[PCウォッチ] 軽量モバイルPCのデュアルコア化を模索するIntel (本田雅一の「週刊モバイル通信」)
チップを売ってもうける商売である以上、出荷量を増やすか単価を上げないと売り上げは上がりません。以前は周波数という「見える」数字で優位性をアピールし単価を上げる作戦でしたが、モデルナンバー制となった今はそのモデルナンバーの数字の違いでしか優位性をアピールできなくなり(違いが見えにくくなり)、単価を上げづらくなってしまってます。そんな中での、「デュアルコア」という特徴そのものを付加価値に仕立てようというIntelの作戦です。
ただそれも一筋縄ではいかないようで、例えば超低電圧版は薄型軽量省電力モバイル向けに有利なチップであるのにもかかわらず、周波数などから来るモデルナンバーが低い・デュアルコアではない、となり単価を上げづらいという事情があります。(超低電圧版の価値が「見えにくく」日本くらいでしか買ってもらえない) んなら製品ラインナップをできるだけデュアルコアにしちゃえ、てことで、10.5W TDPクラスにもデュアルコアCPUを、とIntelが無茶なことをいってます。
デュアルコアって、サーバマシンなどの一部PC向け以外でも果たして有利なんでしょうかね。HTってメモリのレイテンシを隠すための技術と説明されてますが、処理速度に格差のある2つのコアが動いているCPUといえなくもないです。今んとこHTで十分やん、と思わないでもない今日この頃。まぁモバイル向けCPUには今んとこHTやEM64Tが実装されていないので、単純にデスクトップ向けCPUと比較できないですが。
チップを売ってもうける商売である以上、出荷量を増やすか単価を上げないと売り上げは上がりません。以前は周波数という「見える」数字で優位性をアピールし単価を上げる作戦でしたが、モデルナンバー制となった今はそのモデルナンバーの数字の違いでしか優位性をアピールできなくなり(違いが見えにくくなり)、単価を上げづらくなってしまってます。そんな中での、「デュアルコア」という特徴そのものを付加価値に仕立てようというIntelの作戦です。
ただそれも一筋縄ではいかないようで、例えば超低電圧版は薄型軽量省電力モバイル向けに有利なチップであるのにもかかわらず、周波数などから来るモデルナンバーが低い・デュアルコアではない、となり単価を上げづらいという事情があります。(超低電圧版の価値が「見えにくく」日本くらいでしか買ってもらえない) んなら製品ラインナップをできるだけデュアルコアにしちゃえ、てことで、10.5W TDPクラスにもデュアルコアCPUを、とIntelが無茶なことをいってます。
デュアルコアって、サーバマシンなどの一部PC向け以外でも果たして有利なんでしょうかね。HTってメモリのレイテンシを隠すための技術と説明されてますが、処理速度に格差のある2つのコアが動いているCPUといえなくもないです。今んとこHTで十分やん、と思わないでもない今日この頃。まぁモバイル向けCPUには今んとこHTやEM64Tが実装されていないので、単純にデスクトップ向けCPUと比較できないですが。