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建築ツアー(恵比寿編)

2016-10-06 22:52:58 | イベント
みんなの大東京建築ツアー

 アートテラーとに~さん主催の、みんなの大東京建築ツアー【恵比寿編】 に参加した。講師は建築家のペンさん。今回は恵比寿駅の周辺を巡るツアー。恵比寿なんてとっくにやっただろうとみんな思い込んでいたが、そのまわりはやったけれど恵比寿がポツンと抜けていたことにスタッフさんがこぞって最近気づいたらしい。ガーデンプレイスができる前に2年ほど恵比寿に住んでいたことがある。その頃は地上げ屋のせいであちこちに空地が点在していた。住んでいたのだから恵比寿は詳しいはずだが、一度も歩いたことのない住宅地やら裏道などいくらでもある。それに開発が進んで入れ物も建て替わり一歩角を曲がると見たこともないような街並みが続いていたりする。角の風呂屋やタバコ屋がビルになった、というくらいの様変わりなら、あぁここが懐かしいあの店だ!なんて昔を振り返ることもできるのだが、たとえばガーデンプレイスみたいに広大なエリアがごっそりとまったく違った巨大施設に変わってしまうと、どこに細道があったっけ? どこに銭湯があったっけ? あれ?住んでいたとこどこだっけ? とか、もうわけワカメ。

01.東京恩寵教会 【野老(ところ)正昭】
02.belle恵比寿(旧:OCTAGON) 【高松伸】
03.STUDIO EBIS 【鈴木恂(まこと)】
04.恵比寿の家 【鈴木エドワード】
05.恵比寿四丁目交番 【平倉直子】
06.伊東建築塾 【伊東豊雄】
07.COMS EBISU 【大藪元宏】
08.rim 【下吹越武人(しもひごし たけと)】
09.EBISU Folio Act.3 【川辺直哉】
10.MA2 Gallery 【千葉学】

 この日は都民の日で、最近リニューアルされたばかりの東京都写真美術館で「ロスト・ヒューマン/杉本博司展」を無料で観覧できた。妙なものを収集する杉本氏の「今日 世界は死んだ もしかすると昨日かもしれない」という意味深なキャプションとともに、錆びの出たトタン板で覆った壁面に囲まれて、人類がいなくなった後の虚ろなロストヒューマン感を醸し出す展示室でさまざまな怪しげな展示物が存在感を主張している。

 その東京都写真美術館はリニューアルに伴い「TOP MUSEUM」と愛称が付いた。「Tokyo Photographic Art Museum」の頭文字だそうだが、それなら「TPA MUSEUM」だろが・・・というツッコミをみんなで入れた。1機だけだったエレベーターが2機に増えたが、相変わらず動きが遅いという噂が流れる。たまたまエレベーターに乗り合わせたスタッフさんが「遅くてすみません」と自虐的だった。噂だけでなく館内の人も同じ意見だったようだ。







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