『思い出のマーニー』
今年のジブリは米林宏昌監督作品。原作はイギリスの児童文学だそうで、ストーリー展開は原作通りかどうだか知らんけれど、舞台を北海道に置き換えて、違和感のない物語に仕上がっている。
ぜんそく持ちの主人公アンナが転地療養のため、夏休みの間だけ、親戚の家に行くところから物語は始まる。海の見える風光明媚な環境でアンナの体力は回復していくのか、ということだが、アンナはぜんそく以外にも、治さなくてはならない心の痛みを抱えていたのだ。
そんなアンナの前にマーニーと名乗る金髪の美少女が現れる。現れ方は観客にも実にわかりやすく、普通に近所に住んでいる少女ではないことは一目瞭然で、観客は「あぁジブリの世界が始まったな」と思いながら、この先どうなるのかとわくわくしながら見ることになる。
そうは言っても、八百万の神々がぞろぞろ出てきたり、ドラゴンが飛んできてしゃべったりする物語とはちょっと違うソフト路線なので、怪物が登場しないと物足りない人にはどうかな、とは思うが、もともと児童文学ということで、良い子たちに見せてあげたいような、ちょっとホロリとする心温まる映画になっている。
今年のジブリは米林宏昌監督作品。原作はイギリスの児童文学だそうで、ストーリー展開は原作通りかどうだか知らんけれど、舞台を北海道に置き換えて、違和感のない物語に仕上がっている。
ぜんそく持ちの主人公アンナが転地療養のため、夏休みの間だけ、親戚の家に行くところから物語は始まる。海の見える風光明媚な環境でアンナの体力は回復していくのか、ということだが、アンナはぜんそく以外にも、治さなくてはならない心の痛みを抱えていたのだ。
そんなアンナの前にマーニーと名乗る金髪の美少女が現れる。現れ方は観客にも実にわかりやすく、普通に近所に住んでいる少女ではないことは一目瞭然で、観客は「あぁジブリの世界が始まったな」と思いながら、この先どうなるのかとわくわくしながら見ることになる。
そうは言っても、八百万の神々がぞろぞろ出てきたり、ドラゴンが飛んできてしゃべったりする物語とはちょっと違うソフト路線なので、怪物が登場しないと物足りない人にはどうかな、とは思うが、もともと児童文学ということで、良い子たちに見せてあげたいような、ちょっとホロリとする心温まる映画になっている。
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