書き直しの大きな課題でした。

何度か書き直して、内容的には整ったかな?という状態になったとき、
「もっとポップな感じにして」
という注文を出しました。
せっかく一つの図にしたのに、
小さい字が沢山ならんでいて見づらく、
見たい!という気持ちにさせる魅力に欠けていたからです。

そして、彼女は苦心の末に、珠玉のキャラを誕生させました。

「シャイ君」


このキャラと共に、
「シャイネスがコミュニケーション過程に及ぼす影響?」
というタイトルが目をひく素晴らしい図になりました。

でも、私、かなり衝撃を受けました。
インパクト、大きくないですか??

笑いが止まらない私に向かって、
「先生、私、まじめですよ
とSさん。

それはよく分かっています
だって、修論を代表する図ですから・・・

そして、彼女は、話したくても話せない人が話せるようにするには?
ということも2年間考え続けてきたのですが、
検討を通して得られた結論のそばに、こんなキャラが・・・



これは、話したくても話せない人が話せるように
あたたかく見守ってくれるサポートキャラだそうです・・・

なんて個性的なイラストなんだろう・・・
私の発想を遙かに超えています。
こんなキャラ、私は生み出せない・・・

という思いにも至ると、イラストのインパクトの衝撃に
すごいなーとひたすら感心。

そこで、彼女にファイルちょうだい
と言ったら、

「シャイじゃダメかな?と思って」と
書き直した新たなキャラを持ってきてくれました。



シャイだったけど元気になったところらしいです。

そして、サポートキャラのもとの画像はというと・・・



背景が黒い・・・なぜ
やっぱ・・・ちょっとこわい

と再び衝撃を受けていたのですが、
不思議なもので、
見慣れてくると最初に感じた衝撃も薄れてきました。
私にとっては今は、「やあ」と声をかけたくなる
顔見知りのキャラたちになっています。

初めて見た皆さんはどう感じられたでしょうか?

何はともあれ、このキャラのおかげで、
彼女の修論を象徴するまとめの図は
非常に魅力的なものになりました

修論・試問終了

2012-02-07 22:20:38 | 授業日記
今年度、私のゼミでは、12月20日に昼間の2名、
1月10日に夜間の1名が
めでたく修論を提出していましたが、
結局、その論文には一体どんな意義があるのでしょうか。

といったことを問いただす、修論の口頭試問が行われました。

論文執筆の際にも、題目を定めたり要約を書いたりと、
結局その論文の核心は何だ!?という問題には幾度となく向き合い、
それを見極めていくのですが
その核心部分を中心に、過不足なく論文の内容を述べるというのは
また難しい作業になりますね。
口頭試問では、それを中心に、本人にしっかり説明してもらうわけです。

3名それぞれに対して私を含めた5名の教員がずらりと並び、
修論に対する質問や意見を述べていかれます。
指導していると、どうしても読み慣れてしまったり、
枠にはまりこんでしまったりするのですが、
別の観点をもつ他の先生方の意見を聞くというのは、
本当にいい勉強になりますね。
有り難い限りです。

とはいえ、私は何もしてあげられないので、
それぞれが一生懸命答えているのをダルマになって見守るだけで・・・
いやいや、皆、よくがんばりました

さて。

それが終わると、お疲れ様会でした
Kさんの誕生日がつい先日だったので



ハッピーバースディー

非常に深い味わいのチョコレートケーキは大人の味
いつもはあまりケーキを食べないKさんも、
おいしいおいしいと食べてくださいました。

いくつになっても、誕生日は御祝いしたいものですね、
生んでくれた人のためにも

その後は、たこ焼き会でした


たこ焼き家元と師範の2人。
名誉ゼミ生とよびたいくらい上手です。
たこ焼き作るのがうまい人って、たこ焼き器に対して、
絶妙な感じに身体がナナメに向き合う姿勢になるんですよね。

私は超ヘタクソなので、棒にさわりもせず、具を乗せる手伝いさえせず、
たこ焼きが焼けるのを待ち、おいしくいただきました。

試問に臨んだM2の3人も


来年が怖いM1の2人も


ソースとして用意されていた「つけてみそかけてみそ」とマヨネーズのコラボに感激しつつ
たらふくたこ焼きを食べ、楽しい時間を過ごしたのでした。

集合写真・・・なんかヘン?
(合成ついでに全員集合にしちゃいました)

卒論発表会&4回生を送る会

2012-02-01 13:00:19 | 授業日記
昨日で1月も終わってしまいましたー

さて、一週間前の先週水曜日(1/25)、
卒論発表会と4回生を送る会が開かれました。

兵庫教育大に移ってから
卒論生をもったのが初めてだったので、
今年は初めて出席しました。
(あ、発表会はちらほら参加してましたよ

コース全体の30人以上の発表のため、発表会は、
朝から夕方まで、2部屋平行で行われてました。

うちのゼミ生たちも…





パワーポイント作って発表していました。

その後、四回生を送る会。
二回生が幹事になって色々準備してたみたいです。

四回生幹事の挨拶。


大人数をまとめるのは大変だったみたいですね。

「みんなのことがまだ全部は信じ切れてないけど、
 でもみんなのことが大好きです」

名言だわ。

彼の挨拶が終わろうとすると・・・
「ちょっと待った
(↑私たちの世代には懐かしいフレーズ・・・)

四回生副幹事の挨拶。


四回生への思いと幹事への感謝を
涙と笑いで語ってくれました。

彼女の挨拶が終わろうとすると・・・
「ちょっと待った



四回生一同から、幹事&副幹事への感謝のメッセージ

そして花束贈呈


そして、幹事&副幹事も交えて、
四回生担任の先生への感謝のメッセージ&花束


なかなか心温まる会でした。

あと2ヶ月足らずの学生生活。
大切に過ごしてくださいね

ラスト・ゼミ?

2012-01-18 19:56:49 | 授業日記
いよいよ学部生の卒業論文提出も、今週金曜日に迫ってきました。

かなーーーり動き始めるのが遅かった4回生たちではありましたが、
正月明けには、なんとか形を作ってくるところまでは来てました。
なので、ここのところ、私からの鬼の添削を浴びる毎日です。

そんな折、3回生がチーズスフレを作ってきてくれました
すばらしい…



レジュメの散らばる机にスフレが輝きます



その心配り、疲労のたまった4回生の心身に
大きなエナジーを与えてくれたことでしょう。

彼女曰く
「4回生さんが来られるの、今日が最後ですよね」

あ。。。ほんとだ

水曜日が学部ゼミの日なのですが、今週金曜日が卒論提出なので、
4回生をまじえての正規の学部ゼミは、今日が最後だわ。

ということで、パシャリ。


さあ、明後日、4回生は無事に卒論を提出できるかな
もうひとふんばり、がんばれ

ひょうちゃん

2012-01-16 20:22:39 | 授業日記
兵庫教育大学のゆるキャラである「ひょうちゃん」の
ひょうちゃんストラップをいただきました♪



ひょうちゃんとは、兵庫の「兵」をかたどったキャラクターです。
最近ではいろんな大学でゆるキャラを作っているようですが、
それらの中でもひょうちゃんはかなりいい線いっていると思うのですが
いかがでしょうか?

ひょうちゃんは、この秋に出来たトイレでも節電マナーを呼びかけたり

自ら厚着をして節電の模範を示したり

活躍中です。

私の周りの多くの人びとはひょうちゃんをかわいがっていますし、
もっと色んな活躍ができると思うのです。
どんどんアイディアは浮かぶのですが、
そういった意見がいつか採用される日がくるのでしょうか・・・

祝☆修論完成

2012-01-12 20:27:02 | 授業日記


去る1月10日、夜間クラスの修論提出日でした。
彼も無事提出することができ、
今年度は、めでたく3名が修論を完成させてくれました。

どうなることかと思ったことも多々ありました。
秋には、昨年度、つらい思いを乗り越えた修論生から
「今がいちばんつらい時でしょう」と
修論生に差し入れが届いたりもしました。
きっとつらい時期もたくさんあったと思いますが
3名とも、怒濤のがんばりを見せてくれて。

完成した修論を受け取ったその日も
私は夜間の授業に移動しなければならず
ゆっくり感動を味わう暇もなかったのですが、
とにかく仕上げられたそのパワーに拍手
本当に本当によくがんばりました。

そして昨日、初めて3名からの謝辞に目を通しました。

あふれんばかりの感謝を示してくれる心、
そして、修論に熱い思いを注いでくれていたことに感動し
・・・涙が出ました

昨日はそれでも「うう、泣いている場合ではない…」と
仕事を続けねばならなかったのですが、
今日は少しゆっくりできるので、
今日改めて、3名のがんばりとそこに関われた我が身の果報に
乾杯しようと思います。